【読んだよ】泣き虫スマッシュ!①~④
いきなりですが皆さんは角川つばさ文庫を読んだことがありますか?
小学生の頃、図書館の一画を占めていた角川つばさ文庫。
小さかった頃の私は興味はあったものの、かわいい表紙に気後れして別の本を読んでいた記憶がぼんやりとあります。
そして大人になった今、私の好きなイラストレーターさんが挿絵を描いているのもあって、(実際子供向けの文庫本ってどんな内容なんだろう?)と気になって買ってみることにしました。
今回読んだのは『泣き虫スマッシュ!』。
バドミントンが大好きな背が低い主人公、奈央と
奈央に誘われてバドミントンを始めた背の高いことり。
この2人が主人公です。
周りの偏見やスポーツに対する姿勢のすれ違い、家庭の事情、様々な問題を2人で乗り越え全国大会優勝を目指す!そんな王道な物語でした。
大人になった私が今呼んでも考えさせられるような問題もあり、結構読み応えがありました。もちろん小さい子向けの作品なので、読みやすいように二人の感情の動きの描写が太字で表現されていたり章が始まるときにどちらの主人公視点で物語が進んでいるかの表記がなされていたりと様々工夫が凝らされていましたね。あの頃読めなかった文庫本にはこんな趣向があったのか…….
作品自体の感想としては一言で言うなら進研ゼミの漫画を思い出しましたね。なんというか、挫折を乗り越えて成長する流れが似ているいうか。
子供向けの作品では王道なのでしょうか?
それでは。
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