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#46 徒歩日本一周日記 2019年2月16日〜

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2月16日

2/16
今日はひたすら歩いていた。また雨が降って、またマメが増えてしまった。マメが痛くて雨も降ってて、よく54kmも歩けたもんだ。
温泉が気持ちよかった。マメが一瞬で治る何かが欲しい。マメってなんのためにあるんだ。いらないだろ。勘弁してくれ。つづく。

マメがあることによるメリットってあります?ないでしょ。進化してくれ、人間。

アラバスタ看板、本来×印のところに「サインワーク」って1文字ずつ書いてあります。ネタを重視しすぎて看板の役割を満たせてないよ。

2月17日

2/17
今日は、金沢21世紀美術館へ行った。ずっと行ってみたいと思っていたのプールの作品にも無事入ることができた。日曜とはいえとんでもなく人が多くて、すごい人気だと感じた。
展示を見ていて、巨大な船のような作品を見て「面白いなあ」とキャプションに目を向けるとザイの作品だったのでびっくりした。お母さんに電話で話すと「言ってなかったっけ?」と言われた。僕が忘れていただけかも。
ジェームズ・タレルとアニッシュ・カプーアの作品はいつ見てもすごい。「光」とか「闇」とかって本能的に美しく感じるんだろうか。
お父さんとお父さんの姉(おば)とテレビ電話で少し話した。早く同時通訳ができるシステムが一般化して欲しいなと思った。まあ僕が英語をマスターすればいい話なんだけど。つづく。

なんでわざわざお父さんの姉って書いてるんだろう。最初から伯母でいいのに。母国語の違う親戚、困る。

思わぬところで突然知ってる名前を目にすると驚く。

2月18日

2/18
今日はいしかわ動物園に行った。ここは佐渡以外で唯一、一般人が時トキを見られる場所だ。トキのいる場所は全面マジックミラー貼りになっているらしく、とても近くでトキを見ることが出来た。
野生絶滅したということを知らなければただの鳥に見えるかもしれないが、そのことを知っているだけでこの鳥がとても美しく、素晴らしいものに見える。しょせん人間の視覚なんてものは感情に大きく左右されるのだろう。とかなんとか言っても、やっぱりトキを見られて嬉しいことに変わりはないのだ。つづく。

「ヤツらは情報を食ってるんだ!」みたいなことって結構多くのことにあてはまるんでしょうね。ラーメン発見伝は読んだことないです。

面白い。ただ文字がデカいだけなのに。

トキって自分で羽を染めるらしい。面白いですね。

2月19日

2/19
今日は越前松島水族館へ。魚が水底にひっくり返って死んでるのかと思ったら、コバンザメが水底に頭をひっつけているだけだった。びっくりした。
昨日久しぶりに天気が良くなって嬉しかったのだが、今日はまた天気が悪かった。冬の日本海沿いってこんなもんなんだろうか。つづく。

晴れているほうが嬉しい。少なくとも歩いて旅しているときは。

雨って嫌ねえ。少なくとも歩いて旅してる間は。

2月20日

2/20
今日は鯖江市西山動物園へ。小さめの動物園だったが、レッサーパンダがいっぱいいた。レッサーパンダはアライグマと種として近いらしい。確かに雰囲気は似ている気がする。
お父さんとビデオ通話で話した。遠く離れた場所にいても顔を見て話すことができる。いい時代だと思う。つづく。

今思えばこの時が父との最期の会話だった。どんなこと話したかほとんど覚えてない。着信があった時ドラッグストアのトイレでうんこをしてて、トイレを出てからかけ直して「今ちょうどうんこしてた」と言ったことだけ覚えてる。

道中にコンビニスーパー等がなく道の駅でしか食べ物を入手できない場合、焼きアナゴとかで空腹をごまかすことになる。

#47に続きます