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「本当に大切なのは何ですか?」

おつかれさまです。
本日の担当はSです。
よろしくお願いします。 

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Q238
「本当に大切なのは何ですか?」
 
がむしゃらに前に進んでいると、そもそも自分が何を大切にしていたのか
忘れてしまう。
社員全員を幸せにする会社にしたいと思って創業したが、いつの間にか「売上げを大きくしたい」などに目標が変わってしまった。
本当に大切なことは、初心に隠されている。
あなたが本当に大切にしたかったことはなんだろう。
それがしっかりとわかれば、これからもその想いを持ちつづけることができる。
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マツダミヒロ『365日の質問』(光文社、2021年)

「おはよう!」
今日も目覚めも良く新しい朝を迎えることができました。
気持ちいい朝に出会えたことに感謝!
 
私は、企業での勤務で定年を迎え、さらに雇用延長期間も終了して、今は相談窓口を担当しています。

本日の質問テーマについては、人それぞれ、または迎えた年齢によっても大きく変わると思います。
若くて働き盛りの頃なら、「仕事」「家族」「友人」「家」「休日」「クルマ」「お金」・・など、たくさん大切なものが有ったように覚えています。
ただ、この年になって改めて振り返ってみると、若い頃に大切に思っていたこともある程度満足できていたり、また価値観の変化で優先順位が変わったりしてるように感じます。 
そのような中、「今、本当に大切なこと」を見直すと『記憶』と『残像』ではないかと思い至りました。

幼少期、学生時代、就職したころ、結婚・子供誕生のころ、管理職のころ、両親との死別・・など、これまでの様々なシーンが思い起こされます。
これは、個人ひとりひとりが持っている『記憶』であり、同時にその時の心の動きです。
妻や子供と一部は共有できても、誰にも占有されない特別に大切な宝と思えます。

『残像』は、その時の映像や音声と共に頭に蓄えられて、『記憶』を補完する大事なコンテンツではないかと思います。
 ・小学生のころ、母の実家の田舎で昆虫をいっぱい取った記憶
 ・高校生の時に好きだった女学生に声を掛けられなかった甘酸っぱい記憶
 ・大学生の時に体育会系クラブで力を出し尽くした記憶
 ・第一子が誕生して、仕事を取組む姿勢と両親への感謝の念を新たにした記憶
 ・二人の子供たちや妻との夏休み旅行やキャンプの楽しい記憶
 ・仕事で新製品開発に従事し、新しい物を世に送り出した喜びと安堵の記憶
 ・管理職として仕事に専念し海外へも飛び回った記憶
など、その時の残像と共に自分自身の本当に大切なことと思えます。 

今は人生100年の時代。
これからも新しい出会いを楽しみに新しい『記憶』と『残像』を造っていきたい。
あなたにとって、本当に大切なのは何ですか?

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