成功者は、計画より実行することから始めるのかもしれない

最近、ありがたいことに、インフルエンサーや事業者とお話させていただくことがよくある。そこでみんなに共通しているなと思ったのが、「とりあえずやってみよう」精神があること。

たとえば、SNSに何万人ものフォロワーを抱えるクリエイターさん。「スマホでのうまい写真の撮り方」をショートムービーで紹介している。

もともとは、カメラの仕事をしていたけど、方向転換をして、スマホで撮影した動画で載せてみることに。そしたら、いい感じに反響があって「よし！これでいこう！」ってなった。そのあと、何度も改善したり、フォロワーの意見を聞いたりして、いまの形態になっていったんだって。

もう1人は、福岡の山奥で細々とハンバーグステーキ屋さんを経営している人。40年以上のキャリアを経て、自分のお店を開業したのは4年前。コロナ禍を経験しているにも関わらず、口コミで噂が広まって大繁盛している。

話を聞いてみると、しっかり計画をしてレストランを始めたわけではない。「とりあえずやってみるか！」って感じで開業して、試行錯誤しながらメニューを考えたり、海外の珍しい調理法を取り入れたり。

ある人に、「君は飛行機を操縦しながら修理するよね」と言われたらしく、なるほどな、と思った。リスクがあるかもしれないけど、チャレンジしないとわからない、見えないこともある。　　

クリエイターさんも、レストランのシェフも、自分の好きなことを継続して、結果みんなから愛されているなぁと思った。そんなふうに成功している人は（成功すると言ったら安っぽく聞こえるけど）、計画も大事だけどリスクはないに等しいと考えて、実行から始めるのかもしれない。

私も、「ノリでやっちゃえ！」ってなんでもトライしてみようと思う。