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とるに足らない旅行記・最終日(seabed聖地巡礼in神戸須磨シーワールド)

神戸旅行3日目。
今日が旅行最終日な私は、幼少期の貴子と佐知子が校外学習で行った水族館のモチーフ、須磨海浜水族園……ではなく、今年の6月にリニューアルオープンした『神戸須磨シーワールド』に行ってきました。

貴子が日記内で回想していたこのシーン。
日記には電流の大きさに応じて音が出る電気ウナギの展示のほか、ホルマリン漬けのリュウグウノツカイ、そして人気のイルカショーやラッコについて触れられていました。

ゲームのモチーフ当時の水族館が見れないのは非常に残念ですが、とはいえ須磨海浜水族園のルーツは引き継いであろう須磨シーワールド。
どこか当時の面影を感じさせるような展示が少しでもあればいいなと思い足を運んでみたのですが……。


イルカショーは水族園の頃から継続しているようでしたが、残念ながらリュウグウノツカイや電気ウナギはおろか、深海魚や淡水魚の展示がほとんどありませんでした。残念……(展示物内容自体はリニューアルオープンしたばかりなのもあって、どれも新しくきらびやかで楽しめました。)
おそらく再整備するにあたり、民設民営を取った関係で展示に関する方向性も変わったのではないかと思います。

西日本で唯一見られる!と銘打ったシャチショー。

それではもう須磨水族園の頃の展示物はもうないのか……と思っていたところでパンフレットの隅の方に「スマコレクション」なる文字列が。
どうやら、須磨水族園のころ歴史解説、および当時披露されていた淡水魚が一部ここで展示されているとのことでした。

ヘラチョウザメやナマズなんかはここに飼育されていました。
ただ、電気ウナギはもういなくなっていました。

シーワールド内にはラッコの姿はありませんでしたが、水族園の歴史解説を読むと確かに過去にラッコがアメリカから導入されたとのことでした。
ブロンズ像なんかも造られていたところから当時の人気ぶりが伺えます。

できれば、佐知子がもっていたという親ラッコが子ラッコを抱いている人形というものを
買ってみたかった。
当時、電気ウナギやリュウグウノツカイの展示があったとされる世界のさかな展。
当時の展示物は一体どこに行ったのでしょうか。

ゲームのモチーフ当時の水族園の展示物が見れなかったのは残念でしたが、シーワールド自体はとても楽しめましたし、水族園の残滓を感じることができたので有意義な観光になったと思います。

↑実際にどんな感じの展示があったのかは、動画を検索するといくつかでてきたので興味がある方は調べてみてくださいね。



これで私のseabedの神戸聖地巡礼記は以上になります。
非常に楽しめました。当時ここを訪れた作者が景色を見たときの感動や思考についてふれることができた気がします。
今まで一人で旅行というのは考えたこともありませんでしたが、これを機にいろんなところを回ってみたいなと思うようになりました。次行くとしたら東京かな。あそこは様々なゲームの聖地がいっぱいあると思うので。

最後に須磨海岸を眺めて帰宅しました。
そういえば楢崎も最期を海岸で迎えようとしてたな、なんてことをぼんやりと考えていました。


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