Dyson Sphere Program @ 2021-01-25

本日のネタを半分書き終えていた地点で、突如DSPのアップグレードが始まった。まただ。ここ数日、いや、私が本作を購入してから、毎日、アップグレードが入っている。今回も大した内容ではないかもしれないが、アップグレード頻度に関してはこれまでのところ文句なしの対応速度で恐れ入る。さて今回の修正はどのようなものだろうか・・・


https://store.steampowered.com/newshub/app/1366540/view/3069734283136990968

New features:
- Icarus is growing for you! Now it can shine your way at night.

Changes:
- The 'Logistics Station' is called 'Planetary Logistic Station' now, in order not to mistaken it with the 'Interstellar Logistics Station'.
- The maximum range of the foundation cursor is increased to 10x10.
- Now the storage tank panel has a different color on its switch button when it is off.


なん・・・だと・・・?


私がレビューで酷評した夜暗すぎる問題も、昨日ネタにしたLogistics Stationが惑星間の輸送に使えない、そう勘違いしてしまう問題も、たったの1日2日で修正されているのである。たしかにどちらも大した手間のかかる修正ではないとはいえ、早い、早すぎる。世の中にはびこる早期アクセスのゲームの半数以上はせいぜい1ヶ月に1回修正が入れば関の山といったところなのに。

こんな調子で修正が入っていけば一年後にはGotY間違いなしではないか。The Riftbreakerが予定通り今年にリリースされて、本作を上回る出来にならない限り、対抗馬など存在しないのではないだろうか。それともHadesのような番狂わせが今年もリリースされてくれるのだろうか、2021年が始まったばかりだというのに今から楽しみでならない。


以下蛇足

私は掃除をするのが好きだ。

思うに、掃除というのは実に良い仕事だと思う。無心になって一心不乱にできる作業なので、余計な感情や考えで頭が埋め尽くされているときに最適だ。環境がきれいになっていい気分になるし、まさに一石二鳥というわけである。私が幼かった頃にサボっていると、父にさんざん怒鳴られ「サボるぐらいなら掃除でもしていろ!」と叱られたものであるが、なるほどサボるぐらいなら掃除でもしろというのは理に適っているものだとこの年になって思う。やる気がでないとき、気分が乗らないときでも、ちょっと机でも拭いてみればなにかする気力が湧いてくるものなのだ。

さて、そういうわけでこれがダイソン球建設の話に繋がる。正直、新しい研究ビーカーを作るのが億劫になるときが皆様にもあるのではないだろうか。そういうときこそ掃除である。工場の掃除だ。スパゲティになっているコンベアベルトを引き直し、古い作業台を最新のものに入れ替え、床を埋め立てて地面を慣らし、邪魔な位置に置いてある風力発電機をじゃまにならない場所に移動させ・・・といった軽作業を行っていくと、やがて工場全体が俯瞰できるようになり、実は次の研究ビーカーを作るために必要な作業が思ったより簡単である、ということに気づいたりするのである。

画像1

まさに、作業が進まない日は工場の掃除でもしていろ、ということだ。


以下蛇足の蛇足

ちなみに、この掃除の話にはオチがついている。

私が聞いたとある仏教の法話からの引用だ。あるところに偉い坊さんと下っ端の修行僧の二人が暮らしていたのだが、修行僧があまりにも日々の掃除を熱心にするようになってしまい、とうとう偉い坊さんに「修行ばっかしてサボってんじゃねえ!」とキレてしまうという話だ。当然偉い坊さんは「サボってんのはおめえだボケ、我々の仕事は修行することだ」と諭すのだが、我々も、というか主に私が、掃除ばかりに入れ込んで本来の仕事をおざなりにしてしまいがちなのである。そういうわけで、今日もダイソン球の建設は進まず・・・