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脱走コッコたちを回収する汗だくアラサーの話

無事ニワトリ小屋へのお引越しが完了した11羽のチキンシスターズ。

2ヵ月半でこの大きさ。4歳児がギリ抱っこできる

春の夜の寒さに震えていたひよこたちでしたが、
2ヵ月半でここまで成長しました!

すでにニワトリですやん…
でも、鳴き声はぴよぴよだしとさかはパヤパヤ。
モラトリアム期ですよ。

モラトリアムって

我々はどこから来たのか
我々は何者か
我々はどこへ行くのか

というようなことを考えますよね(詳しくはゴーギャンで検索してください)

何言ってんの?

そんなわけでうちのコッコたちも自分探しの旅に出てしまいました。
(正しくはエサ探し)
今回は脱走コッコと汗だくアラサーの話を聞いてください。

※よく考えたらアラサーじゃなくてアラフォーだった笑
前回から間違えてるのでもうこのまま書きます!

ある朝気づいたらコッコが脱走していた

当初は小屋の周りを円形に柵で囲っていたのですが、
それも手狭になり拡張することに。

何が欠陥かもうわかりますね?

この画像でいうと右側は山で、間に側溝があります。
右側には柵を設置していません。

自分たちのテリトリーを越えて山側まで行かないだろう、
山へ行ったとしても藪や木に阻まれて隣へは行けないだろう…と思っていました。

が、全くそんなことありませんでした。

もうね、気づいたときには山へお隣さんへと脱走してました。
戻る気配ありません。

なんてこった、甘かった。

コッコを探して藪の中へ

コッコが藪や木に阻まれるんじゃなくて、
私が藪や木に阻まれてました。

おまけに気候のいい初夏の日で、
1羽捕まえて小屋へ運搬×11
という回収作業してたら暑いのなんの。

どこにいるかわかる?

夢中で雑草を食べてます。
こんな奥まったところに入られちゃうと、
なんとか回収できるところに出てくるまで待つしかないんですよね…。

このような藪の中で汗だくの人間がじっとしているとどうなるかわかりますか?
そうです、蚊の標的になります。
このとき10ヵ所くらい刺されました。

孤独な回収作業だったのでそのときの写真はありませんが、
しゃらくさくなって2羽同時に両脇に抱えた感じを
お友達に撮ってもらいました(笑)

抱っこしてしまえば大人しい

コッコ回収作業のなにがつらいって、
「わかるー!ニワトリ脱走すると焦るよね!藪に分け入って捕まえるのまじで大変!」
っていう共感を誰からも得られないことですね。

あのときあの瞬間、脱走コッコ捕獲のために汗だくになってたの日本中で私だけなんじゃないかなぁ?

どこかで役立つかもしれないコッコの捕まえ方のポイント

たぶん99%の人には役に立たないと思うけど、
1%の人のためにコッコの捕まえ方のポイントをお伝えしますね。

  1. 「あなたのことなんて、気にしてませんよ」という振る舞いをする

  2. 「あらかわいいお嬢さんですね」とそっと近づく

  3. 決して後ろから追いかけない(追いかけると逃げる)

  4. 角があれば誘導する(逃げ場をなくす)

  5. 充分に引き付けてナチュラルに捕獲

  6. 羽と足をばたつかせて逃げようとするので、優しくホールド

4歳児でもできます

次回、超有益なニワトリ脱走対策を網羅

改めて全方位に柵を設置し直した私たち(というか夫)。
実はこれで脱走は終わりではありません。

まぁまぁの高さがある柵をふつうに飛んで脱走するようになりました…

どこにいるかわかる?その2

「ニワトリ 脱走」という需要の少ないキーワードだと有益情報を探すのも一苦労。

そこで我が家での具体的な対策、
効果のなかった対策、
脱走しなくなったきっかけについて書きたいと思います!

需要は、たぶん、ない!(笑)

でも、自宅でニワトリを平飼いして卵食べたいけど脱走に困ってるという希少な民に向けて書きますよ。

※この記事でカフカみと芥川みを感じた方、こっそり教えてください(笑)

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