弱音カフェ*年齢不問の求人票


今日は夕方に書いています。
雨や風もひどく、東北の方では地震もあったとニュースで知りました。
何事も無いよう、ただ祈るばかりです。


さて、今日はハローワークの求人票について書いていきたいと思います。
契約社員としてハローワーク求人を見て2年半ほど。
求職者が気になる点を企業に問い合わせたりしたことで、
全てではないですが求人票の見方が分かってきました。

あくまでも私が住んでいる地域でのことになりますので、
全国に当てはまるものではありませんので、あくまで参考程度にご覧いただければ幸いです。
取り敢えず、今日は年齢不問の求人票について書いていきたいと思います。
受容があれば、それ以外の項目について書いていきたいと思います。


年齢不問だけど不問じゃない!!

ハローワーク求人ではよく年齢不問と書いてあります。
正社員、パート・アルバイト共通して年齢の壁を感じていらっしゃる方が多いのではないでしょうか。

上記、厚労省のHPになります。均等な機会を設けてもらえることはありがたいですが、
実際は年齢での応募が受け入れてもらえないことが多々あります。

雇用形態に関わらず年齢について企業に問い合わせると・・・
 a)出している職種で働いている社員と同年代を希望している
 b)年齢関係なく経験者を求めている

主に上記2つの理由の回答が多くありました。

a)については、一緒に働く人の年代と上司の年齢を理由に挙げる企業が多いです。
特に上司の年齢を挙げる企業は、指導のしやすさを考えておられるのだと思います。また、年下上司が嫌だと思う人もいることが考えられます。

b)については、1人作業・専門性の高い仕事の場合が多いです。
例えば、医療・介護関係。電気・建築。事務でも(連結)決算等が挙げられます。
キャリア形成目的の求人出ない限り、年齢で絞ると人が集まりにくいこともあることも考えられます。


じゃあ、どうしたらいいんだ!!

そう思った方には、求人票の全体をチェックすることをお勧めします。
年齢に関係なく、興味のある求人は全体をチェック!なんならHPもチェック!!

特にチェックしてほしいのは、会社情報と特記事項になります。
全ての会社が書いているわけではないですが、

① 20~40代活躍しています
② お子様の行事にも柔軟に対応します
③ 60歳以上応募可能

①の場合、この年代が欲しいんだなと分かり、経験があっても断られる可能性があります。
しかし、実際経験値もアピールしつつ問い合わせをしたら、応募可能の企業もあるので聞くだけ聞いてみることをお勧めします。

②の場合、子育て世代10~40代の女性を求めている場合が高いです。
事務・製造・調理等、女性が欲しい企業がよく書いている言葉になります。
そのため男性の応募は難しい場合があります。

③の場合は、60歳以上の方全て応募可能・・・・かと思いきや70代未経験の応募はハードルが高くなることが多いです。
体力的なもの仕事を覚えることもあり、未経験だと年齢を考慮される企業が多いと感じます。
後、60歳以上の求職者には直近まで働いていたことはとても強みになります。

60歳以上を対象としている求人は、体を動かす仕事が多いです。
例えば、警備・掃除・調理・介護・・・。座ってする仕事はあまり見かけません。官公庁の事務補助は除きますが。
ブランクがある人よりは、直近まで働いていた人は業務遂行能力が高いと評価されやすいです。
70歳以上でも働いている人は60代から継続して働いている方がほどんとです。そのため、60代のうちからの仕事選びは重要だと感じています。


最後に問い合わせをした際、60歳以上の方を始めて雇った企業から聞いた話をして終わりたいと思います。


その企業は60歳以上でもまだまだ働ける人が多いと感じて、60代の人を始めて雇いました。
しかし60代の人は、思っていた仕事と違うといいすぐに辞めました。
その後、その企業は60代の人を雇わなくなりました。


たった3行ではありますが、求人が1つ減った事例です。
我慢しながら正社員として働いてきた方が短時間労働になり、少しでも違うと思ったら辞めるケースもよく見受けられます。
今まで頑張ってきた分、自分の意思を優先する人が増えたのだと思います。
気楽に働きたい思いは当然あります。私ももう少し年を重ねれば、ボケない程度、軽く体を動かしながら給料が欲しいと思います。

ただ、「60代以上の人にも活躍してもらう」と求人を出した企業が再び同様の年代に向けて求人を出す可能性を考えると難しいと思います。
例えるなら、学校推薦や高校での就職の推薦に似ていると思います。
学校の場合は同学生。母数が大きく違いますが60代の場合も同様です。


年齢不問と書いてあるのに、応募できなくて窓口で怒りを出される方もおられます。
その怒りも分かります。書いてあることと違いますから。
けれど、上記の理由から応募を受け付けていない企業もあります。

就職は、求職者と企業がマッチングして始めて成立します。
コロナ禍の中、求職活動をされている方は大変だと思います。
私も8月に契約が切れるので不安しかありません。
しかし、都道府県で有効倍率は違えどコロナ禍は同じです。
どうしたらいいのか口に出さないと気づかないことがあります。

そんな時は、やはり口にすること、思いを伝えることが一番だと思います。
私も無職の時、どうしたらいいか誰に相談すればいいか悩みました。
だからこそキャリコンの勉強をし、資格を取り、寄り添えたらと思い現在に至ります。


全てにお応えすることは難しいかもしれませんが、なにかありましたらコメントをいただければと思います。
notoの使い方がよくわからなくて、コメントできるか今から調べます(すみません)

それでは、明日もなにかしらアップしたいと思います。

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