2020/02/01

「その日聴いた音楽から適当に何曲か選んでプレイリスト作り、それをnoteにあげる」ということを暫く続けていこうと思った。特に意味はない。凄く面白そうだと思った訳でもない。
ただ、「他人から見て(あるいは自分から見ても)あまり有意義に思えない行動を徹底的に反復する」ということにちょっと興味を持っただけだ。
何でそんなことに興味を持ったかというと、「習慣」とは突き詰めていけば「思想」になるのではないかと思ったからだ。
別にそんなのどっちでも良かったんだけど、誰かに無理矢理読ませる訳でもないし、気になったんなら試せばいいじゃないかと思ったからやることにした。


飽きたらすぐに辞める。

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気がつくと1月が終わっていた。生まれて初めて年越しを家族以外の人とバイト先のイベントで過ごし、成人式のために帰省し、毎日のように文章を書き続けていたら終わってしまった。
『2020年』という音の響きに慣れすぎていて、例年この時期に感じる「まだ2019年な気がする」といった感覚がない。むしろ「ようやく2020年か」という感じだ。2020年が終わってしまったら、もっというと東京オリンピックが終わってしまったら今度は何を目標に掲げるのだろうかと考えてみる。恐らくこの議題はいたるところで議論されつくしているのだろうが明確な答えは聞いたことがない。答えが出ないことを必死にオリンピックで誤魔化しているように感じて笑える。

かといって自分自身とくに答えを持っている訳では決してない。というよりオリンピックという目標すらない自分はただただその日を消化することでしか生きていくことが出来ないみたいだった。

明日はライブハウスのバーカウンターに立っているのだと思う。午前11:00に出勤してイベントの終わりが午後11:00。その後打ち上げがあって締め作業が終わる頃には午前2:00か3:00か。そうするとその次は午後2:00からミーティングがある。それが終わったと思ったら午後4:30からもう1つミーティングがある。恐らく終電ギリギリまで酒を飲んで家に着いたら次のミーティングは午後12:00からだ。
何がスカイプだテレワークだそんな話は下北のライブハウスには届いていない。

日々をこなしていたら1月が終わったように、東京オリンピックも残り半分になった学生生活も、就活も全部終わってしまうのかもしれない。

それより前に本来なら昨日までに提出しなければならなかったレポートを書き上げなければならない。どんなに集中していても2時間はかかりそうだ。
明日朝起きられるのだろうか。明後日は?明々後日は?そんなの知ったこっちゃないのに音楽を聴いている余裕なんてない。



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