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2023年 サイコロきっぷの旅 福井・石川

今回は2023年2月1日~3日のJRサイコロきっぷの旅に関する旅の記録。
サイコロきっぷは「加賀温泉行き」が当たった。
酒蔵巡りを中心とした旅をしたつもり。
3日分をまとめて投稿します。


1日目 福井 2/1

まずは京都駅からサンダーバードに乗って福井駅を目指す。1泊目は福井県。

福井駅

福井駅の改札内に案内板が設置されていた。
途中下車できますよ的な説明。

案内

まずは黒龍酒造を目指す。
福井駅からえちぜん鉄道を利用して松岡駅に。
駅員さんが手動で切符を切るという昔ながらのスタイルだった

切符
松岡駅
松岡駅

駅に着いたがとりあえず食事をしたかったので検索して出てきた蕎麦屋まで歩いていく。しかし、雪が多くてかなり苦戦した。
「けんぞう蕎麦」という蕎麦屋にて「けんぞうそば」を注文。
店名と同じ商品なら間違いはないだろうという安直な思考での注文。

蕎麦屋
けんぞうそば

「けんぞうそば」はワサビの辛みが効いた蕎麦だった。思っていたより量が少なかった。
食事の後は目的地の黒龍酒造へ、と思っていたが近くに神社があったので少し寄り道。

階段
境内
紫神社

軽く参拝したあとはついに酒造に。
とても趣のある建物ですばらしい。杉玉がかわいい。
以下に黒龍酒造の売り場で撮影した写真を複数掲載する。
撮影許可はいただいている。

黒龍酒造
お酒たち
お酒たち


お猪口等のグッズ
囲炉裏

売り場は小さいがとても雰囲気が良く、販売窓口で接客されている方も非常に親切だった。
あまり購入できないので、調子に乗ってお酒6本とお猪口を購入。
後日宅配してもらうことになった。

黒龍酒造の蔵
1本だけ手荷物に追加
後日届いたお酒

酒造を出発し、福井駅のホテルに向かう。
(ホテルについてから気づいたが、黒龍酒造の近くにある田辺酒造に行くのを忘れていた)
宿泊地は駅前の「ホテル京福 福井駅前」。

部屋

まだ時間は十分あるなということで、次は常山酒造に行く。
雪の中を歩くのは大変だが、まあ仕方ない。駅から1㎞もないくらいの場所にある。

常山酒造

店内の写真は撮り忘れていた。ここでは「常山 超 辛口純米」を購入した。次の日に飲んだので味については後述する。

常山

夜ごはんは福井駅のお店で食べた。
ソースカツ丼とおろし蕎麦のセットに熱燗の日本酒。

ごはんとお酒


熱燗小徳利を注文

味の感想は「さけのわ」に投稿した。

食事が終わったらホテルに帰ってお風呂に入ったあと就寝。
一日目終了

2日目 石川県・加賀温泉 2/2

まずはホテルで朝食。なんとなく朝食付きにしてみたが、良かった。程よい量とバランス感。味も悪くない。結構安かったので文句なし。食後は部屋でコーヒーを飲んでから出発。

朝食
コーヒー



2日目は加賀温泉郷の1つ、「片山津温泉」が最終目的地。
まずは福井駅から石川県方面に向けて出発。
1つ目の目的地は「大日盛酒造資料館 (橋本酒造)」

動橋駅が最寄り駅。初見では読み方が分からず困惑。「いぶりはし」である。

駅から割と近くに酒造がある。

動橋駅
こういう古いものを見つけると嬉しい

到着。

大日盛酒造資料館(橋本酒造)
酒樽

中に入ると蔵の方が接客してくれる。
酒造の説明などを受けたあと、さっそく試飲させてもらえることになった。
8種類ほど飲ませてもらった。
古酒の年代別飲み比べは味の変化などが分かって面白かった。
全体的にクオリティーが高く、丁寧な酒造りがされている。

試飲した酒たち

試飲した後は升への焼き印体験をした。(有料)
もちろん、升は持ち帰ることができる。
お酒を飲まない人でも楽しめる何かを設けようという考えから、このような体験を行っているらしい。

