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100均はガンプラ作りのパラダイス!

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模型を作るときに、なにかと出費がかさむのが道具だ。良いニッパーを1つ買おうとすれば、それだけで5000円吹き飛ぶことだってある。ガンプラを作る人間は、キットを買うことにお金を注ぎ込みたい。そして、できれば道具にはお金をかけたくない(でも機能性はゆずれないというわがまま)というのが偽らざる心情だろう。そんなときに活用するのが100均だ。私は模型作りをするようになってから、ダイソーとセリアには足を向けて寝られないほど助けられている。なにせ異常にコスパが良くて、模型作りに役立つグッズが山のようにあるからだ。

そんなわけで、今回のnoteは個人的にダイソーとセリアで「買ってよかったガンプラ作りに役立つグッズ」についてまとめようと思う。たくさん買ってもまったくお財布にダメージなし!ガンガン買って、ガンガン試そう!

●セリア 棒ヤスリ

私的に100均界で最も有用だったアイテムがコレ。1本100円のくせに、むちゃくちゃ細かく削れる。しかも削っている際に金属ヤスリ特有の引っかかりがなく、スムーズに歯を当てられる。なぜかというと、100円のくせに、こいつらダイヤモンドコーティングなのよな。そんなの工具メーカーのハイエンドのもので揃えようと思ったら一本1000円とかするぞ(タミヤの3本セットで500円とかだが使い心地は微妙)。というわけで高価なもので数千円飛ぶところを合計300円で済むので優勝。ちなみにpecoさんという神がかった造形をするモデラーさんが使用しているという情報を得て、試しに使ったら最高だったっていうのがハマった経緯。

●セリア スポンジヤスリ

(すみません。。。写真ないっす)

またヤスリです。セリアの。これはウレタンで伸縮する薄いスポンジの上に紙やすりが貼り付けられたもの。紙やすり単独で用いるよりも、プラスチック面にフィットさせて磨いたり削ったりでき、便利なアイテム。任意の大きさにカットして、細かい部分を削るという使い方もできる。ゴッドハンドから出ている「神ヤスリ」シリーズの廉価版と思ってもらえればよい。やはり本家の神ヤスリのほうが長持ちするんだけど、ズボラな私はセリアのスポンジヤスリで十分かなと思っている。400、800とよく使う目の粗さがセットになっているのもツボ。

●ダイソー メイク用の筆各種

ダイソーのなかでいつもお世話になっているのが、いろいろなメイク用の筆だ。アイシャドウブラシやチークブラシなど、筆の硬さや大きさが異なるものが多数取り揃えられている。自分が使っている塗料と相談しながら、色々試すことができるのがよい。また、化粧用のブラシであるため、軸が細い点もいい。塗っているときに細かい取り回しが可能だ。私はアイシャドウブラシを用いて、タミヤのウェザリングマスターを使ったり、シタデルをドライブラシで塗装するときに使っている。毛のコシ、長さともによい塩梅なのではないかと感じている

●ダイソー 使い捨てのゴム手袋

ガンプラを塗装するという人にとっては有用なアイテム。特に筆塗りをするという人なら必須といってもよい。筆を持っていない側の手に装着して塗装をする。そうすると手に塗料がついていたとしても手袋を取り替えるだけで、塗っている最中のキットに塗料がつくということが防げる。筆塗りしていると、手についた塗料がキットに付くということはよくあること。それを避けるためにいちいち手を洗いに行っていては面倒くさい。。しかも、手についた塗料がキットについてしまったらタッチアップをしなければならないという面倒くさい地獄が待っている。これを避けられるのはデカイ。

●ゴム付きの手袋

あれです。引っ越し屋さんとかが荷物持つときに滑らないような加工がされている手袋。100均ローソンなどでも取り扱いがあります。これはキットを加工するときに着用すると便利。例えば、デザインナイフや精密彫刻刀などでキットの表面を削るときなどだ。工具を持っていない側の手に装着すると、手が滑ったとしてもザックリ手を切るということを防げる(といってもあまりに豪快にいったら切れますけどね...)。これがあるのとないのとでは安全面で雲泥の差があるので、キット改修をする人は必需品と言えるのではないか?

