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とるたら日記(2/4)

一日遅れではありますが、節分の話をば。

私は小さいころ節分の豆が結構好きでした。
味はほとんどしないけど、あのポリポリとした食感が好きで、小学校の給食のたびに出てくるのを楽しみにしていました。今思うとそんなに好きじゃないかもしれませんが。子供ながらに無心に食べてました。


毎年、節分の豆を食べるたびに、(年齢の数だけ食べるというけど、給食ででてくる豆って多いよなあ)なんて子供ながらに思ったりしてました。

そして中学生になるといつの間にか節分になっても給食に豆が出てこなくなり、
高校生や大学生にもなると豆の存在感は消え、恵方巻のCMが目に付くようになり、(給食では恵方巻は出なかったし、あまり実家でも恵方巻を出す家庭ではなかったから小さい頃はあまり節分=恵方巻のイメージがなかった)いつの間にか、25個も食べないといけない年齢になってしまいました。

25個はちょっと多いかな…..

節分の豆をちょっと食べたくなったころにスーパーに寄って見てみても、数袋入りのものばかりが売られていて、そこまで食べたいわけじゃないんだよな…..という気持ちになって結局節分の豆はここ数年以上食べていません。

子供のころには身近だった食べ物が大人になってこんなに疎遠になるものとは。
小学生のころ、父や母に「年齢の数だけ食べないの?」って聞いたことがありましたが、「父さんたちはいいよ」といつも断られていました。
今思えば、そんなに数食べられないですよね。豆……
私の年齢でもきついのに。
これからどんどんキツくなっていくんでしょうね。豆の数的にも。食欲的にも。

自分に子供ができたらこんなような会話をするんでしょうか。
その時は豆を食べる機会は今だけかもしれない貴重なものなんだよ、と教えてあげたいですね。


それでは。

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