焼き印

館内にはいろいろなものがおいてあり、見るだけでも十分楽しめる。

撮影スポット
瓶など
天井絵
迫力のある樽

蔵の人と長々とお話をした後(長居してすみません)、お酒も少し購入して鹿野酒造に向かう。

結構距離があり、雪も積もっているのでなかなか大変。

雪道をひたすら歩く
もうすぐ

ついに到着。雪のせいで靴が濡れてしまった。

鹿野酒造
商品たち

時期的なものか、蔵の中は皆さん忙しそうだったので早めにお酒を購入してそそくさと退散。

ここからは片山津温泉に歩いていく。かなり長距離で雪も積もっているが行けるだろうか。

雪しかない
地獄だ

キャリーケースを持ち上げつつの歩行なのでかなりきつかった。
靴もびしょ濡れである。
とりあえず加賀温泉駅まで行こうと思っていたが、かなり大変。苦しすぎる。

その後、かなり苦しみながら国道沿い(?)を歩いていたら唐突に「おーい!」と車に乗った見知らぬおっちゃん声をかけられた。
なんだなんだと思いながら返事をしたところ、行先を聞かれたので行先を伝えると、「送ってやるわ」と言われた。

お言葉に甘え、乗車。
神イベントの発生である。


最初は加賀温泉駅まで送ってくれるとのことだったが、片山津温泉が目的地であることを伝えると、宿まで送ってもらえることになった。

車内

片山津温泉の「かのや光楽苑」まで送ってもらった。
非常に助かった。何度もお礼をしながら下車。

和室

部屋に荷物を置いて少しくつろいだ後、夕飯を食べに近くのお店に行くことにした。(宿は素泊まりにしている)
「PINE DINER」というお店でカレーを食べた。

PINE DINER
カレーを食べた
コンビニ

コンビニにで軽く明日の朝食などを買い、宿に戻る。

館内

宿に戻ってからはまず温泉に入った。冷えたからだが暖められ、とても気持ちが良かった。最高。

さすがに中は撮れない

温泉に入ったあとは部屋でゆっくり晩酌。このうえない幸せを感じる。

昨日買ったお酒
案外甘い物と合う

味の感想については、例に漏れず「さけのわ」に投稿している↓

お茶でゆっくり

お酒を飲み、お茶を飲んでゆっくりした後睡眠。
2日目終了

3日目 再び福井県 2/3

ただ単に旅先から帰宅するだけじゃ勿体無いのでギリギリまで楽しむ。もちろん今日も酒蔵巡りである。観光地などは特に調べていない。
宿の送迎バスで加賀温泉駅に行き、そこから福井駅に舞い戻る。
福井駅とは1日ぶりの再会。福井駅から越前大野駅に向けて出発。

ボックスシート
越前大野駅の時刻表 少ない
駅舎 外
古さを感じるフォント
駅舎

越前大野駅から歩いていける距離に複数の酒蔵がある。
古めかしい建物なども色々残っており、風情のある街並みで歩くだけでも楽しい。
越前大野城というのがあるらしく、どうやらここは城下町的なところらしい。

広い道
源平酒造

残念ながら、源平酒造は閉まっていた。外観写真だけ撮影して退散。
少し歩いたところに宇野酒造場を発見。

電柱
宇野酒造場
酒たち
酒樽

1本だけお酒を購入して次のところに向けて歩く。

こういう古いものを見つけると嬉しい
南部酒造場
かっこいい

南部酒造場に到着。「花垣」は比較的有名な日本酒なので自分でも知っていたが見るのは初めてである。

もちろんこれを購入

また数分歩いて別の酒蔵を目指す。
道中が楽しい。思っていたより雪が無くて歩きやすいのは非常に助かる。

雪の地蔵

真名鶴酒造に到着。ここでは試飲ができた。最高

看板 これのグッズとかがあれば買いたいレベルで好きだな
真名鶴酒造
杉玉が丸すぎる。かわいい

早速試飲を楽しむ。客は自分だけなのでゆっくりできる(蔵の人に
迷惑をかけない範囲で)。


ここから取り出して飲む
奈良漬 試食あり
Tシャツなど
酒の味わいを示した表

試飲をし、買い物も楽しんだので福井駅に戻る。電車を1本逃すと大変なことになるタイプの路線なので注意が必要である。

越前大野
かっこいい電車
車内

電車で福井駅に戻り、晩飯を食べる。昼飯をスキップしたのでお腹がすいている。
北陸地方で親しまれているというチェーン店、8番らーめんにて食事。

現代的
これを食べた。うまい

この後はサンダーバードに乗って帰路に。2泊3日の充実した旅だった。

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