●ダイソー メイク用スポンジ

塗装をする人に便利な道具。ちょっとはみ出した塗料を吸ったり。粉のウェザリング用品(タミヤのウェザリングマスターなど)をつけて、チークをいれるようにポンポンとつけたり。塗料を吸い込ませてチッピングをしたりと、幅広く使える。カッターなどで小さく切ってピンセットで摘んでウェザリングをするということもできる。筆の水分や塗料の残りカスを拭ったりするときにも使えるなど便利。地味に活躍する場面が用意されている道具だと思う。

●ダイソー ステンレス定規

プラバン加工や、デカールの切り出しを行う際にあると便利。というか必須のアイテム。文房具屋だと数百円しますが、ダイソーなら100円。ダイソー万歳!模型作りの場合、薄いステンレス定規の方がピタッとプラバンに置けたりするので、このチープな薄さが逆に便利です。目盛りの正確さはあんまりあてにしていない。

●ダイソー カッター

模型作りではカッターとデザインナイフの刃は消耗品だったりする。特にカッターの刃は、エポキシパテとか切ると一気にだめになる(混ぜ合わせる前のエポパテカットのときに使う)。そのため、雑に使えるカッターは用意しておくと便利。このダイソーの細身なカッターは取り回しもよく、刃をダメにしても懐が痛くないので非常に助かる。ただ、プラ板を切るなど、改修で「ここぞ」というときに使うカッターは別途用意しておくといいかなと思ったり。私はここぞのカッターはオルファ(OLFA)と決めている。要は雑に使えるカッターナイフ。2本で100円とかうれしいじゃないか。

●ダイソーでもセリアでも 小さめのカッター板

カッター板は普通に買うとけっこうなお値段になる。大きなものだと2000円弱かな?。作業のときには大きなもの1枚は用意したいところだが、どうしても汚れてしまう。そんなときにこの小さいサイズのカッター板があると何かと便利。例えば、スジ彫りをするときにガイドテープを切る場面(クリアラインテープを切る)など。カッター板がよごれているとテープの接着面によごれが付着してしまい、キットに貼ってスジ彫りするという肝心な時にくっつかないという事態がおこってしまう。そこでこの予備カッター板があると、問題解決!となる。きれいなカッター板の上でガイドテープを切れば汚れが付着する心配はない。また、きれいな小型カッター板はデカールの切り出しのときなどにも使えるので便利。あれですね、野菜を切るまな板と肉を切るまな板を分けるようなイメージ。

●ダイソーでもセリアでも 小型のハサミ

デカールや薄いプラ板はハサミで切ってしまうこともある。そこで小型のハサミがあると便利。そこまで切れ味は求めることのない工程なので、100均のもので十分。模型屋で買うと、下手したら1000円くらい飛ぶ。これもあれば便利だけどお金かけるまでもないツールなので、そういったところは100均でまかなう作戦。

●番外編!2mmのシャーペン

ラインチゼルっていうクレオスから出てるスジ彫り用の工具があるんですが、これをぶっ刺す軸として2mmのシャーペンがやたら使える。ノックしたら刃が出てくる。使い終わったら格納できる。チゼルの刃がグラつくこともない。軸買うと2000円とか飛ぶからね。100均最強。ちなみにこのやり方は、チゼルについてのアマゾンのレビューで見つけて真似した。真似ることは上達への近道だからな(何かが違う)。

ってわけで100均は模型作りにおいて、むちゃくちゃ使えるグッズがたくさん揃うパラダイスだ!というのがおわかりいただけたのではないだろうか?

(模型店などで購入した場合の金額試算)
・棒ヤスリ3種:500円
・スポンジヤスリ:660円(神ヤスリのセット)
・ドライブラシ用筆:ピンきりだけど1本300円として3本で900円
・スレンレス定規:900円(模型用ステンレス定規)
・カッター:900円(オルファ細工カッター2本)
・小型ハサミ:1500円(模型バサミ)
・チゼル用の軸:1000円(多分それぐらい)
・カッター板:750円(A4サイズ
合計金額:約7000円 → 100均なら合計1200円(笑)

上記のように概ね5000円以上の節約。RGのデカイやつか、MGが余裕で買えますね。というわけでみなさん100均に急げ!!

反対に、100均で買ってはダメ!と考えるツールについてはまた今度。ただ、「ニッパー」と「デザインナイフ」と「接着剤」ということだけは先に書いておこう。ではまた。

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