上達論

前置き

「noteどんだけ更新してないねん!」

と毎日自分で思ってたのですが、最終更新の日を見るとドラゴンクエストウォークのリリース日で実はそこから狂ったようにドラクエやってました^^;

これまでドラクエウォークでは、ガチのガチでやっててレベルMAXだけでは倒せないような敵が何度か登場したのですがyoutubeやHPで対策を調べなんとかそれら全て勝利してきましたw

ドラクエウォークのnote書いた方がいいかもしれません...。

一応これまでフットサルの書きたいことは色々スマホにメモしてストックしていました。ただアウトプットの仕方をまだ迷っています。やはりドラクエか雑談で更新でしょうか...。

話を戻します!

今回の内容はどちらかというと本気で上手くなりたい人用です。

そのため意識高めに厳しいこと書いています。例えば「なんとなく上手くなりたい」、「個サルに来て楽しく蹴ってたい」という目的の方はスルーするか軽く目を通すだけでにしておいてください!

ですのでここで引き返すのも良いかと思います。

いいんですか?進んでいいんですか?

※そしてあくまで僕の意見なのであしからず(保険)。

上達しなかった僕の反省点

先ず例えば、"フットサルを10年すれば必ず上達するのか"といえば僕はそうではないと思います。実際僕自身18歳からの10年は毎週めちゃくちゃ真剣に走ってボールを追いかけていたのにも関わらずほぼ上達しませんでした。

ここでの反省点は自己流でフットサルに対して無知でただがむしゃらだったということです。

自己流も無知も要するに情報不足ということでした。

例えば卓球未経験者(授業やスポッチャ等でしたことはあります)の僕が2年毎日ただただがむしゃらに試合するのと、きちんとした実績のあるコーチに1年教わりながら卓球するのでは後者の方が上達しそうなイメージがしませんでしょうか。

本当に悲しいことなのですが、
ただがむしゃらにやるだけでは結果はでにくいもののようです。

フットサルの情報とは

では上達するためのフットサルの情報とは何か。

そもそもただでさえフットサルは、フットサルとして普及していません。たとえTVで「フットサル対決」と銘打っていても殆どのものがミニサッカーになっています。なぜだー!!

個人がしている練習会も(それが悪いわけではなく)運動を楽しもうといったコンセプトのためどこも"練習をするだけ"になってしまいます。(※練習をするだけで上達しない理由は後述します。練習会は普及に貢献されていると思います!今回本気で上達という観点で書いています)

たとえ知識のあるFリーグの選手の練習会だとしても1日だけのものだと内容をステップアップできないことと、毎回違う生徒が沢山いる場合は1人に時間を割けないという問題点があります。

本や動画を探しても断片的だったり実用的ではない戦術だったりして、必要な情報を探すのは本当に大変です。僕は実用的な情報はフットサル競技経験者など本当に上手な人だけが知っている、もしくは探し当てていると感じています。

環境を変える

ですので本気の本気でフットサルが上手くなりたいと仰られる参加者の方へは、これまで競技フットサルを勧めてきました。

但しここでも注意としてお伝えしているのが、競技といえど特に末端のチームで、チームにより様々なフットサルの捉え方や練習、指導をしている点です。

「練習するだけで上達しない」と書いたのは、試合のどこで使うからこの練習をするという説明もしくはそれがわかるかの問いかけここができていないから改善しようというフィードバックがない練習は練習のための練習になってしまい上達しないと思ったからです。

そう、競技に入ると良い点はフィードバック、つまり周りの選手にこれまでもかという程プレーを指摘されるという点です。

例えば優れた指導者がいなかった僕のチームでは傍から見ると毎日喧嘩でした。他のチームの話を聞いていてもそれほど大差ないようです。

そのため欲を言えば「なんでそのプレーするねん!」のような高圧的なものではなく「それ以外選択肢はなかった?」等と促すことができたり、正しい(の定義は難しいのですが実用的でその時本当に必要な)アドバイスができる指導者がいる方が良いとは思っています。

上達するAさん

ということで上達に大事な1つは、
"有識者からの客観的な意見"だと思います。

自分では華麗にプレーしているつもりでもビデオを見たら変だったという経験はありませんでしょうか?(正に僕がそうです)。自分のイメージと実際の体の動きには乖離があります。

