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【感謝】40歳目前にSHEに入ったことは、私の「誇り」。

明日、2022年3月1日付けで、私はシーライクスを卒業します。たくさんのシーメイトさんが、「寂しい」と言いながらも「卒業おめでとうございます」と温かく見送ってくれました。卒業おめでとう、だなんて、大学の卒業以来言われていなかったから、「そっか、卒業っておめでたいことなんだな」としみじみ感じました。「もうこれ以上友達なんていらない」「コミュニティなんて興味ない」そう思っていた入会当時の私に、「友達以上のとても素敵な仲間ができる未来が待っているよ」と教えてあげたい気持ちでいっぱいです。


入会は2020年12月27日37歳。

「やったぁぁぁ!ついに入会できたぞ〜!」とまだ何も始まっていないのに大きな声で叫んで歌って踊りだしたかった気持ちを、私は今でも覚えています。https://note.com/orizome_no_sachi/n/na5a8c1f01a82

(読み直してみたが、とても読みにくい、😂笑)


当時の私は、付き合っていた彼氏から結婚も断られ、いやしかしその前に、3年計画で授かり婚を目下の目標として上京した自分の「夢」自体が、本当に私の夢なのか?本当に自分は結婚したいのか?子供を産みたいのか?という命題に、YESもNOも言えないまま、「自分が何をしたいのか」「どう生きたいのか」まさに生き方迷子状態でした。東京に来たらやりたいと思っていた「おりぞめ」もやる気も起こらないしやっても前みたいに楽しくないし、海外にも行けないし、初めてのコロナ禍での過ごし方に戸惑い、自分の「好き」ってなんだっけ、と迷う日々。謎の体調不良に襲われながらも(しかも長期で)もがいていた時期だったと思います。数年前から自分の”好き”や”やりたいこと”に全振りした割に、どこに向かえばいいのかわからず、8ヶ月迷った上の入会でした。

当時の私はこんなことを思っていました。

「37歳の私がSHEを通して
もし何かを成し遂げられたら
私より若いシーメイトさんに
私もまだできるかもしれないって
勇気を感じてもらえるかもしれない」

しかし、結局私は、「SHEを通して”何か”を成し遂げられる」ことなく卒業を迎えた、と言えます。どのコースも卒業制作を提出できませんでした。大きなキャリアチェンジもしていません。フリーランスとしてのデビューもしていません。コンペ系は、最終選考に残ったことはありますが、賞はひとつも取れなかったし、コーディングは全くかけないまま終わりました。
 入会当初描いていた「魅力を届けるwebデザイナーになりたい」という夢も、叶わなかった、ということになります。転職したわけでもなく、副業で大量のお金を稼いだわけでもなく、優秀SHEちゃんをもらったわけもないし、そもそも卒業制作も途中で終わり、未完のままです。「おりぞめとウェブとの融合」もできないままですし、世界観もインスタも手をつけられていません。入会当時の夢だったSHEアワードも出れませんでしたし、結局デザイナーどころかPhotoshopやIllustrator自体を使いこなせるようにもなっていません。
 入会当時”こうなったらいいな”と思っていたことは”何1つとして成し遂げていない”ということになります。入会当時の私だったら間違いなくこう思っていたことでしょう。

「どうせ私はダメだった」
「やっぱり私は中途半端」
「どうして私はこうダメなんだろう」・・・。






でも、今の私はこう言い切れるのです。

私が SHEに 入ったことは 「誇り」


私は38年間一生懸命生きてきました。だから、「これができて良かった」「楽しかった」と思えることは、これまでもたくさんありました。ですが、今回のように、「誇り」と強く思えるのは、SHEが初めてだと思います。私はSHEに入ったこと、シーメイトだったことを誇りに思っているのです。そう、心から。

今の私にある「誇り」という名前がぴったりの気持ちはなぜ生まれたかと言うと、きっと「私はやり切った」、そう思えるからなのだと思います。何をかと思い返せば、私はSHEという心理的安全性の高い空間の中で、思う存分好きなこと、挑戦したいこと、やりたいこと、にたくさんたくさん挑戦できていた、と思えるのでした。

