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オオサンショウウオは世界最大級

こんにちは、おさかなです。

1記事に1動物。私がYouTubeにアップした動画に出てきた生き物たちのことを、調べてまとめるだけのオリジナル生き物図鑑です:)

第9回目は、オオサンショウウオについて調べてみました。

ちょくちょく水族館で見かけますが、見た目からして不思議ですよね...。そんな彼らについて、学んでいこうと思います。



オリジナル生き物図鑑 No.9 オオサンショウウオ

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オオサンショウウオって、魚?何者?ってなりますが、彼らは綺麗な河川に住む世界最大級の両生類です。つまり魚ではなく、カエルやイモリの仲間ということですね。完全水生で、夜行性です。


オオサンショウウオは最大で150cmにまで育ちます。しかし、野生では100cmに達することは極めて稀。一般的には全長50〜70cm程だそうです。皮膚は無数の小さなイボ状で覆われています。背面の色は暗褐色で、不規則な黒い斑紋が入ってます。


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大人は肺呼吸と皮膚呼吸を行います。えら呼吸なのは幼生時のみです。約20分に1回ほどのタイミングで水中から鼻だけを出して空気を取り込んでいます。耳をすますと、スースーと勢いよく空気を吸う音が聞こえてくるそうです!今度聞いてみよ〜〜


寿命は野生下でも10年以上とされ、飼育下では51年の生存例があります。思っていたより長生き...!


目が小さくてなんだか可愛らしい印象があるんですが、実は貪欲で水中で遭遇した動物に襲いかかり、魚類、サワガニなどを食べる他、ヘビ類やカワネズミを食べた例もあるそう。更には、共食いすることまであるそうです!びっくり。


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オオサンショウウオは日本列島南西部(岐阜県以西の本州、四国、九州の一部)における固有種で、国の特別天然記念物です。中国にはよく似たチュウゴクオオサンショウウオが分布していて、近年、京都市内を流れる鴨川や上桂川で発見されるオオサンショウウオでは、オオサンショウウオとチュウゴクオオサンショウウオとの交雑種が見られるようになりました。そのため、在来種であるオオサンショウウオは減少してきています。

純粋な日本産のオオサンショウウオを隔離保全していくことが早急に必要だとの報告書も存在します。


そんなオオサンショウウオさんが見れる動画はコチラ!​


石に似てるからなかなか見つけにくい展示が多い中、京都水族館は大変見やすい!数が多いせいかもしれませんが…笑

かわいいオオサンショウウオさんが見れて楽しかったです!


オリジナル生き物図鑑、第10回につづく…。


参考にしたサイト様:

イラスト:おさかな



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