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読書日記

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#言語学

◆読書日記.《ルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』》――その6

<以前の記事> ◆読書日記.《ルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』》――…

オロカメン
2か月前
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◆読書日記.《ルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』》――その4

<前の記事> ◆読書日記.《ルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』》――そ…

オロカメン
3か月前
4

◆読書日記.《鬼界彰夫『ウィトゲンシュタインはこう考えた』》

<2023年5月27日> <本書の総評>  鬼界彰夫『ウィトゲンシュタインはこう考えた』…

オロカメン
4か月前
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◆読書日記.《宮本常一『庶民の発見』》

<2023年10月3日>宮本常一『庶民の発見』読了。  農民の出で、農民と生活を共にしな…

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◆読書日記.《フェルディナン・ド・ソシュール『一般言語学講義』》

<2023年7月26日> みなさんこんにちは。毎日暑いですねぇ。暑すぎて今回紹介する本も…

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◆読書日記.《丸山圭三郎『ソシュールを読む』》

<2023年6月24日> 丸山圭三郎『ソシュールを読む』読了。  以前もご紹介したが、著…

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◆読書日記.《町田健『コトバの謎解き ソシュール入門』》

<2023年5月21日> 町田健『コトバの謎解き ソシュール入門』読了。  ソシュール学説やフランス語の研究を行う言語学者によるソシュール学説の入門書。  以前から言っているように、ぼくは自分の今年の課題書をソシュールの『一般言語学講義』と決めていて、現在はその準備段階として言語学の入門書やソシュール学説の入門書を呼んでいる所である。  前回までで言語学の入門書を2~3冊読んだ所で、次の段階としてソシュールの入門書を読もうと考え、その第一弾として手にしたのが本書という訳

◆読書日記.《網野善彦『歴史を考えるヒント』》

<2023年5月13日> 網野善彦『歴史を考えるヒント』読了。  日本の中世史が専門の歴…

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◆読書日記.《丸山圭三郎『言葉とは何か』』》

<2023年5月8日> 丸山圭三郎『言葉とは何か』読了。  丸山は日本のソシュール研究の…

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◆読書日記.《田中克彦『言語学とは何か』》

<2023年4月29日> 田中克彦『言語学とは何か』読了。  モンゴル語研究を専門として…

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◆読書日記.《千野栄一『言語学を学ぶ』》

<2023年4月23日> 千野栄一『言語学を学ぶ』読了。  チェコ語を中心としたスラブ語…

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◆読書日記.《大出晁『日本語と論理 その有効な表現法』》

※本稿は2020年1月11日に呟きの形式で投稿したレビューを日記形式にまとめて加筆修正し…

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◆読書日記.《三上章『象は鼻が長い 日本文法入門』》

※本稿は某SNSに2020年1月19日に投稿したものを加筆修正のうえで掲載しています。 …

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◆読書日記.《金谷武洋『日本語に主語はいらない 百年の誤謬を正す』》

※本稿は某SNSに2020年1月22日に投稿したものを加筆修正のうえで掲載しています。  金谷武洋『日本語に主語はいらない 百年の誤謬を正す』読了。  先日読んだ三上章『象は鼻が長い』で三上が展開していた「主語廃止論」を受け継ぎ、モントリオール大学にてカナダ人に日本語を教える言語学者の立場として、日本語教育に主語廃止論を導入すべきだと主張する新たなる日本語教育の主語廃止論。  現在の日本語教育が英文法を日本語に当てはめたものを基礎としているのは、明治政府下の時の文部省の