①できっこないをやらなくちゃ

こんにちは、みなさま。

お仕事やお家のこと、今日もお疲れ様です。
今年は既に色々あったから頭を抱えたり、漠然と不安な気持ちになったりしておられませんか？

オーノー…
そんなあなたに大きなハグを贈ります。
（…え？返品ですか？あい、対応させていただきます…笑）

エスケープ！

日頃は皆さまの心配ばかりしておりますが
かくいう私め、
時々なんか無性に明日からエスケープしたくなる病にかかります。どこに逃げたいってのは特になくとも《明日から逃げたい》謎のタイミングがやってまいります。
…サザエさん症候群みたい笑


そういう時、昔なら友達と夜通し話し、よくわからない映画観てよくわからない評論聞いて寝落ちして…

学芸大学のエンポリオ、渋谷のカフェ人間関係、新宿のエジンバラ、道しるべetc…
知らない人のタバコの匂いに包まれながら「都会の星は本当に少なく見えるのねぇ」なんて歩いてたらすっかりエスケープ病も良くなるのでした。

しるべさん

しかしながら、お店を持ち、齢三十を迎え、それは簡単には出来んくなりました。
だったらこの悶々はどう晴らすのか？

まずは考えねば。
この何とも言えん【もやもや】の正体を。

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もやもやの正体

第一関節と、それからもう半分ぶん
小さな小さな木彫りのくまを作りながらあたくし、確信したのです。

あ。この苦しい気持ちの正体は
離れた人に癒しを届けられない悶々だ。

マッサージ屋を開いてから2年半、お客様と地道に積み重ねてきたものが今を作り上げてくれている。最高じゃないか。

コンプレックスだった手が今や宝物

そこにいつも付き纏うのはこの手が2本しかないこと。
セラピストの先輩とも話します。
この身体は2時間に1人を癒すことが限界で、ご来店できるような精神状態じゃなかったり
遠くで悲しくって苦しくって明日から逃げたかったりする人には寄り添えないし、【施術】は届けられない。


できっこない！と数々のセラピストさんが志半ばで諦めざるを得なかったこと…


でも、できっこないをやらなくちゃ！

そこで我らがサンボマスターをBGMに旅にでることにいたしました。

つづく。