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【秘伝】たこ焼きの美味しい作り方 - 水を倍入れると、外がカリッと焦げて、タコの出汁がジュワーッ

わたしは、外がカリッといい感じに焦げて、食べるとヤケドしそうなほどトロッとしたタコの出汁がジュワーッと染みたたこ焼きを、塩で食べるのが好みです。騙されたと思って、パッケージの裏に書いている水の量の倍いれてみてください。きっと、翌日もう一度、たこ焼きを焼きたくなります。


コワーキングスペースを運営しているのですが、ロゴマークをたこ焼きにしているほど、たこ焼きが好きです。年に3回は、数十人で、6時間を越えるたこ焼きパーティをしているので、焼いたたこ焼きの数は、大阪人の中でもちょっと多めです。

プライベートでも、休日のおひとり様ランチで、たこ焼き器をわざわざ出してきて、たこ焼きを作ります。

たこ焼きの準備

材料は、スーパーで売っています。東京でも沖縄でも作ったことあるので、大丈夫のはず…。「たこ焼き粉とたまご、タコと天かす」この4つがあったら、美味しいたこ焼きができます。あとの材料は好みです。

たこ焼きの材料

  • ◎日清たこ焼き粉 500g×1袋   :  (Amazonで見る)

  • ◎水 3L(たこ焼き粉の後ろに書いている量の倍)

  • ◎たまご 6個(たこ焼き粉の後ろに書いてある量の1個多め)

  • ◎タコ 480g (2~3gにカットします)

  • ◎天かす 200g

  • ○不二の昆布茶 少々 : (Amazonで見る

  • △かつお節粉の削り粉 少々  : (Amazonで見る)

  • △紅ショウガのみじん切り

  • △醤油少々 *入れすぎると焦げるのでほんの少し

  • △小エビ(干しエビ) : (Amazonで見る) 

◎必須 ○あったほうがいい △お好みで

たこ焼きで重要なのは、天かすです。たこ焼きで重要なのは、天かすです。たこ焼きで重要なのは、天かすです。たこ焼きで重要なのは、天かすです。

これだけは、ほんとに手に入りづらくて…袋に入ったさらさらの揚げ玉ではなく、スーパーの天ぷらコーナーの一番上の棚にひっそり売られている天ぷらを揚げたときにでる「天かす」を使ってみてください。ぜんぜん仕上がりが違います。わたしは、うどん屋さんに依頼して天かすを手に入れています。

余談ですが、オオサカンスペースでたこ焼きをするときは、30人とかになるので、天かすを手に入れるのがほんとに大変でした。前日に、参加者で手分けして、スーパーの天ぷらコーナーを回っていました。

タコは、スーパーの鮮魚コーナーで普通に売ってますが、最近タコがないときもあるし、あっても買えないほど高いこともあります。大量に手に入れるのが難しくなってきたので、タコは事前に楽天市場で買うことが増えました。

↑美味しいのですが、日付指定できないのでちょっと困るなとおもっていたら。↓国産の岩手三陸産のタコも見つけました。今度はこっちも試してみる予定。どちらも冷凍ではなく、冷蔵(ボイル)で届きます。

もしも、友だちに釣り人がいて、生タコが手に入ったなら、生タコでたこ焼きをしてみてみてください。茹でていないタコのたこ焼きは、一生忘れられない味になります。

明石の生だこでつくるたこ焼きは一生忘れられない味になります

業務スーパーの冷凍タコも便利です、すでに切ってありますし、バラ凍結です。使う分だけ解凍して、冷凍庫にいつでもタコをストックしておけます。

どうしてもタコが手に入らないときは、ちくわのみじん切りとこんにゃくの角切りをつかうと、なんちゃってたこ焼きになります。

オオサカンスペースでは、エビアレルギーの方がいるので、小エビはいつも入れていません。紅ショウガは、好きな人が多いとスーパーの小袋をいくつ買ってもいつも足りないので、いまはもう業務スーパーで1kgのものを購入して、小分けにして冷凍しています。

たこ焼きをつくる道具

  • たこ焼き器
    たこ焼き器専用のもの(2,000円以下くらい)
    できれば、たこ焼き器の高さが低いものがベスト
    コンロの上に載せるタイプははまたコツが違う

  • お箸かさい箸
    わたしは普通のお箸を使って焼きます
    たこ焼き用のピックを買う場合は、たこ焼き器を傷つけない材質のものを
    100円ショップのたこ焼き用ピックは折れやすい
    このレシピでは、竹串を使って焼けません

  • クッキングペーパー(油引くのに使います)

  • ボウル
    たこ焼き粉500g一気にいくなら4Lのボウル
    半量くらいでつくるなら100円ショップの大きめのボウルで大丈夫です

  • お玉、泡立て器

  • 新聞紙(たこ焼き器の下に敷いておくとお片付け簡単)
    新聞紙がないときは紙袋を切って使うことが多いです

たこ焼き器は、わたしはいまはアイリスオーヤマのものを使っていますが、あまり強いこだわりはありません。たこ焼きプレートが別ではなく一体型がいいです。そして、本体とたこ焼きプレートの間が狭めの方が早く焼けると信じています。(知らんけど)収納的にも助かります。

たこ焼きプレートがセパレートタイプは、焼くときにずれやすいし、焼くのに時間がかかります。清潔にしたいからセパレートにしたいと思うのですが、わたしは一体型も普通に洗ってます。もちろんコンセントは抜いて、シンクの外に出して、食器のごとく洗っています。洗った後は、よ〜〜〜〜く乾かしていますが、壊れたことがないんです。使用頻度の問題か、たこ焼きプレートのテフロンがダメになって買い換えてます。(メーカーの方には内緒にしてください…)

自宅が用がダメになったので、昨日これを注文しました。

たこ焼きピックもいいのですが、わたしのレシピは水が多い(日清さんには内緒にしてください)ので、箸のほうが回しやすいのです。

たこ焼きピックって、たこ焼きしてる感があって楽しいですよね。でも、よくたこ焼きすると、何本かいるし、収納で困ることが多かったり、曲がったり、折れやすいと感じたので、ほぼ使わないです。

油引きは、酸化とか考えると、箸とクッキングペーパーがいいかなと思っているのですが、今は洗える油引きもあるので、気分を味わいたいときはこれもアリなのかも?