___たくさんの素敵な人に出会えた。SHEに入らなければやれなかったことがいっぱいできた。SHEに入らなければ、会えなかった人にいっぱい会えた。なんとなくの「自信」を手に入れることができた。たくさんのシーメイトさんから素敵な言葉をもらった。たくさんの経験ができた。「失敗」を「失敗」と思わなくなった。自分を責めなくなった。自分を大事にできるようになった。自分の強みがわかった。自分の強みを活かそうと思えるようになった。自分の好きなことがよくわかった。自分に向かないこともわかった。無理なことは無理だなと諦めがついた。難しいことは委託しようと思えた。SHEのことが大好きになったしこれからも大好き!!自分の好きな人にいっぱい出会えた。大好きな人(シーメイトさんとSHEの社員さん)たちにいっぱいいっぱい出会えたーーーーーー!!!!!😭😭😭(泣いてる)

 私はSHEに入って、自分が思っていた以上に「人」が好きだとわかったのでした。というより、その自分を取り戻せた、という表現の方が近いかもしれません。根本的に私は性善説で生きています。しかし、皆様ご存知の通り、世知辛さが溢れるこの世の中、そんないい人ばかりではないのも事実です。私は現代社会を生き抜く中で、過去「人」に傷つき疲れ果ててきました。そして、私も、若さや情熱の強さや思い込みで、自分の価値観を振り回して人に押し付けて誰かを傷つけてきたのだと思います。しかし、シーライクスに入って、たくさんの素敵なシーメイトさんやSHEの社員さんに出会い、素敵な言葉をかけられ、安心感のある温かな空間(人間関係)に身を置いたことで、私は「人のことが大好きで人を信じたくて応援したい私」に戻ることができるようになっていったのです。

シーライクスには、「SHE is No one 」というキャッチフレーズがあります。誰でもない、だから誰にでもなれる。というメッセージの意味だったと認識しています。しかし、SHEメイトとしての活動を終える私はこう思うのです。

SHE is no one….
あなたは 他の 誰かに なろうと しなくて いい。
あなたは あなたのままで いい。

私は 私のままで 良かったんだ。


デザイナーにはなれませんでした。でも、デザインの勉強はとっても楽しかったです。元々興味のあった「デザイン」を勉強できて私はとっても幸せでした。デザインの知識やノウハウは、今やっている事務のお仕事での資料作りに生きました。会社の方から「読みやすい!」「きれい!」とたくさん褒められる資料が作れるようになり、自分も勉強して良かったと思いました。母と母の友人の名刺を作ることもできました。初めてデザインでお金をもらえました。デザインの入り口を学べたことで「さちこさんはデザイン関係の仕事が向いてると思うな」高校時代そう言ってくれた先生の言葉を聞いて「私なんかどうせ無理」と、「なかったこと」になっていた私の「デザイン、色、美術、好き」という気持ちが、きちんと形にできたと思いました。伏線を取り返せた気持ちです。また、デザインの学びを深めていくうちに出会っていった、デザイナー界隈の方が私は大好きだということもわかりました。すてきなまるみ師匠との出会いもあり、「まるみデザインファーム」のコミュニティマネージャーになりました。それからシーメイトのマキさんとYUNさんのコミュニティ「MY Design Community」でもコミュニティマネージャーをさせていただきました。素敵でつよつよなメンバーとの出会いが私の人生をとても豊かなものにしてくれました。私はそれまでは全く挑戦したことのなかった「コミュニティマネージャー」の楽しさを今、実感しています。

ライターコース、卒業できませんでしたが、卒SHEメイトMAYUさんの「Palpito Design」のライティングを担当させていただき、ここでも素敵なクライアントさんにたくさん出会うこともできました。自分の書いた文章がとてもきれいにデザインされてHPもしくはLP上に載せていただけるのはとても嬉しかったです。また、こうしてコツコツとたくさんのnoteを書くことができました。最近は英語でライティングもしています。先日たくさんのシーメイトさんから、「泣いた」と言ってもらえるnoteを爆誕させることもできました。私は私なりにnoteを書いていけたらいい、その思いを支えてもらえるほど、たくさんの❤️と反響をもらい、本当に書いて良かったと思いました。


