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カメラ撮影記〜よこはま動物園ズーラシア編〜。生態系とか種の保全とかを考えるきっかけになる。

身体を動かすことが好きで週末は数時間を歩くようにしており、これまでカメラで様々なものを撮影してきた。
2023年は順調に継続できている。過去の記事もよかったら見て頂きたい。(韓国、鎌倉、みなとみらい、日本民藝館)

今回はよこはま動物園ズーラシアへ

これまで転勤で関西や東京都内に住んでいたが今は地元神奈川に暮らしている。海外旅行も好きであるが、大人になって思うのは地元の再発見が楽しい。地元の名所や寺院仏閣など建物や景色の背景にある歴史や文脈に想いを馳せながらその時の情景を写真に保存している。

いつか国内外の友人が地元を訪れた時に観光スポットを歴史や文脈とともに紹介できたら友人も満足してくれるだろう。やってくるかわからないそんな日に向けて様々な分野に精通するのが教養というものだろう。

私自身、海外企業の日本支社に勤務しつつ、自身で経営する会社のために毎日頭を捻らせているが、このようなカメラを通じた教養の習得は、仕事の面でも良い刺激となっている。経験や体験を通じて新しいアイデアが生まれるものだ。

ズーラシアはこんな人におすすめ

  • カメラが好き
    動物園は日常では味わえない体験の宝庫であるからカメラ好きにはたまらない。建築デザインも各エリア(アマゾンやサバンナなど)で拘っているので動物以外にも視線が向いてしまう。動き回っている動物も多いので動画も撮ると楽しい。

  • こどもの遊び場
    後述するが動物をみるだけでなく公園や広場もある。そして毎週土曜日は小中高生の入園料が無料(!)である。知らなかった。ベビーカーの無料貸し出しもある。

  • エクササイズとして
    敷地がとにかく巨大である。一周まわれば相当な距離になるが、定期的に動物が迎えてくれる非日常が楽しい。通路は日陰になるように草木が配置されているのも嬉しい。

  • 動物が好き
    画面越しでは感受できない迫力、音、匂いがある。可愛いものからかっこいいものまで飼育されている。

  • 生態系や環境保全に興味がある
    ズーラシアの目的の一つでもあるので関連する様々な情報が溢れており勉強になる。

世界各地の動物が一堂に会する巨大な動物園を楽しめる事に感謝。

よこはま動物園ズーラシアの基本情報

入園料
大人800円、中・高校生300円、小学生200円、小学生以下無料。
毎週土曜日は、小・中・高校生は無料(要学生証等)

アクセス
詳細は公式サイトをご覧頂きたい。車でも電車・バスでもアクセスしやすい。
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/zoorasia/access.php

園内マップ
とにかく広い。一周3,4時間はかかる。入園前に不要な荷物は有料のコインロッカーに預けることを勧める。

巨大な敷地面積であるがちょうど良い間隔でトイレや軽食処があるのが素晴らしい。

また正門からスタートして最終的に北門に辿り着くのだが、北門から正門への園内バスは有料(200円)である。

園内マップ

ズーラシアの動物たちの写真

カメラは初心者につきクオリティについてはご容赦頂きたい。でも、これらの写真達から何かを感じ取って、次の休みにズーラシアに行ってみてくれたら大変嬉しい。
(その時にもし写真を撮ってSNSに上げるようなら教えてほしい。いいねしに行きます。)

