PRACTICE MENU #1 練習論

※過去に大阪ゆる個サルHPのブログにて書いたものを修正したものです

今回は練習の取り組む姿勢的なことを書いてみました。全てが正解でないと思いますが向上心を持っている方、練習会に通っている人や競技チームを始めた人なんかに参考になれば幸いです^^

練習って何なんでしょう。

試合を想定したものでないといけない

やはり練習は試合のためにするものだと思います。そのためフットサルが上手くなりたいのにピアノの弾き方を学んでもこれではフットサルは上手くならないと誰でもわかると思います。ピアノとはいかないまでも、マラソンのように走る行為はフットサルの試合中にしないため、フットサルで使える筋肉的にもあまり意味がない練習と近年特に言われています。

強度でも、日本人は練習では緩いが海外(サッカー先進国)の選手は練習から本番のように(ユニフォームを破くくらい)ガツガツくるといったことを聞いたことはありませんでしょうか。競技チームなら、同じチームメイトだからといって遠慮をしているとスタメンも勝ち取れないどころか上達の幅も狭くなると思います。

それに耳にタコができる言葉だと思いますが、練習でできないものは本番ではほぼできません。

本番(リーグや大会)だと他のチームや観客にも見られています。それを練習から意識できているか、改めて確認してみてください!本番で極度に緊張するのは日々本番をイメージしていないことも挙げられると思います。

具体的に試合のどこで応用できるのか


ある練習メニューをした時に果たしてそれは試合のどの場面を想定しているのかわかりますでしょうか。

指導者も、
・どの場面を想定して練習しているのか
・出来たかできていないかフィードバック
・できていないならできるようになるためのポイント
等を伝えるべきだと思います。

ですので練習会に参加して試合のどこで使うメニューなのかわからなければ質問することをオススメします。

教える側は質問のレベルでどこまでわかっているのか把握できる上、ぶっちゃけ質問してくるからこそ「好奇心がある、吸収が早い、上手くなろうとしている」とわかるため、聞かれたら答える(又は考えさせながら答える)という指導者の方も多いと思います。聞くのはタダです!試合のどこで使うための練習なのかわからなかったら聞いちゃいましょう。

練習の効率


初心者の練習会なら問題ありませんが、競技チームに入り上達したいのに(仕事など仕方の無い場合を除き)コートを使える時間に到着しそこから準備をしていませんでしょうか。

それって効率も悪い上に僕はその意識がプレーにも出てしまうと思います。

他にも指導者が「集合!」と声をかけた時や、例えばシュート練習でシュートを撃った後などダラダラ歩いていませんでしょうか。

僕が開催するような初心者の方向けの練習会はゆっくり歩いていただいて問題ありません!

限られた時間の練習の効率を上げることは、チーム全体が声を出して雰囲気を作っているという表面的なものより僕は重要だと思っています。そういった細かい点を変えることで、大きな変化になっていきます。本質は細部に宿ります。

指導者も参加人数を考え、例えば一人ずつ並んでシュートを打っている時にもう反面使って効率よくボールに触らせてあげれないか等を考える必要があると思います。

沢山失敗し繰り返さない工夫

練習でボールをとられたからこそ、本番でどうやってボールをとられないかという改善ができます。

失敗した時に「次はどうすれば良いか」を聞いたり、経験が増えると考えることで上達できます。

失敗を咎め萎縮させるダメな指導者もいますが、失敗は成功の元です。沢山チャレンジし失敗し改善するというサイクルにのせていきましょう。

そして同じ失敗をしないようにすることで上達していきます。教わったことを整理したりまとめたり工夫することで積み上がり上達に繋がると思います。

ミスは根性論で解決できません。次はもっと手をあげてキープしようだとか具体的な改善ポイントを見つけていきわからなければ聞いてみましょう。

勝ちを意識する


「ある練習をします、ルールはこうです」と説明を受けた時、なんとなく実行してはいけません。(特に競技者は)「どうやったら勝てるか」とひとつの練習に対しても作戦を考えることが上達に繋がります。常に本気で取り組み、勝ちを意識することで勝つ習慣がつきます。

考えるという行為は経験が必要なため最初は難しいかもしれません。でも全てにこだわりそしてこだわるからこそ楽しいし上達する筈です。

以上が僕が思う、練習の時に参加者もコーチも大事にすべきポイントです。なにより楽しむことで自らこちらのnoteを読んでくださるなど情報をとりにいくと思います。

全てはゲームです。一緒に楽しんで上達していきましょう!

お読みいただきありがとうございます。実用的な記事を書けるよう努力してまいります。大阪ゆる個サルへのご参加もお待ちしています!