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#45 徒歩日本一周日記 2019年2月11日〜

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2月11日

2/11
ついに長かった内陸県山岳地帯を抜け、海の近くの平地に降り立った。今日はほとんど下り坂だった。雪も結構強めに降っていて、なんだか楽しくなってしまった。
長野岐阜あたりの山岳地帯は、北海道に次ぐ難関地帯だったんじゃなかろうか。もうこの先標高4桁まで登ることもそうそうないだろうな。そう思うと少し気が楽になった。つづく。

物理的にも旅の行程もひと山越えた安心感。

あんま初めて来た土地に田舎とか言うなよ。

せっかくだからちゃんとした鱒寿司を食えばいいのに。節約ばかり気にしてこんな調子だから日本各地の名物とかほとんど食ってない。

2月12日

2/12
今日は一日中雪が降ったり止んだりしていた。富山ファミリーパークという動物園に行ったのだが、そこにいる間もほとんど雪が降っていた。上野動物園から来たマー君というツキノワグマがいて、東京から来たマー君という共通点で親近感が湧いた。雪が降っていると寒そうに身を寄せる動物も多かった。僕もたまには家に帰ってコタツでぬくぬくしたい。
昨日の晩は山岳地帯を抜けた記念としてネットカフェでゆっくりしたのだが、一度快適な生活に戻ったせいか、今すごく家に帰りたい。帰りたいよ。つづく。


ネカフェ泊を「快適な生活」と評しているのもすごい。

久しぶりに海を見ると、嬉しい。

「スバールバルライチョウ」って声に出すとかなり良い。

2月13日

2/13
今日はまず、たけるに絶対行って欲しいと言われた、魚津埋没林博物館に行った。水の中に沈む大きな木の根っこは、とてもきれいで美しく見えた。古くから残るものがきまって美しく見えるのはなぜだろう。美しくないものは残れないだけだろうか。
そのあと、魚津水族館に行った。現存する中で日本最古の水族館らしい。一番古い動物園が上野なことは知っていたが、一番古い水族館が富山にあるとは知らなかった。古いからといってボロボロなわけではなく、むしろすごく正統派のきれいな水族館だった。大きな魚の口から小さな魚の尾(多分エサ)がはみ出ていたのが印象に残った。
それにしても2月の富山は本当に雪が多い。富山にいる時間の七割くらいは雪が降っている気がする。つづく。

古くから残るものがきまって美しく見えるなんて日記に書いたことすっかり忘れていたけど、確かに今でもそう思う。

すぐ数値化したがる。

ツアーとかでなく気軽に水族館のバックヤード見られるのすごく楽しいけど、勝手に何か入れられたりするリスクとか考えると簡単じゃないんだろうな。
ミラージュパークとかいう遊園地、名前がかっこよすぎる。

2月14日

2/14
今日はバレンタインデー。板チョコを買って食べた。
今日は高岡市古城公園動物園に行った。ペンギンがしっぽをフリフリさせながら泳いでいてすごくかわいかった。ペンギンとエミューとフラミンゴ以外の鳥たちは、寒さ対策に檻がビニールで覆われていてよく見えなかった。
富山は本当に雪がよく降っていて、道路にはそれを溶かすために水が流されている。それですぐに靴が濡れる。靴下まで濡れると足がふやけて、マメができやすくなる。ビチョビチョで気持ち悪いくらいで終わってくれればいいが、マメが出来るのが本当に嫌だ。勘弁してほしい。マメのできない足が欲しい。
最近、また節約のために食パンを食べるようになってきた。でも前と違うのは、108円じゃなくて150円の食パンを食べるようになったところ。つづく。

節約のために食パンを食べつつもバレンタインにかこつけてチョコを食べている。チョコはいつだって食べたい。美味しいので。

卵かけご飯って家だと手軽に食べられるけど旅先だとなかなか食べられないし食べたくなる。チェーンの定食屋とかに入れば食べられるけど。

2月15日

2/15
今日は能登島に渡り、のとじま水族館へ行った。この旅で初めてのジンベエザメの見られる水族館だ。ジンベエザメはでかい。でかくてかっこいい。でかいからかっこいいのかもしれない。さらにのとじま水族館にはジンベエザメの水槽の前にこたつが置いてある。こたつとジンベエザメ、最高すぎる。永遠に見ていられる。あと、サメの卵の中で子供がピコピコ動いていてかわいかった。生まれる前からかわいい。ジンベエザメを見たことで元気が出た。気がする。つづく。

大きい生き物を見ると元気が出る。

デカい生き物ってそれだけでかなり良い。

メトロイドプレイしたことなし。スマブラでしか知らん。

ラッコって見られるうちに見といたほうがいいらしい。

#46に続きます