そしてズーラシアでは希少種の保護や野生復帰およびその研究にも取り組んでいるため、多くの絶滅危惧種に出会える。

まず最初にインドゾウがお出迎え。
可愛らしくステップを踏んでいたのが最高に可愛い。
動画はTikTokに上げようと思う。
こういう情報が嬉しい。
地球規模の生態系を学べる。
自然も動物も助け合うから地球が成立する。
インドライオンは躍動感がある。
アフリカのライオンと比較して小柄で
たてがみが短い。
咆哮は聞けず。
ゴールデンターキンの名の通り金色の様な体毛をしている。
こんな顔をしている。
生態している中国ではジャイアントパンダに並び
国家第一級の保護動物に指定されている。
「胃の中の微生物を食べている」
オーストラリアに生態するアカカンガルー。
筋肉がすごい。
家族連れの子供はみんなこう言う「休みの日のお父さんみたい」
お父さん「お母さんもでしょ」
今回の愛嬌No1だった日本のホンドタヌキ。
ずっとこっちを見ている。
別方面にいる観覧者への目線も忘れない。アイドル。
ニホンザルの親子と兄弟だろうか。
血縁関係で群れを作るらしい。
ちょうど飼育員さんがみかんを配っていた。
あっという間に岩山を登り器用にみかんを食べている。
開園当時の目玉だったオカピ。
シマウマの要素があるがキリン科である。
1901年に発見されたばかり。
キリン科だけど牛のような胃袋構造。面白い。
クモザル科のウーリーモンキー。
ウーリー(ウールの様な)の通り羊毛の様な体毛で覆われている。
目をぱっちりと開き、何かを考えているのだろうか。
人類と同じヒト科のチンパンジー。
腕を組み将棋を指しているような構図が人間のようだ。
見すぎました。ごめんなさい。
指先の味を確かめている。
オナガザル科のアビシニアコロブス。
物憂げな表情に引き込まれてしまった。
いろんな事を考えていそうだ。
いや、眠いだけなのかもしれない。
ちょうど夕暮れ時で眩しい西日がまた哀愁を漂わせる。
また逢いたい、アビシニアコロブス。
ヒガシクロサイは比較的活発に歩き回っていた。
カメラがあればこうやってズームし表情を窺える。
「薬効はないと考えられている」
チーターの爪は猫と違って常に飛び出している。
このスパイクの機能が瞬足の秘訣の一つ。
スピードと殺傷能力のトレードオフ。
なぜだろう、細いのに迫力がある。
ミーアキャットはオランダ語で「湖のネコ」を意味する。
実際には水辺におらずマングース科である。
穴を上手に掘っていた。
雑誌の表紙の様なポージング。
思えばシマウマを生で見たのは初めてかもしれない。
感動した。
なぜ縞柄なのだろうか。他に存在しない模様柄が不思議だ。
「大人のシマウマのキック力はライオンの顎を砕くほどの強さがあり、アメリカの動物園では他のどの動物よりもシマウマが飼育員に怪我を負わせることが多いのです」
https://logmi.jp/business/articles/321166
雌のライオン。活発に動き回り咆哮を上げていた。
咆哮の重低音がガラス越しに轟く。
世界一背の高い動物、キリン。
ちょうど顔の高さからカメラを構えられる造り。
正面から見るとすごく可愛い。

他にもたくさん動物がいたが、写真がぶれてしまったり焦点が合わなかったりしたため割愛している。他のカメラ撮影者は長い望遠レンズを持っていた。

また、時期や時間によって出会える動物の種類が異なるため、何度も楽しめる。
全種類は公式サイトのこちらから確認できる。

https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/zoorasia/animal/

カメラ撮影という観点では焦点を合わせるためには長い望遠レンズが必要というのが学びになった。同時に情報溢れる動物園では知的好奇心を満たせるレジャー施設となっている。

それだけではなく、最後によこはま動物園ズーラシア園長の言葉を掲載したい。我々人間が地球のために取り組めることは何かあるはずである。

よこはま動物園(ズーラシア)は、世界中の野生動物を、展示、飼育、繁殖させている国内でも最大級の動物園です。

絶滅寸前の希少種の野生復帰や、そのための研究にも積極的に取り組んでいます。

野生動物を展示飼育する目的と意義は、野生動物の生態や行動を身近に学んでもらうこと、目の前にいる野生動物が暮らすことのできる地球環境の豊かさを知ってもらうこと、命の大切さを再認識してもらうこと、そしてヒトと野生動物が共存できる世界の大切さを理解してもらうことです。
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/zoorasia/about/outline.php

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