たこ焼きの作り方

たこ焼き粉をボウルに入れます。たこ焼き粉をバサーっとボウルに入れて、たまごを割り入れます。昆布茶やかつお節粉、醤油を入れるときはこのタイミングでいれてください。

水は最初は、500mlくらい入れて、ストレス発散くらいの勢いでガーーーーーーっと、粉とたまごと水を混ぜます。焼く前のホットケーキみたいな感じになります。そこから500mlずつ水を足してガーーーーーーっと混ぜて、パッケージに書いている容量の倍の90%くらいまで入れます。慣れないうちは、このタイミングで焼き始めて、残りの水は様子を見ながら、テーブルで後で足してみてください。

たこ焼き器を熱してから、クッキングペーパーで油を引いて(穴の中よりフチの部分を念入りに)、たこ焼きのたね(生地)を入れます。ジューッといい音がするのが目安です。

タコをひとつずつ入れて、天かすを入れます。天かすは、思ったよりいっぱい入れます。(そのうち、写真を追加します…)紅ショウガや干しエビはこのタイミングで。

少し待つと、たこ焼きの周りが膨らんできます。お箸を垂直に持って、膨らんできたたこ焼きから、たこ焼きの穴に垂直のまま穴の縁に沿って穴の深さの1/3程度(1cm程度)差し入れ、垂直の角度のまま、縁を時計回りにぐるっと一回して、たこ焼きをプレートから動かします。

たこ焼きが動くようになってきたら、穴の縁に沿って時計回りにぐるっと一周して、最終地点に到達したタイミングで奥まで入れて、ひっくり返します。

これは、今度動画で説明しないと…テキストでは難しいですね。YouTubeにアップしている動画を貼っていますので、参考にしていただき、もっと言い表現を思いついた方は、どうかお助けください。

ちなみに、毎回、最初の1〜2回目が焼くの難しいです。これはプレートの状態(油分)とたこ焼き生地の濃度の違いだと思います。3回目くらいから急に簡単になるので、1〜2回目を失敗しても諦めないでやってみてね。

たこ焼きは、回そうと思わないでください。たこ焼きの生地が焼けると中に入っている天かすの油分が生地の外にでてくるので、自然に剥がれてきます。それをお手伝いするイメージです。

YouTubeショートに私がたこ焼き作っている動画があるので、よかったら参考にご覧ください。

たこ焼きがプレートから剥がれる(浮く)と、たこ焼きのヘリに沿って周囲を回すだけで、たこ焼きが動くようになり、動くようになると簡単に回ります。無理に回そうとするとぐちゃぐちゃになります。たこ焼きが動いたら回ります。この感覚をつかんだら、水の量を増やしても大丈夫です。

あとは、好みの焼き目焼いて完成、そのまま食べても美味しいし、好みの塩で食べても美味しいです。出汁につけても明石焼き(たまご焼き)とたこ焼きのおいしさを両取りするのもお気に入りです。

普通の量の水で作ったらどうなるの?

普通に美味しいです。長い間作ってないので、たぶんですが、ソースとかをつけたほうがあう味だと思います。

Adobe Stockから写真をとってきましたが、水が多いとたこ焼きの生地を入れたら、すぐに膨らんできます。早く焼けますし、ひっくり返すのも簡単です。子どもたちと楽しんで焼くときは、水を増やさない方がいいかもしれないので、通常量でつくって、焼きながら少しずつ、少しずつ、水を追加していくといいかも。早くごはん食べてほしいときには向きませんが、ゆっくり話しながら長い時間かけて食べれる食べものには人と人をつなぐ力があるのではないかと思います。

Adobe Stockより 一般的な水の量のたこ焼き、生地を入れた直後
Adobe Stockより 一般的な水の量のたこ焼き、生地を入れた直後

たこ焼き分量まとめ

  • たこ焼き粉:たまご:水

    • 500g:6個:3L  大人4~6人

    • 250g:3個:1.5L 大人2〜3人


編集後記

きゅういちのホタテ貝柱が好きで、それをみんなで食す会をしていると、あれよあれよという感じで、あれよあれよという感じで8人になって、それならもう一品ということで、たこ焼きも作ったんです。

きゅういちのホタテ貝柱でつくった「よだれ鶏り風よだれ貝柱」

偶然、タコ釣りに行っているひとがいて、明石の生だこを譲ってもらったことで、たこ焼きを一緒に食べて、「うんま!」となったことで、この記事が誕生しました。

よく考えたら、今までたこ焼きについて、口伝えでやってきて、ちゃんとまとめたことなかったです。1時間くらいで書けるかなと思ったら、2時間余裕でかかりました。

あとで調べるためのタグ

たこ焼きを作ろうと思ったときに、検索からたどり着けるように、タグを入れておきます。他にも、必要そうなタグがあればコメントください。

#たこ焼き #マニュアル #レシピ #大崎弘子 #オオサカンスペース

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