Webエンジニアが1ヶ月UI/UXデザインを勉強してみた結果
こんにちは。おさかなです。
ここ最近でデザイン系の投稿があったかと思いますが、現在UI/UXデザインが勉強できるBONOというオンラインスクールに通っています。
1ヶ月間通ってみて、なぜ通い始めたのかと通ってまなんだこと、今後の目標を書こうと思います。
なぜUI/UXデザインスクールに通ったのか
3つほどあります。
- 社内にデザイナーがいないのでデザインクオリティを上げたいが担える人材の採用見込みがまだなさそう
- サーバーサイドエンジニアからフロントエンドを軸に置くに当たって、デザインの知識がある方がよいと思ったし、デザインシステムとかも興味があったため
- 30歳を前にデザインをやってみて今後のキャリアを考える材料にしたかった
現在、私は株式会社Goalsに入社していて、開発サイドはエンジニアが占めていてデザイナーがおらず、ほぼサーバーサイドに強いエンジニアが多いのが所感としてあります。
CTOもUI/UXに精通しているとはいえ、14 ~ 15名ほどサーバーサイドが強いエンジニアがデザイナー(いないので)を通さず、各自でデザインをしているとデザインに対して責任を持てる人がおらず、発言する機会を作るのも難しい状況になってしまっていますし、デザインクオリティの担保ができない状況は良くないかなと危機感がありました。
現状の採用候補としてデザイナーもあがっていなかったこともあり、であれば、待つより自分がやってみた方が良いんじゃないかってところがあり学んでみたきっかけでした。
どんなことを学んだか
一部BONOで動画コンテンツでも無料で見れるものがありますが、アウトプットを多めに意識して作ってました。
BONOでは、Daily UIというコンテンツがありSNSアプリのデザインし、現役デザイナーの方にレビューしてもらえるのでとても現場目線のフィードバックが得られます。
そこで持った印象としては、デザインは想像の100倍論理的であるということでした。
↑のようなSNSアプリをデザインしているのですが、
なぜユーザー名が太文字になっているのか?他は太字になっていないのか?
投稿した時間はなぜグレーなのか?
余白コンテンツ部分で同じ大きさにして、アクション部分(いいね、コメント)の部分はなぜ余白を開けるべきなのか?
なぜ影をつけるのか?
といったところ必ず理由が存在していて、その理由も合わせてレビューで指摘されます。
自分も勉強する前は「これなら自分でもできそう」と思ってたことは何度もありましたが、本当にデザインができる人はどうしてよいデザインなのか?が細かいところまで説明できる人なんだなって学んでいて思いました。
それ以外のコンテンツは下記が印象に残ってます。
Figmaの使い方を学ぶ
Material UIのガイドラインを見て、UIの基本の型を覚える
オブジェクト指向UIを通して、デザインプロセスを学ぶ
アプリやWebをFigmaでトレースして学ぶ
やはりエンジニアも同じくデザイナーも基礎が大事であることがわかりました。
デザインを学ぶ際にエンジニアで飲み込みが早かったこと
これはオブジェクト指向UIは結構テーブル設計を経験したエンジニアはわかりやすかったかと思います。
オブジェクト指向UIでは、仕様から名詞(オブジェクト)、行動(アクション)を抽出しそれをどのページに割り当てるかを考えていきます。
この際にやはりデータベースの感覚があるとオブジェクトの検討がつきやすく飲み込みやすいかと思いました。
学んでみて業務でどのように活きたか
まだ少ししかやっていませんが、社内でデザインをする際にスクールで習ったことを意識できたり、システム内のデザインがもっとこうしたらよいのにという改善点がたくさん見えてくるようになりました。
今まではなんとなく行けてないとか、余白がせまいだけの言語化しかできなかったですが、色の濃淡だったりページを俯瞰して何を一番みて欲しいかやユーザーコンテキストを正しく意識してデザインしなきゃいいものにならない実感が芽生えてきたかなって思います。
デザインに起こすときに倍数スタイリングで基本的には組んでいるので、固定幅で表現するようなところはデザイナーさんの力も無駄にしないようにコーディングしたいという気持ちも芽生えてきたという所感です。
これから何するか
BONOを運営しているカイさんの動画でもある通り6ヶ月でUI/UXデザイナーとして採用されるプランがあります。
いったんUI/UXを極めてみて、デザインからコーディングまである程度のレベルでこなせるエンジニアになれればバリューがあるかなとも思うので、頑張ってみようと思います。根拠として、ここ最近デザインエンジニア、UXエンジニアを募集する企業が増えてきている印象があるからです。
カイさんの他の動画でもある通り、デザインはアウトプット中心でスキルを上げる方が成長角度が高いことを信じて、アウトプット中心でやっていこうと思います。
具体的には、情報設計能力とビジュアル力が足らないので、配色、フォント、レイアウトの知識やMaterial UIの基本を引き続き学びながらアウトプットを進めていこうと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?