コードブルーの意味を知っていたか？

ガッキーが結婚を発表した。ガッキーとは、勿論あの国民的女優の新垣結衣さんの事である。お相手は星野源さん。そう、かの『逃げ恥コンビ』が現実世界でも結ばれたのである。交際などの情報が一切外部に漏れていなかっただけに、このニュースは衝撃が走り、それと同時に襲いかかった【ガッキーロス】。お嫁にさんにしたい芸能人No.1が誰かのものになってしまうことは、幻想が幻想でなくなってしまうことだ。紛れもない事実に、左心房左心室あたりを魔貫光殺砲で撃ち抜かれたかのような気分でいる。

…などと、SNS上では誰しもが阿鼻叫喚のツイートや投稿をしたことだろう。だが、果たして本心はそうだろうか。そんなに、ガッキーの結婚は凹むことなのだろうか。ちと騒ぎすぎやしないか？　そりゃ勿論小生も逃げ恥はハマってみていたし、連ドラ放送直後にロケ地である横浜で開催された源さんのコンサートに足を運びマンキンで恋ダンスを踊ったものだ。結婚自体は本当に喜ばしいニュース。

ここで今問いたいことは、

『お前ら、本当にガッキーのファンだったか？』

ということだ。「うわー、ショックやー」とか言う奴に限ってガッキー出演の連ドラ見てない作品結構あるんじゃないか？（ちなみに自分の場合は調べたら半分以上も見てなかった！）　どうだい、そこの君に訊いているんだ。ガッキー以上に推してるアイドルや好きな芸能人がいるんじゃないのか？　ガッキー結婚のニュースを見て、膝から崩れ落ちたか？　会社を即早退して、翌日からの有給届けは出したか？　部屋のポスターは破いたか？　分かっている。スマホを閉じて正常に歩けただろう。翌日からも余裕で会社に行けただろう。そもそも部屋にポスターなど貼っていなかっただろう。

そう、至って平常運転なのだ。何事もなかったかのように僕らは日々の暮らしに戻る。たかだか氷山の一角にすぎない出来事なんだよ。もっと分かりやすくするとそうだな、君の今最も推している国民的アイドルで例えてみよう。もしも突然、元乃木坂46のまいやん（白石麻衣）が結婚を発表したら。表向きには「立ち直れねぇ」とアピールするも、本心では「いや俺はどっちかというと松村沙友理の方が好きやし」とか、「いや乃木坂より日向坂だろ。こさかな（小坂菜緒）最高！！！）」と開き直りのような思考回路に切り替えられる。多少ショックではあるが、その痛みなんぞほんの一瞬。熱々の小籠包をいきなり食わされても、初めは身悶えるほどの衝撃でも喉元を過ぎれば熱さを忘れる。僕らはそういう風に出来るている器用な生き物なんだ。冷静になれよ、ミ・アミーゴ。俺たち妄想じゃ負け知らずだった筈だ。

そろそろ銭湯の休憩所から出たいので、最後に今回は個人的にこの人たちが結婚したらかなりロスを感じる！というアイドルや芸能人を発表しよう。そうだな、日向坂46の齊藤京子さん（国民的彼女！）、SILENT SIRENの4人（勿論全員。誰かが結婚して欠けてしまうとバンド自体活動できなくなるから）、朝日奈央さん（アイドリング!!!時代からの推しメン）あたりかな。この中だと朝日がそろそろ結婚しそうな気配はするけど（どんな気配なんだ？）、それはそれでまた別の芸能人がいるし！って開き直りそう。結局、そんなもんだ。

で、実際問題何が言いたかったかというと、新垣結衣より長澤まさみの方が好き。多部未華子も好きだったが結婚してもそんなにロスってはいなかった。今は川口春奈が熱い。小松菜奈も捨てがたい。うん、やっぱ本田翼しか勝たん！ということだ。本当に男ってやつは、否、自分は面倒くさい人間なんだなぁってふと思う。今日も穏やかで良き日だった。さて、帰って『ドラゴン桜』の録画観よう。黒髪ショートの長澤まさみ最高！