Dyson Sphere Program @ 2021-01-24

全国八百万の一級ダイソン球建築士の皆様、週末を如何お過ごしであろうか?当然諸兄におかれましては既にダイソン球建築の第一歩として惑星開拓に着手されているかと思われるが、進みの早いプロ建築士の方々についてはそろそろ星系内の他の星からリソースを入手しなければならない段階に着手しつつあるのではないかと推察致す。

当然、そうなると、本作のプロモーションビデオにも見られたような、惑星間の物資運搬船を作って自動的に他の惑星から母星に物資を運ぶような設定を行いたくなるというわけだ。そこで、早速研究を進めてみた。


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完成だ!見よ、このそびえ立つ宇宙規模の発着港を!これを母星と目的地にぶっ立てて、あとはドローンを配置すれば私の悲願は達成される・・・


・・・あれ?動かない。


おかしい。確かに設定は間違っていないのだが・・・しかし確かに言われてみればドローンの移動速度が8m/sなどと書かれている。これは大気圏内の速度であって大気圏外ならもっと早いだろう、本当に8m/sなら目的地まで1天文距離(=地球と太陽の間の平均距離ぐらい)あるというのに未来永劫ゴールに着かないではないか、自分自身がSailするときだって400m/s以上は出るから50倍以上時間がかかるようでは役に立たないし・・・などと四苦八苦していたら、とある友人から助け舟が。


それ惑星間輸送には使えないよ、惑星間で使うやつは別


は???何で???


待て待て、さっきのアドバイザーのロボだってこの装置は"Inter-Planetary"輸送に使えると明言していたじゃないか・・・

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ほらよく見てみろ、ここが・・・

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INTRA-PLANETARYじゃねえか!!!!!!!!!!!!!!
紛らわしいわぶっ殺すぞ!!!!!!!!!


はぁ、要するにこの装置intra-planetary (惑星内輸送用) であって大気圏の外には出られない。これではデカイだけで何の役にも経たない。仕方がないので最後に残された手段を使うしかない。


人力だ。


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まず採掘地点を用意。Tier3のベルトコンベヤ(以降Factorioに倣って青ベルトと呼ぶことにする、面倒くさい)の速度は30アイテム毎秒、Tier1のSmelterがチタンを溶かす速度は2秒で2チタン鉱石すなわち1チタン鉱石毎秒、従って1つのベルトに片側15ずつ、30Smelter並べれば最適効率となる。これで0.5青ベルト相当のチタンが得られるので、同じものをもう一つ用意すれば青ベルトがFully Compressed状態になるというわけだ。このFully Compressed状態の青ベルトをコンテナにしまうときには未研究状態であれば青インサーター・・・じゃなくて青Sorterが最低5個必要になる(1つ6アイテム/秒/距離であるため、密着状態で5個並べれば30アイテム毎秒となる)。研究をすすめるとSorterが一度につかめるスタックの数が増えていくため更に少ない数でハンドリングできるようになるのだが、最初は5個並べておけばよいだろう。

で、これでチタンは無限に出るようになったので、後は簡単だ。

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練炭とチタン背負って飛ぶんだよぉ!

この宇宙飛行、慣れないうちは宇宙で漂流することが多々あるのだが、出発前に太陽の方向と目的地の方向をVキーを押して星図で調べておくと迷いにくいのでオススメ。さらに下の速度計と距離計の間にあるコンパスの進行方向をターゲットにきちんと向け続けておくのが大事だ。カメラの向きとロボの飛行方向が一致しているわけではないので、きちんとコンパスを見ておくように。