批判していいのは批判される覚悟のある奴だけだ
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10110000110110001010000000001010001001110001110001です。
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一方的に粘着する人達
昨日のnoteでは、イラストレーターのriokaさんに粘着するクレーマー達について取り上げました。
中には「頑張ったら普通にこれよりは上手く描けると思う」と身の程知らずの発言をする人も現れました。普段自分が描いてもいないのにも関わらず、商業誌にも掲載しているプロのイラストレーターに対して、自分の方がもっとできると言わんばかりの豪語を吐き出す人がいるとは、驚くばかりです。
自分がカツサンドを見様見真似で描いたところで、美味そうなカツサンドにならないと感じている自分にとっては、riokaさんに噛み付いてらっしゃる方々には「リスペクト」という文字すら知らないのかと感じたものです。
「批判されたくなければ表に出すな」
riokaさんには、数多くのジェンダークレーマーが暴言をぶつけており、本当に酷い状況が続いています。
しかし、その酷い状況を非難するツイートに対して「批判されたくなければ表に出すべきではない」と吐く人がいるものです。
「人目にさらされる以上、それ自体として批評の対象になるのは当然」というのは間違えているわけではないでしょう。確かに誰にでも何かを言う権利はありますし、それ自体は私も否定することはありません。確かに何も言われたくなければ、自分の理解し合える人同士で見せ合っている方が良いでしょう。
しかし、実際に自分が手を動かして描いてみて思ったことですが、やはり多くの人を唸らせるものを描くのは簡単なことではありません。ましてやriokaさんのようにプロフェッショナルであり、お金を頂いている立場になるには、相当な努力を積み重ねてきていることには違いないでしょう。様々な経験と鍛錬、ときには実験的なことも行ったりしながら、今の地位を築いていることを忘れてはいけません。
批評は写し鏡になる
Erithacus Cyanurusさんが「批判されたくなければ表に出すな」という主張は分からないでもないですが、批評にも質はつきものです。
映画評論家の小野寺系さんのように、劇場版「SHIROBAKO」をキャラデザインだけという表面的なもんだけで批判している人はいますが、これは凄く軽薄なものには違いないでしょう。
「評論家も評論される立場である」という考えのもと、映画評論家の小野寺系さんを批評したら、小野寺系さんにブロックされてしまいました。私は何かを批評したところで、逆に「10110000110110001010000000001010001001110001110001を批評する」と言われても平気ですが、小野寺系さんはそのような人ではなかったようです。自分が逆に批評される覚悟がなかったのでしょうか?
あまりにも的はずれな批判だったり、誹謗中傷まがいの暴言をぶつけるような人は、それは軽薄かつ読む価値もない批判に違いありません。この程度のことを言うくらいなら、それっぽい理由をわざわざつけることもなく、ただ「自分は好きではない」だけで済む話です。
物事の考え方が軽薄な人なら、批評も軽薄なものになるでしょう。それに「これだから男は」と言ってしまうような人は、ただ感情をぶつけているだけであって、何も説得力もありません。人の努力に対して何も感じない人は、当然リスペクトの精神を持ち合わせていることはないでしょう。
批判していいのは批判される覚悟のある奴だけだ
「コードギアス 反撃のルルーシュ」に「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」という名言があります。
これは誰かの作品に批判する不特定多数の人にも同じことが言えるでしょう。あまりにも出鱈目な批判ならば、その批判は当然叩かれるものでしょう。
それに作品を表に出す人は「絵を描ける」という技術を持っていますが、それに反応して批評している側は、同じように絵を描ける人でしょうか?「自分はそのような技術など持っていない」ことを前提として、イラストを批判しているという自覚はあるでしょうか?
「批判するな」とは私は決して言うことはないですが、誰かを一方的に批判できる権利は誰にもありません。それは独裁者と何も変わらないでしょう。
riokaさんのイラストを批評するのは良いですが、同時に自分の意志を発した時点で、その人もまた「批評される立場になる」ことは忘れてはいけないことでしょう。「批判」は表現の自由ですが、同時に「批判の批判も自由」というのが、表現の自由でもあります。
Erithacus Cyanurusさんは上のツイートをしましたが、そんなErithacus Cyanurusさんには私から言葉を送ります。
「あなたも批判されたくなければツイートをするべきではない」
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