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気分の周期のはなし

気分には、周期がある。

僕はだいたい常に「今読んでいる本」があるのだけれど、今ならそれは小説だ。
2ヶ月くらい前から、いつも小説が読める状態にしている(といっても、kindleを持ち歩いているだけだけれど)。

中学生くらいの頃からずっと小説は読んでいるので、別に珍しくも何ともないのだけれど、この2ヶ月の前は、たぶん半年くらい小説から離れていて、代わりにビジネスやWebなど、仕事に関する本だったり、教養系の本だったりを読んでいた。

法則やきっかけがあるわけではないのだが、ある時期は何かしら勉強したい、あるいはビジネス書を読んでいろいろと仕事のことを考えたいモードにあって、また別の時期は小説の世界に浸りたいモードにある、という感じなのだ。

こうした1ヶ月〜半年くらいのスパンで回っている「気分の周期」というものがいくつかあって、その周期が僕の時間の使い方に与える影響というのがけっこう大きいものになっている。

ひとつが、上記の「読み物」の気分だ。
基本的には小説を読んでいることが多いが、ときおり学びたい欲求みたいなものが湧き上がってきて、ビジネス系を始めとした色々な種類の書籍に手を伸ばす時期がある。

これと似ているのが、「音声コンテンツ」の気分。
だいたい移動中などに何かしらを聞いているのだが、お笑い系のラジオばかり聞きたい時期もあれば、ちょっと考えるきっかけになったり、モチベーションになるようなものを聞きたい時期もある。
この辺は、読み物とも似ているかもしれない。

それから、「買い物」も不思議と気分に左右される。
ある時期は特に何がほしいわけでもなく、気づけば2〜3ヶ月くらい大したものを買っていない、ということもあれば、やたらめったら服などが欲しくなって、週末になると買いに行こうとするような時期もある(かと言って、結局そんなに買うわけではないんだけど)。
このあたりは、けっこう共感してくれる人も多いのではないだろうか。

次に、「創作」についての気分。
そもそも、僕の性格上「自分でやりたい」というのがよくあって、何か素敵なコンテンツとかを楽しんだ後は、とりあえずやってみたくなる。

サッカーの試合を見ると単純にサッカーをしたくなるし、プロの舞台で、観客の声援を受けながらプレーするようなこともやってみたいと思う。
好きなバンドのライブ映像を見たときには、同じようにステージの上で演奏したり歌ったりしたい! という気持ちになる。

この辺はできないので完全に諦めるとして、自分でもできるようなこともある。

その一つが、まさにこのnoteにもあてはまるが、文章の創作活動である。
文章なら、パソコンひとつあれば自分だけでできる。
ということで、こういう場で何か物書き的な活動をしたり、小説を書いてみたりするのがひとつの日常になっている。

あとは、見様見真似の遊びレベルではあるけれど、友人とあれこれと映像をつくってみたり、あるいは漫才・コントのネタを書いて披露してみたり、手軽にできることはわりとやってみることが多い。

話が逸れたけれど、そんなわけで、ちょくちょく自分でできる創作活動はあれこれと手を出している。

中でも、創作活動してる感があるのが動画と小説で、このあたりはまさにその気分のときは無性にやりたくなってくる。

動画は撮影も必要だし、ちょっとだけハードルが高いので、何かしら「やれる言い訳」がないとなかなか難しいのだけれど、小説だったら書き出せば嫌でも始まってしまうので、思い立ったらとりあえず何も考えずに一文目を書き出すことも多い。
(映画はかなりハードルが高いものの、やりたい気持ちは強いので、いつかできたらいいなぁ……。これは気分関係ないけど)

今、まさにこの「創作したい」時期が久しぶりに訪れていて、隙あらば小説を久しぶりに書き始めてやろうと、虎視眈々と(心の)準備をしている。

明日から急に小説の連載が始まったりしているかもしれない。
ただ、正直なところもしここで連載的なことをするとなれば、「毎日更新」を掲げている以上はちゃんと毎日書かなければならないわけで、きちんと締めなければならないのでプロットをある程度立ててからにしようかなーと考えている。

そうこうしているうちに、気分が変わってしまいそうな気もする。

こんな感じの「気分の周期」ってみんなあるものなのだろうか。
書いていてよくわからないのだが、下手をすると「そりゃみんなそうでしょ」みたいな記事になっているのかもしれない。
それならそれでまぁいいか。

今日の記事に込められたメッセージは、「『ゆるいことを発信したい』という気分の周期に入ったかもしれない」ということでありました。

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