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西宮ストークス観戦記#3 選手紹介 PG・SG編

シーズン開幕を前に、今回は西宮ストークスの各選手をご紹介します。

なぜこんなことを書こうと思ったかと言えば、今シーズンから初めてストークスを観るよという人や、最近のバスケットボールの盛り上がりに「ちょっと行ってみるか」と思った人のために、何か役立つ情報を届けることができないだろうかと考えたからです。

本来、そういう方々には隣の席であれこれお伝えしたいのですが、かなりウザいというかただの迷惑です(下手をすると事案)。それでも、ここに書いておけば、もしかしたらいつかどこかで誰かの役に立つかもしれません。というわけで、ストークスの各選手について、「この選手って、どんなプレーが得意なの?」というポイントをご紹介していきます。

あくまで、私はここに注目しているという極めておせっかいな記事ではありますが、少しでも観戦の参考になればと思います。

◉PG(ポイントガード)

まずはPG(ポイントガード)から。PGはよく「コート上の司令塔」などと呼ばれます。ボール運びをして、ドリブルやパスをしながら攻撃を組み立てていきます。ストークスには、タイプの異なる2人のPGがいます。

#3 松崎賢人(まつざき・けんと)
まずは松崎選手。「スピードスター」の異名通り、疾走感あふれるドリブルとクイックネスが持ち味です。また、ディフェンスも得意で、常にマークマンに激しいプレッシャーをかけ、スティールやパスカットを狙っています。相手との距離の詰め方なども、よく観ると面白い。

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慣れてくると、相手のスクリーンを避ける時のスルスルしたフットワークに惚れ惚れしたりすることもありますが、そんな細かいはさておき、守備から攻撃へと切り替わる瞬間、松崎選手がボールを持ったら、その加速度に注目してみてください。

#20 岸田篤生(きしだ・あつき)
今シーズンから加わった若きPG。スピードはそれほど速くはないものの、落ち着いたボールコントールやコートを見渡せる視野の広さは、プロ入り2年目とは思えぬ冷静さを備えています。

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それでいて、躊躇なく3Pシュートを放つ積極性や、ライバルにやられたら次のプレーでやり返そうとする熱いハートも秘めています。ポーカーフェイスなテクニシャンは、今シーズンを通してぐんぐん成長するはず。唾を付けておくなら今のうち。「推し」を探しているあなたにオススメです。

◉SG(シューティングガード)

続いてSGです。ずばり、点を取るのが仕事。特にストークスにおいては攻撃の中心を担うポジション。どのように彼らが点を取ろうとするのか、そのテクニックを堪能してください。

#13 道原紀晃(どうはら・のりあき)
道原選手がボールを持つと何かが起こります。昨シーズンも素晴らしい成績を残したエーススコアラー。ボディバランスの整ったシュートフォームは美しく、ぜんぶ入りそうな気さえします(実際、ほとんど入る)。

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ディフェンダーとの間合いの取り方や駆け引きが上手く、ドリブルで守備を翻弄し、ゴールへ迫ります。試合の中で、もし道原選手が相手のビッグマンと1on1をするシチュエーションになれば、それはハイライトシーンの合図。瞬きはしばらく控えましょう(写真が後ろ姿なのは、筋肉が美しいから)。

#11 俊野佳彦(としの・よしひこ)
今シーズンから加入した俊野選手は、先日の関西アーリーカップでもいきなり輝きを放ちました。とにかく積極的にゴールを狙う姿勢が印象的。プレーの引き出しが豊富で、パスを受けてのキャッチ&シュートもよし、ドリブルで中へ切り込んでよし、ボールハンドリングからパスを出してもよし。

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187cmとそれほど身長は高くないものの、意外にがっしりとした上半身が物語るように身体の強さも魅力の一つ。まさにオールラウンダーと言える俊野選手が、先発するのか、ベンチからの起爆剤となるのか、その起用法にも注目です。

#8  濵高 康明(はまたか・やすあき)
昨シーズンの途中から特別指定選手として加わった濵高選手は、今シーズンがプロとしてのルーキーイヤーになります。クレバーで攻撃センスが高く、ボールを持っていない時でも、常に得点につながるプレーをうかがっています。空いたスペースへ飛び込む思い切りとタイミングの良さは天性のもの。

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大学時代からそうだったように、PGのようにボールをコントロールし、パスから味方のシュートをクリエイトすることも得意。ジャンプ力もあって、184cmながらアップ時にはダンクを見せてくれることも。伸びしろしか感じない大物感を漂わせています。

まずはPG・SGの5人について、独断と偏見による紹介をしてみました。次回はSF・PF・Cの7人の選手をご紹介します。


※このnoteは単なるファンの個人的な感想であり、
西宮ストークスとは一切関係のない非公式なものです。





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