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オタクの始まり。

小学生のころ、モーニング娘。で初めてアイドルを好きになった。
自分のお小遣いで初めて買ったCDもモー娘。だった。

それ以降はモー娘。を中心にハロプロが好きで、小学生の私はもちろん稼ぎもないので、お母さんにファンクラブに入れて貰って、ライブにも何度か連れて行ってもらったりしていた(本当にありがたいお話)
この頃はいつもテレビで見ているアイドルを実際に自分の目で見れることが嬉しかった。
たぶんあの時代も握手会等の接触イベントもあったと思うけど、行ったことはなかった。

その後、中学生になって運動部に入ったり環境も変わって自然とハロプロ熱は冷めていった。
(この時期はEXILEや女子バレー観戦にハマったりはしていた)

高校生になってからも変わらず運動部に入ってはいたが、再びアイドルにハマる時が来た。
その頃ハンゲーム等のオンラインゲームも好きだったので比較的PCを使うことも多く、そんな時にAKB48を見つけてしまった。
私は気になり出すととことん調べたいタイプでそこからハマる勢いだけはすごい。部活終わりに録画してたテレビやYoutubeを見たり、そこから在宅48オタクが始まった。

部活をしていたのもあってバイトをしておらず、お金も時間もあまりなかったので、初めて現場に行ったのは部活を引退して大学も決まった高校3年生の終わりの方だった。
今はなき千里セルシーでの全国握手会。生で初めて見た前田敦子にめちゃくちゃ感動した。

私は大学に入りTwitterを始めた。リア垢にするつもりだったのにいつの間にか完全なるオタクアカウントになっていた。そしてTwitterがまた私のオタクを進行させた。
バイトも始めて自分で稼いだお金を自由に使えるようになり、ここから私の本格的なオタク活動が始まった...。

そんな良いタイミングで地元大阪・難波を拠点とするNMB48が出来た。これはもう行くしかないと思った私はオーディション番組から見始めて、推し(応援したい人)を見つけてしまった。

2011年の元旦にNMBの劇場公演が始まり、4日目の1/4に私は初めての公演(推しは初日メンバーから外れていたので不在)に当選して劇場デビューをおさめた。

推しはいなくてもオーディション番組から見ていた子たちが、実際に踊ったり歌ったりしているのを初めて見れてめちゃくちゃ嬉しかったのを覚えている。
そしてこの日、人生で初めて“レス”というものも経験した。

それから推しがいない劇場公演に半年以上通った(出る回数も少なかったのもあるが、ずっと推しのいる公演は外れ続けていた)
その頃は公演の配信もなかったので、推しが出る公演に外れた日はシルエットで判断しないといけないぐらい小さい画面のモニターの観覧をしに行っては感想を手紙でしたためたり、推しが更新するブログへのコメントもかかさなかった。

7月はじめの「Everyday、カチューシャ」劇場盤個別握手会がNMB48全メンバーが参加する初めての握手会だった。
その頃にはTwitterで48のオタクのフォロワーも増えて、仲の良いオタクも出来ていた。そのうちの一人の同世代の女の子と東京ビックサイトまで遠征した。

オタクを初めて気付いたこと。
好きなものが一緒(この場合はアイドル)だと、年齢性別問わずすぐに仲良くなれる。

初めての東京ビッグサイトだった(この後めちゃくちゃ通うことになる)
ずっと手紙やコメントを書いてた推しについに会って話せる....とりあえず緊張した。

そして推しのレーンへ。
並んでいる時点で姿が見えるんですが、そこにはツインテールの天使がいた。

初めての握手。
私が声を発する前に推しが発した一言目が「◯◯さん(私)ですよね?」だった。顔とか知らないはずなのに。

自分の容姿は伝えたことなかったけど、握手に行くことは手紙で事前に伝えていた。
そのあとも何度かループして話して、私のそれまでの(気持ち悪い)手紙やコメントがちゃんと本人に届いて伝わっていて感動した。

ここから完全にだった。


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