OGRE SCENARIO #1

FUTSAL CONSIDERATIONはまだ終わっていません。バガボンド描きながらリアル描きたいではないですか(恐れ多い)。タイトルはオーガシナリオと読みます。

先日少しお話ししたチーム向けのnote(マガジン)を作り練習メニューなどを載せていこうと思うのですがその導入部分として参考になるかと思い、少しだけ自分の経験を話させていただきたいと思いました。

元チームメイトの為に最初にお伝えしておきますがこれは僕の功績ではありません。僕も1選手として皆で掴み取った結果です。そして上手い選手たちからすれば大したことない結果だと思います。

でも僕たち競技フットサル未経験者からすると大阪府フットサルリーグ参入1年目での優勝(2013年度)という目標は高い高い壁でした。チームメイトとは毎日喧嘩していましたし「そんな目標無理や」と沢山の人に言われましたし死ぬ程練習しました。正直練習に行くのが嫌な時もあり、本当に記憶に無いのですが僕はよく泣いていたそうです(笑)それだけ熱くぶつかってたんだと思います。

フットサルに魂を売った男の独り言です。
何かの参考になれば幸いです。

参入1年目で優勝するということ

まず先述したように、サッカーを高いレベルでしてきたチームやフットサルの元関西リーガー等で作ったチームだと参入1年目の優勝は高い目標ではないかもしれません。実際、そういった1年で通過した例は数チームあります。

反対にフットサルの選抜メンバーや競技経験者ばかりでチームを構成しても優勝できなかったチームも沢山知っています。一生懸命練習し何年も何年もチャレンジしているチームを知っています。補足として、文字だけでは伝わりにくいと思いますが、そういったチームを侮る気持ちは微塵もありません。

CONSIDERATIONの方でも競技、競技とうるさいと思いますが、1DAY大会ともまた戦い方が違います。3部では現状15分ハーフのプレーイングタイムで試合時間が長く殆どのチームが週に2、3回しっかりと練習をしています。

そんなところに参入して直ぐ優勝するなんて誰もが無理だと思って当然です。特に僕は今も下手ですが昔なんてもっとひどいレベルでした。証拠動画をお持ちの方もいるようですが「初心者の人ががんばってる!」というのが正しい形容だと思います。

そんな僕たちが結果を出せたのはもちろん偶然ではありません。「勝つべくして勝つ」というのが好きな言葉なのですが目標とそれに対してやってきたことが沢山あります。

余談ですが前身となるアレグレッツァの個サルも毎日満員で関東の方の団体に抜かれるまで日本一人を集めていました。今も特に禁止していないのですが、他の個サルの代表者さんがうちへ参加し仲良くなった人を呼ぶという構図がうちにはあります。丸1年休むこととなりシステムも大幅に変えたにもかかわらず今も沢山の人が来てくださっています。

驕る気もありませんしなにより参加してくださっている方には感謝しかありません。本当に両方一言で運が良かっただけに尽きるのですが個サルでもこだわっているポイントが幾つもあります。

きっかけは上手くなりたかった

なかなか前置きが長く申し訳ありません。

僕のフットサルの出会いは高校卒業した時くらいなので非常に早かったと思います。周りもフットサルって何?というレベルでしたし個サルという言葉はもちろんありませんでした。

バイト先の男性の先輩に誘われて小阪のフットサル場に行ったのが最初でしたが、その先輩も施設の会員番号が1番という程でした。

だからこそ当時は最初の街を出てすぐにエスタークにエンカウントしてしまうように、上手な人と蹴る機会も多くありました。(※ドラゴンクエスト5のネタ動画で実際ありました)

仕事が忙しく丸2,3年フットサルをしていない時期もありましたが、毎週土曜か日曜は同級生や先輩のチームと試合をしていました。どちらかと言うとエンジョイ志向だったため当時僕一人がガツガツしていました(笑)

毎週同じメンバーと蹴っている中でもっと上手くなりたいという気持ちだけはなんとなくあったんだと思います。暫くすると大会に出るようになりました。ビギナーの大会まではサッカー経験者の同級生のお陰で、苦戦したものの優勝することができましたが、エンジョイの大会で優勝できたのは後に競技を始めてからでした。(※関西では殆どのフットサル場でビギナー<エンジョイ)

徐々にカテゴリーを上げていった僕たちは、フットサル施設の夏の大きなエンジョイ大会で3位になることができました。そしてそこで壁を感じました。チームとして強くなるために練習が必要と感じ提案しましたが、賛同してもらえませんでした。

大会で負けて悔しくないですか?
僕はめちゃくちゃ悔しかったんです。涙が出るほど悔しかったんです。

きっかけはそんな小さい気持ちでした。そこからアレグレッツァができ大阪ゆる個サルができ、色んな人同士が出会い沢山のチームが生まれました。その中で結婚した方もいらっしゃり、沢山の方の人生が変わりました。

一人の男の小さな気持ちから世界が変わるんです。(大袈裟)

(まとめ)
・大きな目標があった
・とにかく上手くなりたいという気持ちがあった

...続きます

お読みいただきありがとうございます。実用的な記事を書けるよう努力してまいります。大阪ゆる個サルへのご参加もお待ちしています!