Aさん(仮称)という参加者の方は当時初心者の頃、何度も競技フットサルの監督である別の参加者へ質問攻めしていました。

そして何度も指摘されながら同じミスを繰り返さないようにすることで上達していきました。

でも自分のプレーの修正点を聞くのに勇気がいる人が殆どだと思います。何故でしょう。

それでも上達しない理由

競技チームに入ったからといって、全員が上達していないと感じます。
客観的な改善案をもらっても上達しない人も沢山います。

原因として、ひとつひとつのプレーをいつものルーティンでこなしてしまっているのだと思いますが、どうしても改善できない課題の場合ビデオミーティングのような、プレー動画を使ってミーテイングするのもひとつの解決策だと思います。

同じ課題を克服できずにいると実力主義のチームでは出場時間が減ってしまうことに繋ってしまいます。

話を戻します。

自分のプレーの改善点を聞くことや指摘されるのが嫌だと思う場合、邪魔しているのはプライドではないでしょうか。

厳しい言い方をしますと、少なからず自分が上手いと思っているまたは思いたい気持ちがあるのかもしれません。

ある分析結果で、上手くない人ほど自己認識が高い(自分が上手いと思っている)といったようなデータがあります。(※ダンニングクルーガー効果)

プロになるほど「いや、俺はまだまだだ!」
と思えるので上達しているのかもしれません。

ということで、ダンニングクルーガー効果のせいでなかなか人の意見が(聞いてるつもりでも)聞けず上達していない可能性もあります。(※勿論意見を鵜呑みにするのではなく時には議論があって良いと思います。フットサルに正解はないので)

意見の否定

ただ少し待ってください。

例えば、ある会議であなたが発表した時に別の人が反対意見を出しました。「それは違うと思う!」等と。こういった場合も言われた側は、特に日本人は反対意見=人格否定だと思いへこんでしまう方が多いのではないかと思います。

反対意見を出した人はあなたを傷つけようとして言ったのではない筈です。勿論そういう人もいますが(笑)。

"意見の否定は自分自身を否定しているものではない"

これがわかると怖がらずに意見を聞くことができます。自分の悪い部分を知っても大丈夫です。それは伸びしろなんですから。

上達しているAさんは競技チームに入り上手いなと言われるようになった最近でも「まだまだ下手なんで」と向上心を忘れていません。

同じような場面で同じプレーをしていませんでしょうか。

僕は楽しんで改善できるようになれば最強だと思います。

事実と感情を混ぜない

先日、めちゃくちゃ将棋が強い人に将棋を指導していただく機会がありました。失礼を承知でどんな負け方をするのか知りたくて平手(ハンデ無し)で対戦をお願いしたところ案の定ぼこぼこにやられました。

同じだけの駒の逸材がいるのに、
こちらは防戦一方なのって不思議ですよね(笑)

例えばフットサルの練習試合なんかをした時、チームがぼこぼこに負けてしまったとします。しかも相手はそんなに上手いわけではないと思われる人たちです。

ちなみに将棋で負けた時、へこんだかと言えばへこむような気持ちは少しだけありましたが、それよりも強い人の手が「すげー!」ということでした。そしてどこが良かったのかどこが悪かったのか教えてもらえるのがすごく有意義な時間でした。

練習試合で負けた時に「悔しい」という気持ちはとても大事だと思います。でもそれは次の試合に勝つというガソリンに代えてください。その気持ちを持続させ練習をすることです。

お通夜のようなミーティングをする必要はありません。「自分は下手だしまだ勝てるレベルではない。悔しいけど」。但し開き直らず次は勝つ。本当に悔しいけど!

ミーティングではそんな、
感情ではなく事実が重要です。

どこが良くてどこが悪かったか。
そしてどう改善していくのか。

ある程度知識がないとすぐに答はでないかもしれません。

情報はアップデートし続けてこそです!

種は足元にも植わっている

個サルでもチーム練習でも特に上手い人のプレーを観察してみてください。

初心者のかたのプレーからも学べることがあると思っています。

そして試合中も一番大事なのは観察だと思っています。

だれがどこにいるのか、そしてその情報から誰が何を狙っているのかなどどれだけ広く深く情報を読み取れるか。どれだけ言語化できるか。

(訓練が必要で人によるかと思いますが)競技フットサルをある程度経験すると全て言語化できるようになります。何故なら「さっきのあのプレーどういう意図やった?」と頻繁に聞かれるからです。

その時に戦術ボードに"さっきのあのプレー"の時の配置を再現しなければいけないので慣れてくることでできるようになってきます。現場では1歩左に立つのか右に立つのかで変わってくることがあります。

抽象的な内容だったかもしれませんが、上達のための太枠です。

具体的なことは他の僕のnoteを見ていただければ幸いです^^
お読みいただきありがとうございました!

お読みいただきありがとうございます。実用的な記事を書けるよう努力してまいります。大阪ゆる個サルへのご参加もお待ちしています!