OGRE SCENARIO #3

分裂

イライラがピークに達すると同時にエース2名の転勤が決まりました。実は1人は女性でした。今は女子Fリーグで活躍している選手です。男子リーグで一緒に殴りこんで優勝しようと思っていました。この2名と一緒に優勝できなかったことだけが心残りです。

そして他の競技チームに行った選手や(正確には少し時期は違いますが)10番がパラグアイにサッカーの修行に行ってしまうなどこの時、先が見えませんでした。気持ちが無いように見えた1人の選手をクビにするという事件もありました。

実は本当はこの年に参入する予定だったのですが、チームレベルの低さも考慮し参入を見送ることとなりました。実際後から振り返りここで参入していたら1勝できたかどうかでした。

改革

具体的にリーダーが引っ張って変わっていったのではなく、全員で何度も何度も話し合っていました。戦術ボード片手に話しすぎて終電を逃してカラオケ屋に泊まったのもいい思い出です。

"僕らは"とにかく勝ちたかったんです。

そこでまず(1)練習場所を見直しました。
フットサルではとても小さなコートと広いコートがありますが、公式の競技リーグでは体育館で約20m×40mサイズを使用します。そしてその広さにより戦い方は大きく変わるためなるべく広いコートで練習するように変えました。

そしてこれは競技をしてから知ったのですが、20m×40mのコートでさえも強い相手と戦ったら驚く程狭く感じるんです。

床も公式では体育館のため芝生ではなく体育館やスポーツタイルのコートを使用しました。そういった細かいところから見直していきました。

そして(2)練習強度はより高くしました。高い強度でフィジカルトレーニングをしてから高い強度で練習をし競技経験者がうちへ体験に来ても口を揃えてしんどすぎると言われ入らってもらえず、後に様々な競技チームを経験した選手と飲みにいっても「オーガの練習が一番しんどかった」と言ってもらえます。

そんな練習を週に2回も3回もして個サルでもしっかりDFで戻るなど強度を下げませんでした。色々あって(笑)、毎日最低30kmクロスバイクで走っていたのも体力向上に繋がっていました。

正直後から振り返ると練習の質(上達に対しての効率)は高いものではなかったかもしれませんがとにかくがむしゃらでした。ベースとして僕たちは3部で走り負けない体力が必要と感じたためです。

そのためメニューとしても対人メニューを多く取り入れました。なるべくゲーム形式でガンガンやりあいました。といっても監督不在チームのため「今のパスなんやねん」や「こっちみてた?」などケンカ腰でやり合うことが自分のプレーの改善となっていました。もちろん正しく改善し評価してくれる監督がいるのがベストだと思います。

動きだけの練習をしてくなりますが、フットサルは動きだけで語れないと思っています。そして足元の技術だけでもダメだと思います。僕たちは体力をつける意味も含めとにかくゲームに近い対人系の練習を多く取り入れました。

勝つ習慣

そして僕たちは一言で言うと練習を練習と捉えていませんでした。

例えばAという初めてやる練習メニューがあった時、してはいけないことやタッチ制限(何回ボールに触れるか)の説明を聞いた時点でどうやって相手に勝つかと考えていました。

そして本番以上にバチバチにチームメイトとやり合っていました。時々怪我もしましたしさせてしまいました。

例えばシュート練習でシュートを打ったとしてもそこからボールを拾って返ってくるスピードなどもチーム全員で意識しました。個サルで仲良くなり入ってくれたマネージャー2人もできることを考え本当に良く動いてくれました。

殆どの練習や試合でビデオを回してくれてマネージャーからも他の選手と比べここがこうなってると指摘をくれたこともありました。

話を戻しますとひとつの練習メニューからも勝つ習慣を意識したのは僕もチームメイトたちから学んだことです。

そして(3)戦術を導入しました。

といっても徐々に知識がついてきた位の段階で、僕のnoteを読んだ方の方がもしかしたら知識がついているかもしれない程度です。余談ですが僕のnoteはそんなチームメイトや僕の血の滲むような想いで手に入れた知識からできています。

攻撃はアドリブでもできるが守備はできないという合言葉の元、僕たちはひたすら守備のことにフォーカスを当てました。練習試合でも勝つことよりも意図した守備がどれだけできていたかを気にしました。余談ですが亀と呼ばれる自陣底までベタ引きした守備の時は勝っているチームにぼこぼこにやられた思い出があります(笑)引きすぎるのは僕らに合わないということで引きすぎるのはやめました。

守備では特にカバーリングを意識したことで個の集まりが組織になっていきました。noteにも書いた逆アラのしぼりを覚えた時にチーム力が上がったのを思い出します。

エピソードがあるのですが、あるFリーガーの選手が僕たちが練習試合募集と出している掲示板に匿名で「僕たち強いですよ」と練習試合を申し込んでくださいました。

そんなコメントが来ると「なんやこいつら!」となると思いますが実際簡単にピヴォ当てされる、簡単にアラ-アラを通されるとえげつない強さでした(笑)その時にその選手が守備の時にしぼった逆アラのポジショニングが美しすぎて理解が深まりました。恥ずかしい試合をしてしまいましたがとても感謝しています。

攻撃ではこちらもお世話になった当時1部のチームPさんの戦術がとてもシステマチック且つかっこよかったので僕たちは盛大に「パクろ!(笑)」とパクりました(笑)僕たちが自分たちで生み出せる程知識が無かったことと良くも悪くもとにかく勝てばなんでもいいと考えていたのがわかると思います(笑)具体的には後ろ3枚で旋回する3枚ヘドンドでした。

数ヶ月パラグアイに行っていた選手もクビになった選手も話し合い、戻ってきました。参入が近くなり強くなっていたかと思えば実際それでもまだまだでした。参入前でも全然普通のチームに負けたりして不安ばかりが残りました。

(まとめ)
・練習場所を見直した
・練習強度を上げメニューを見直した
・練習でも常に本気だった
・ひとつひとつの練習の勝ちにこだわった
・戦術は盛大にパクった

お読みいただきありがとうございます。実用的な記事を書けるよう努力してまいります。大阪ゆる個サルへのご参加もお待ちしています!