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鼻水の拭き方一つでも…

こんにちは。おさくです。
今回は乳児保育についてお話したいと思います。テーマは「鼻水」についてです。

○鼻水をさっと拭いてあげるべき?

0.1.2歳児の子どもは自分で鼻水を拭くのは難しい為、拭くのは保育者の仕事になってきます。それではあの子、その子、この子もささっと素早く拭いていくのが質の高い保育なのでしょうか?

○拭かれた時の子どもの表情は?

ささっと拭いてもらってる子どもの表情は硬く、時には嫌がる子どももいるほどです。それはなぜなのか…。

○キーワードは「無言」

ささっと拭いているときは「無言」で拭いていることが多いです。鼻水を拭く行為は、いずれも子どもが自分で気付いてできるようになってほしい生活習慣です。よかれと思ってささっと拭いていると鼻水が出ていることに子ども自身が気付いていないことがあるのです。それでは子ども自身が鼻水に気付いて、自分で拭くということはいつまでたってもできません…。「無言」でささっと拭かれることは子どもにとって急に手がにゅっと出てきて鼻を拭かれる感覚になのです。

○言葉掛けで変わってくる

「おはなが出ているから拭こうね」と声を掛けるだけで子どもの表情や行動が変わります。表情は拭いてもらうとスッキリした表情になります。また鼻水が出る→拭くということが分かり、自分でティッシュを持ってきて拭いてくれという子どもも現れます。このように言葉掛け一つで子どもの快適な生活に繋がり、行動も変わっていくのです。言葉掛け一つ一つを大切にしていきたいですね。