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なにかと話題のチンアナゴ

こんにちは、おさかなです。

1記事に1動物。私がYouTubeにアップした動画に出てきた生き物たちのことを、調べてまとめるだけのオリジナル生き物図鑑です:)


第6回目は、チンアナゴについて調べてみました。水族館でよく見かけますよね。砂から体をだしてゆらゆらしている様子はとても可愛いです。

すみだ水族館に行ったときに、チンアナゴの多さに驚きました。とにかく多い!迫力あります!

ニフレルでは、砂に潜っている体も見れる展示になっていました。全身が砂から出て泳いでいる子がいて、テンション上がりました。



オリジナル生き物図鑑 No.6 チンアナゴ

体長は30cmほど。顔が狆(チン)という犬に似ているのでチンアナゴという名前になりました。よく一緒に展示されている黄色(?)い子は、ニシキアナゴ。この子は、織物の錦のように華やかな色なのでこの名前になりました。


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チンアナゴはれっきとした魚なので、呼吸をする“えら”や、透明の背びれもあります。そして胸びれも、とても小さいけどあります。


チンアナゴの模様は黒の点々ですが、大きな黒の点は決まった位置にしかありません。その数は5ヶ所。身体の側面に左右2ヶ所と、お腹側に1ヶ所。お腹の黒い点の中には、肛門があります。

砂に潜るときは、とがった尻尾を使って巣穴を掘ります。チンアナゴの尻尾は、細胞の密度がとても高く、砂を掘るのに役立ちます。新しい巣穴を掘ったら、1度顔まで潜ります。そして、体から出る粘液で巣穴を固めるそうです。


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チンアナゴは、とても警戒心が強く、臆病な性格です。常に体のほとんどを砂の中に隠して、いつでも逃げられるようにしています。なので常に群れて生活していて、天敵の魚が近づくと、いっせいに砂の中に潜って身を隠しています。水族館では、砂から出ている様子が近くで見れますが、それってとても凄いことなんですね…!


エサは、水流に乗って流れてくるプランクトンです。キョロキョロ周りをよく見て、目の前に流れてきたものを逃さずキャッチします。プランクトンが流れてくる上流のほうに体を向けているので、群れで同じ方向を一斉に向いていることがあります。また、エサを追って動き回っているうちに、仲間同士でいつのまにか絡まっていることもあります。


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消極的なイメージのチンアナゴですが、時には群れの中でケンカが起きることもあります。縄張りや、メスをめぐって争うのですが、口を開けてお互いを威嚇し合っています。


こんなチンアナゴが見れる動画はコチラ


基本的なことなんだろうけど、知るとおもしろいですね。あーー、近くで観察したい!ケンカしてるとこ見たい!


オリジナル生き物図鑑、第7回につづく…


参考にしたサイト様:

イラスト:おさかな

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