それから、私はもともと企画をすることや事務作業も好きでした。後から後から湧いてくる「自分の思いつきアイディアをいつかお金にできたらいいな」と思っていました。実際今のところお金にはなっていませんが笑、「いっぽさんのオールユアーズ自主企画会」や「ikumiさんのいくすた相談会」、「理想のパートナーを引き寄せるワークショップ」「キャリアについて考える会」「ブランディングもくもく会」「ストリングスファインダー1on1会」その他、を企画することができました。また、シーライクスで初めて参加した雑誌企画コンペ「雑誌GLITTERとSHEで夢を叶える」では、最終選考まで私の企画を残していただき、ナオ編集長からフィードバックをいただけたことは、今後自慢にしていきたいです。

そして、最後に、私は「shearound40plus4期」(2021年12月〜2022年2月)のCP(コミュニティプランナー)に選んでいただけました。始めに私はこんなnoteを書いていました。

着任当初は、正直まだ「40歳」という「年齢(数字)」に対して若干の抵抗感がありました。しかし51個も❤️を頂けた、と言うことはおそらく実際の年齢を超えて、共感いただける部分が大きかったのではないかと想像します。自分の年齢を味方に思えて誇りに思えるような楽しいコミュニティにしたい🥰そう思って活動を始めた私は、素敵なSHE社員さんとCPの同期さん、shearound40plusのサポーターのみんなとともに、4期CPとして、6つのイベントを無事成し遂げることができました。

①12月前半「shearound20〜40合同キックオフ会」
②12月後半「ギフトについて考えよう」
③1月前半「shearound40plus睦会〜私たちのアオハル編」
④1月後半「shearound40plus睦会〜私たちのSHE活用編」
⑤2月前半「shearound40plusわんわん会」
⑥2月後半「shearound40plus✖️SHEbeauty交流企画〜私らしく美しさを重ねる〜教えてshearound40plusの美容情報!」

その全てが楽しく終わりました。この3ヶ月で、245人→313人と68人もの方にジョインしていただき、around40plusのライクス会員がどんどん増えていっていることをとても嬉しく思っていました。そして、同世代の方との交流を通して、私は「自分の(誰かの)年齢や経験は、お金では買えない、かけがえのないものだ」と思うようになりました。shearound40plusのみんなは、数々の経験を重ねてきている素敵な方ばかりでした。それぞれの人生が、素晴らしい、私はそう思いました。そして、私が入会当時感じていた「SHEには20代の若い人が多いのではないか?」「自分が入っても大丈夫だろうか?」という共通の懸念を抱えながらもSHEに入会し、そして自分の夢を叶えようとしている同士が多く、大変刺激になりました。「仲間」、「一緒に時間を過ごす人」って自分の考え方に大きな影響を与えるな、そう改めて感じました。(shearound40plusの皆様、ありがとうございました❤️)
 
 そして、大変ありがたいことに、4期で集ってくださった、サポーターさんがとても良き方ばかりで、私は本当に1つも困ることなく、無事6つのイベントを終えることができました。常に感謝しながら全活動を終えることができました。サポーターのみんなにはほんと感謝しかありません。最後にこんな寄せ書きを作ってくれていました。感謝です😭


感謝しかない😭

 他のコミュニティの方から「さちさんのコミュニティは温かい」と口々に言われました。私は「温かい」という言葉を聞くたびに不思議だな、と思っていたのです。「温かさ」とは温度を表す言葉です。オンライン上で繋がっている私たちは、さらにコロナ禍の中では、手と手を取り合って、ハグをしたりして体温を触って確かめることはできません。なのに、私からは謎の「温かさ」が発信されている。みんなが「温かさ」と感じてくれているものは、なんだったのでしょうか。以前から私は周囲を「明るく」するよね、と言われていました。私の「照度スキル(?)」に今、「温かさ(温度)」が加わりました。今後パワーアップする予感しかありません。





最後に、とても素敵なコミュニティを作ってくださった、シーライクスの社員さん、シーメイトさん、本当に本当にありがとうございました。

SHEと過ごした時間がこれからの私からなくなると、「SHEロス」になると思います。しかし、ここからが「自走」をしていく本番だな、と思っています。

シーライクスのコーチングで習った「want to」を大事に、
これからも生きたいと思います。

卒SHEメイトとして今後もますます活躍していくことを誓います。

そして、読んでくださった全ての皆様の今後のご活躍・ご発展を心からお祈りいたします。

ありがとうございました🥰💕

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