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アンフェアトレード!?

フェアトレードがSDGSや社会的活動などで登場している取り組みや概念になっています。いわゆる、公正な貿易ということで・・・
貧困のない公正な社会をつくるために、途上国の経済的社会的に弱い立場にある生産者と経済的社会的に強い立場にある先進国の消費者が対等な立場で行う貿易です。 適正な賃金の支払いや労働環境の整備などを通して生産者の生活向上を図ることが第一の目的です。このような崇高な信念に基づいた行動ですが、実際は、その概念が行き過ぎて、そもそもその商材、製品が良品であるかどうかが抜け落ちたりしていることが多い。社会的弱者を救うことを目的なら粗悪なものでもいい・・・となるとそれは消費者(購買者)の目線はどうなるのか?

本当の「フェア」とは・・・

ということで、このテーマは、セトレでも大変お世話になるコーヒーハンターの川島さんが大きく提起しています。川島さんは、世界各国の珈琲生産者とつながり、製品づくりを指導、支援して珈琲の適性価格、かつ良質の製品づくりに尽力しています。救済の意味合いだけでフェアトレードを捉えると、生産者の技術や、またその努力が怠たわれ、モノが良化していきません・・・それは逆に「フェア」ではない。生産者が自立できること、加えて、良質なコーヒをつくること・・・この両立合って、本当の「フェア」だということを強く唱えています!昨日久々のお目にかかってその川島節を浴びてきました!この新著にしっかり書かれています・・・そしてこの著書にホロニックもパナマ・コトワ農園との取り組みをしっかり紹介していただいています!こんなつながりを大切にして、このような社会的課題に対しての学びと実践を高めていきたい。


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