OSKYRKSL FUTSAL CONSIDERATION【#8-1】シブいポジショニング!逆アラの絞り
第8章は3vs3です!
こちらのnoteでは、フットサルの練習試合しようって言ったのに両チーム共に遅れてくるから、仕方なく来た人からピッチに入っていって今やっと3vs3(+GK)になった状況です(笑)遅れている人と連絡はとれています。9章になったら1人増えるそうです。
基本陣形
まず守備の基本陣形は上の絵のように相手の陣形に合わせるところから。
その上でAとBCが平行に並ばないこと、中を絞るなどやられたくないところをケアしカバーリングできるポジショニングをとることなどは前回までにお伝えしたことだと思います。
次の絵は赤Aから赤Cへパスした後の状態です。
まず前提として赤Aのような底にいる人をフィクソ。赤BとCのようにサイドにいる人をアラという"役割"だととりあえずなんとなく認識しておいてください。
逆アラの絞り
話を戻します。色んな方法があると思いますが基本的には上の絵で間違いないと思います。青Aは赤Aのところへいくんじゃなくてボールラインまで下がることもこれまでにお伝えしていると思います。
青Aは赤Cから赤Bへのアラ~アラへのパスコースを切ります。アラアラのパスと言うのですが、これを通されると一気にピンチになってしまういます。個人的な経験として関西リーグ以上のチームと練習試合をした時にこのアラアラのパスを狙って簡単に何度も通されてしまいました。
アラアラのパスを通されるとピンチになりやすいのはまず守備Bのポジショニングに注目してください。ボールがある方に少し中へ絞っていると思います。ボールにチャレンジしていない方のアラが絞ることから、これを逆アラの絞りと言います。
例えば絵を縦に半分に分割した時に右側にはボールがあって左側にはないと思います。ボールがある側をストロングサイド、無い側をウィークサイドといいます。ボールがある側にしっかり人数をかけて守ろうという考えです。
これまで書いた守備の原則を覚え逆アラまで絞れるようになるとチーム力は一気に上がる!と個人的な経験から思っています。逆アラは、青Cがドリブル突破されるのをケアしつつアラアラのパスを通された時もボールが動いている間にダッシュして寄せることが必要です。
赤Bにボールが寄った後も上の絵を左右反転させるように青Cが中に絞るのが原則です。
なんとなくでも気付いていただけていると思いますが、守備は自分のマークをみながら常にどこをケアするのか考えないといけません。優先順位は自分のマークをフリーにさせないことや自分のマークにボールを触らせないことではなくチームが失点しないことだからですね。
そのために常に首を振って状況把握する、体の向きを意識してボール保持者と自分のマークを同一視野に入れ続ける等を意識します。
これまで書いてきた点が少し繋がってきてきたなら幸いです。
次回は守備の受け渡しについてお話する予定です!
お読みいただきありがとうございます。実用的な記事を書けるよう努力してまいります。大阪ゆる個サルへのご参加もお待ちしています!