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11.14 @FE名古屋1|残念なお知らせ
東地区の強豪・群馬に連敗。ただ、それなりにチームとしての形も見え始めてきて、なんとかきっかけを掴みたい西宮ストークス。そんな状況で迎えるカードは永遠のライバル・FE名古屋先輩とのアウェー戦。巡り合わせと言えばそれまでですが、なんとなくしんどいね。
逆に叩けば一気に浮上する可能性もありますが、ルオフ選手がコンディション不良で遠征に帯同せず。私はこういう「なんかついてない」感じに過剰に反応してしまう性格なので、テンションだだ下がり。勝敗よりも、全員で戦える貴重な機会を失ってしまったことのショックが大きい。今シーズンはもう…というのはさすがに早すぎるか。
【1Q】
ムボジ選手のソフトなタッチのジャンパーで先制したものの、西宮のリードはこの瞬間のみ。わずか30秒。PNRからティルマン選手にあっさりレイアップを許すと、ターンオーバーからの速攻で鹿野選手にスリーを決められたあたりからペースはずっと名古屋。
ディフェンスはまあ良くはないけれど、確変気味の名古屋のスリーは決めた方を褒めるべきでもある(このQは4/7)。鹿野選手は3/3だしね。それよりも観ていて辛かったのがオフェンスで、このQの15本のうち11本を放ったのがデクワン・ジョーンズ選手という偏りっぷり。残りの4本中3本はムボジさんで、日本人選手でシュートを打ったのは渡邉選手の1本のみ。
DJは11本中5本を決めており(うち3Pが1本)、「エース」として捉えるならばそれでも及第点。セットを観てもDJのオープンをつくっているわけで。でもさ、本当にこれでいいの? だったら何のための日本人選手なんだ。外国籍選手を中心としたバスケットをしたいなら、わざわざB1クラスの選手を大枚はたいて(たぶん)呼んでくる必要ある? という話で。
DJの焦りを感じさせるようなシュートセレクションに対してチームメイトはどう感じているのだろう。フィッシャーHCのやりたいオフェンスはこういうものだったんだろうか。もしフィッシャーHCの考えがある程度は実現されているのならば、これ以上の上積みはないでしょう。そこまで短見なコーチだとは思っていないけれど、まるで合流初日みたいな内容だった。日本人選手の積極性はどうかという観点もないわけではないものの、少なくともこの試合の1Qでは、「システム」としてチームでわざわざこのバスケットをやっているように見えました。それが一番辛いの。セルフィッシュな選手が勝手にやっているだけの方がまだマシ。
私が勝手に期待していたのは、シューティングもボールハンドルも兼ね添えた選手を揃えて、ピックを駆使しながらボールムーブを生み出し、誰もがどこからでも仕掛けられるようなバスケットボールでした。こんな外国籍選手に頼り切った(非常に失礼な喩えですが)2〜3年前のB2下位クラブのような試合は観たくない。ということで、1Q終了時点で観るのを止めてしまいました。なんだよ、観戦記なのに観戦してないじゃないか。そんな残念なお知らせでした。
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