OSKYRKSL FUTSAL CONSIDERATION【#7-2】キャンセルする力
攻撃編です!数的有利のためなるべく攻撃を急ぐ場面です。
キャンセルする力
と言いつつ少し触れておきたいのがキャンセルについて。上の絵の場面。「人数を数えたら3vs2だった。チャンスだから攻めるぜ!」となると思います。しっかり状況を判断した結果として全く問題ありません。そしてしっかり決めきりたい場面です。奪われたりシュートが相手GKにキャッチされたら今度は一気にピンチになり大変です。
書きたいのは、例えば3vs2の場面から相手が1人返ってきた場合。またはそもそもどんな場面でも縦へのパスや相手を抜くドリブルを選択肢には入れているものの、それをやめて(キャンセルして)後ろの味方に戻すという選択ができることもとても重要です。
あるあるなのですがサッカー経験者ですごく足元が上手い人がフットサルの競技チームに入った時に最初全く活躍できないということがあります。守備の原則やチームの決め事を覚えることもそうですが、僕は縦パスを急いでしまったり1vs2の数的不利の状況やリスクのあるところでドリブルを仕掛けてしまうことに原因があると考えています。
ここまで読んだ結果、競技フットサルではDFが組織的に行われていると気付かれると思います。そのためもらったパスをすぐ縦にいれても最初その殆どが弾かれてしまうんです。偉そうに言うつもりはありません、僕も経験済です。
そんな時に上手な人はしっかり後ろに戻し作り直します。そこで後ろに戻す時のパスになるとすごくゆっくりな人いませんか?「あー、後ろに戻すしかないんか。仕方ないなあ」という消極的な気持ちがボールに乗っているのをよく見かけます。
違うんです!
ここでも常に速いパスを心がけてみてください。フットサルはコートが狭い分、サッカーでお互いのゴール前で殴り合うようなスポーツです。サッカーではDFまで戻したパスは消極的に捉えられるかもしれませんがフットサルではすぐに作り直せるパスです。Fリーグなどを観てもすべてのパスが速いと思います。
意識してみてください^^
【次回予告】
・中央にボールを運ぶ
・角⇒中と2列目への落とし
お読みいただきありがとうございます。実用的な記事を書けるよう努力してまいります。大阪ゆる個サルへのご参加もお待ちしています!