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島人ぬ宝さがし


先日、友人の婚礼で沖縄へ。
なんだか大事なものを見つけた気がしたので書き留めておくことにします。


旅のはじまり

音楽大好きなおさかなは小さい頃、
休日に父と天神のタワレコに出没していました。

変に遠慮しぃなので当時はおねだりが出来ず…
そのくせ、帰りの車で姉たちがおニューの靴なんかを持って嬉しそうにしていると「ああ…なぜ欲しいと言わなかったんだ自分よ」と後悔していました(笑)

ある日父が
「何か欲しいもの買うまで帰らん(?)」という不思議な言葉を投げかけてくれたので私は悩みあぐねた末、1枚のCDをお願いしました。

【ビギンの島唄〜オモトタケオ】
小学生ながら渋めな良きチョイス。


今回の旅は、これに収録された「竹富島で会いましょう」という曲を辿るものでございます。


旅を続けていればこそ
いつかもう一度会えるはず
白いサンゴの一本道は星の砂へと続く道

竹富島で会いましょう/BEGIN
実は暑いのが苦手な水牛さん

なんちゃっておじゃる丸

大好きなこの歌を三線生演奏に乗せて聴けたのは、竹富島の水牛車でのこと。おじさまのお歌も演奏も素敵だった〜
「ここをずーっと行くと歌の通り、着くよ」とな。地図的にミサシかしら…なんてぼんやり考えながらゆらゆら。

肝心の水牛さんはというと
お馬とも、ポニーとも、象とも違う(乗りすぎじゃ)急がず焦らず〜なおじゃる丸の気持ち。

途中日陰から出たがらない彼にスタッフさんは
「おーい、そろそろ進めー」と声を掛けるだけ。ビシバシなんてしない!
よかった、だって私たち全く急いでないもの。


水牛さんは気が向いたらまたのた〜…と進みだす。
よき、よき。
乗せてくれてありがとう、お写真など買ったよ。ごはん沢山食べて元気でね。

【今回のお宝】水牛さんからは、《急がず焦らず》をGET!

星の砂を捜索、でも結局は…

ファーストタッチ、星の砂

歌詞に合わせてカイジ浜へ。
指先に付いた砂をみると、…しっかりいた!星の砂!

持ち帰るための空き瓶も売ってたんだけど、なんかここに在った方が砂も幸せな気がして拾わず(笑)
(後日、お土産用だけ購入!わーい!)

サバニでゆーらり渡る
猫殿は管理人さんみたいにパトロールしてた


この時間は島民のかたが時々いらっしゃるくらいで、あとは動物の声と風と波の音だけ。
あまりにも綺麗な海と浜…
皆さんが守ってきてくれたんだなぁ…

どなたか存じあげませんが、そこ行く島の御方。
ありがとう(去り行く背中におじぎ)

猫殿とゆっくり夕陽が沈むのを眺めつつ


…ちょっと寝かけました。

【今回のお宝】 猫と星の砂からは、《守るべき場所》をGET!

忘れちゃいかん、この建物たちは人のお家。

交わす言葉も日焼けして
島のなまりが可愛い女
並ぶ石垣 福木の影で
聞いた島唄 忘られぬ

竹富島で会いましょう/ BEGIN

島人ぬ気持ち

節々に感じたのは、外から来る人との間に良くも悪くも色々あったんだなということ…

行く先々の島の方々は予め優しく

「赤瓦は綺麗だし、テーマパークみたいな気持ちになるのかもしれないけど、人が実際に暮らしてる。勝手に入ったりしないようにね」

等の注意点を教えてくださいました。

島で数日間過ごして、おおぉ…おのれ観光客卍と思う(あんたも観光客ですよ笑)シーンを見かけることもあり…おぉん。

だから、綺麗な場所は道々に沢山あったけれど
目に焼き付けて帰ることにしました。

久しぶりに心から綺麗だ!と思ってもカメラを構えない、文字通り両手放しで人々の暮らしと自然を味わいました。

【今回のお宝】“夕日待つ様な赤瓦”からは、《胸に焼き付ける絶景》をGET!


宇宙人へのおみやは3点セットとミンサーTシャツ

島風

福岡に戻ってからの日々は怒涛。
12月は我々セラピストも繁忙期!

時は流れているものを
刻むからこそ無理もでる

竹富島で会いましょう/BEGIN


師走。皆さまの日々もきっと怒涛でしょう。

この記事をみつけてくださった方の心にもぴゅーと島風をお裾分けできておりますように。
ほんのすこしの余白ができますように。

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