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子どものモデルは誰?

こんにちは。おさくです。
今回は子どもの言動について僕の考えを伝えていきたいと思います。

○子どもの言動…

保育教諭をしていると「子どもが言うことを聞かないんですよ」「挨拶をしないんですよ」など、大人の求める言動に子どもが応えず相談される方がいます。

○まず大人が出来ていますか?

僕はそういう相談があるとまず…「お母さん(お父さん)は出来ていますか?」と質問をします。そうすると…堂々と「できています」と答えられる人は意外に少ないのです。

○子どもにとって身近な大人

家族が子どもにとって身近な大人の一人です。その大人が手本を示すことが出来ているかが子どもの言動に繋がると僕は思います。
例えば、「子どもの話を真剣に聞いてあげられていますか?」これをできていないのに子どもに話を聞いてほしいなんて都合が良すぎませんか?「自分の話を聞いてもらえないのになんで私は聞かないといけないの?」と子どもが思っても不思議ではありません。忙しくて聞くことが難しいこともありますが、少しでも時間を作って聞いてあげれば子どもも聞いてくれるかもしれません。
また、「子どもが挨拶をしてくれない」と思う方がいるかもしれません。知り合いに会うと「しっかり挨拶しなさい。」と声を掛ける場面も想像できます。その時に大人が自分から挨拶をしてください。そしてその姿を子どもに見せ続けて下さい。きっと子どもの中で「挨拶をするのが普通なのか」ときっと思うと思います。

○モデルとしての自覚を

子どもの身近な大人は自覚を持たないといけないと思います。それは親、また保育者、教育者…など。遊びや授業だけが教育ではありません。日々のモデルや言葉掛け全てが教育、保育になり得るのです。そして子どもの成長に影響を及ぼすのです。その事を自覚する必要があると強く思いました。