読書の難易度について考える

趣味の欄に「読書」と書く人は沢山いると思う。消費の仕方も紙から電子化が進み、手軽に持ち運べるようになった。

それでもなお読書は、はじめの一歩がめーちゃくちゃ重い。

どんなに面白そうな本でも、自分で金を払って買った本でも、読み始めるまでにえらく時間がかかる。

いわゆる積ん読というやつだ。

なんで積ん読が大量発生するのか、読書のハードルを高く感じているのか、理由を三つ考えてみた。

1.面白い本かどうか、事前に判断しづらい。2.ビジネス書のせいで、読書の面白さを忘れている。

3.毎日決まった時間に読書していない。



1つずつ説明する。




1.面白い本かどうか、事前に判断しづらい。

これは、漫画を比較対象にしている。

漫画は必ずと言っていいほど、どこかで連載していて、雑誌自体がかなりポピュラーだ。そして、それらが単行本にまとめられて出版される。加えて現在は、試し読みのチャンスがネット上で必ずある。一巻まるごと試し読みできるなんてこともザラにある。

小説はどうか。連載されている小説もあるが、雑誌を買ってそれを読んでみよう、とはなかなかならない気がする。途中から読む小説ほど意味のわからんものはない。小説の試し読み媒体もあるのかもしれないが、少なくとも私は知らない。

ブックオフで立ち読みとか本屋で立ち読みとかは、無作法だと思うのでできない。




2.ビジネス書のせいで、読書の面白さを忘れている。

偉い人の成功談を見て絶対成功できるなら読むんだけどね。

これはビジネス書が、まぁまぁ面白くてタメになる本と、めーちゃくちゃつまらない本の2種類しかなくて、後者の方が多いのも原因だと思う。




3.毎日決まった時間に読書していない。

小中学生の時、朝読書の時間と称して毎朝15分程度の読書の時間があった。各々好きな本を読む時間が強制的にあったので、当時の方が今より本を読んでいたと思う。

小説の終盤になると、朝読書の時間だけじゃ足りなくて、昼休みも放課後帰ってからも読了まで突っ走ってたのを思い出す。




まとめると、好きな作者の小説を毎日ちょっとずつ読めばいいってことになるのかなぁ。

どうなんだろう。

確実に言えるのは、ビジネス書はつまらんと思った瞬間に読むのをやめろ!ですかね。

それでは。

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