iPad向けおすすめ充電器10選|急速充電とワット数についても解説
ガジェットブロガーのおりすさるさんです😊
今回はiPad向けに、
急速充電とワット数について
おすすめの充電器
この2点についてご紹介します。
気軽にどこへでも持っていけるiPad。付属の充電器(Apple 20W USB-C電源アダプタ)とは別にもう1台充電器を用意しておくと便利でしょう。
iPad用に充電器をお探しの方に参考となる内容となっています。ぜひチェックしてみてください👍
充電器の急速充電とワット数
iPadはスマホよりも大きいバッテリーを内蔵します。そのため充電するのにスマホよりも時間がかかりますしパワーも必要。
そこでポイントとなるのが「急速充電に対応する充電器」を選ぶことです。
20W以上の充電器で急速充電が可能
iPadは急速充電規格「USB Power Delivery(USB PD)」に対応しています。
iPadに付属されている「Apple 20W USB-C電源アダプタ」はUSB PDに対応しており、iPadを高速に充電できます。
充電性能の高さはその充電器が対応する「出力ワット数」によって異なり、Apple 20W USB-C電源アダプタの場合は最大20Wとなります。
つまり、USB PD・最大20Wに対応する充電器を用意すれば、iPadの付属充電器と同等の速度で充電できる、というわけです。
急速充電規格「USB PD」に対応する。
最大20W以上の出力に対応する。
この2つの条件をクリアした充電器を用意しましょう。
ちなみにUSB PDによる充電は「USB-C」を使いますが、「USB-A」の充電器でもiPadを充電できます。
しかし、その場合は5W〜12W程度での充電となり付属充電器よりも充電速度が落ちます。
iPadを充電するならUSB-Aの充電器を選ぶメリットはありません。USB PDに対応し高速にiPadを充電できるUSB-C充電器を選びましょう。
充電速度にこだわるなら30W以上の充電器
「充電速度にこだわりたい」という方は、USB PD・最大30W以上に対応する充電器を選んでください。
そうすれば20W充電時よりもさらに高速にiPadを充電できます。
👇20W/30W充電時の充電速度を比較(iPad Air 4で検証)
Apple 20W USB-C電源アダプタ:30分間の充電でバッテリー残量が「26%アップ」
UGREEN Nexode Mini 30W:30分間の充電でバッテリー残量が「34%アップ」
30分でこれだけ違うのですから、結構大きいですよね。
基本は20W以上あればOK。ですが充電速度の速さを求めるなら30W以上です。
ひとつ補足として、iPad Pro 12.9インチのみ30Wを越える充電に対応しています。
USBチェッカーをみると「15V/3A」でネゴシエーションされているので、iPad Pro 12.9インチを最速で充電したい場合は45W以上の充電器を用意すればOKでしょう。
おすすめ充電器10選
それではiPadにおすすめの充電器をご紹介していきましょう。iPadと相性のいい充電器を合計10製品ピックアップしました。
UGREEN 20W充電器(CD137)
搭載ポート:USB-C x 1
USB-C出力:最大20W
サイズ:約50 × 42 × 23 mm
重量:約49 g
最初にご紹介するのは優れたコスパに定評のあるUGREEN(ユーグリーン)の20W充電器です。
魅力はコスパの良さ。タイムーセールの対象となることが多く、そのタイミングなら1,000円以下で買えます。
iPad付属のApple 20W USB-C電源アダプタとよく似ています。サイズ・重量もかなり近いですね。
サイズと重量だけでなく充電性能も同じです。価格は安いですが最大20WでiPadを高速に充電できます。
「この充電性能でこの価格は安すぎて怖い」と感じるかもしれませんが、大丈夫です。
動作は安定していますし、電源プラグを折りたためないデメリットくらいで、そのほか気になるありません。
Anker Nano Charger (20W)
搭載ポート:USB-C x 1
USB-C出力:最大20W
サイズ:約30 x 30 x 30 mm(電源プラグ除く)
重量:約34 g
次にご紹介するのは超コンパクトな充電器「Anker Nano Charger (20W)」です。
充電性能は付属のApple 20W USB-C電源アダプタと同じなのにもかかわらず、これほどのサイズ差があります。
iPad(第10世代)と比べてみるとそのコンパクトさが分かります。これでiPadを急速充電できるのですから凄いですよね。
注意点としては電源プラグは折りたためないこと。ただこのサイズなら電源タップでも使いやすいですし、持ち運びにも対応できるでしょう。
UGREEN Nexode Mini 20W
搭載ポート:USB-C x 1
USB-C出力:最大20W
サイズ:約36 x 31.8 x 31.8 mm
重量:約40 g
20Wクラスで電源プラグを折りたためる充電器では「UGREEN Nexode Mini 20W」がおすすめ。
本体サイズはやや大きくなるものの、電源プラグを折りたためるぶんサイズ感に大きな差はありません。
頻繁に持ち運びするなら折りたたみ式のほうが便利。バッグ内で他のものに接触する心配もありません。
またコスパの良さも魅力で、通常時は2,000円弱、タイムセール時は1,000円代前半できます。
UGREEN Nexode Mini 30W
搭載ポート:USB-C x 1
USB-C出力:最大30W
サイズ:約40.7 x 32.6 x 32.6 mm
重量:約49 g
「UGREEN Nexode Mini 30W」は、上でご紹介したUGREEN Nexode Mini 20Wの30W版です。
わずかに大きくなりますが、この差なら持ち運びする上での感覚はほぼ変わらないはず。
上ではiPad(第10世代)を充電している様子です。USB充電チェッカーをみと27Wと表示されており、20W越えるワット数で充電できてることが確認できます。
コスパに定評のあるUGREEN製充電器ということもあって、選びやすい価格帯であることもポイントですね。
UGREEN Nexode Mini 30WとUGREEN Nexode Mini 20Wは、個人的にもっと評価されていい充電器だと思っています。
Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)
搭載ポート:USB-C x 1
USB-C出力:最大30W
サイズ:約36 x 29 x 29 mm
重量:約40 g
30Wクラスでコンパクトな充電器と言えば「Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)」でしょう。これが鉄板です。
最大30WとiPadをフルスピード充電できる充電性能があり、上のとおり超コンパクト。重量も約40 gと軽量です。
電源プラグは折りたたみ式で持ち運びしややすく、スマホ・iPad充電器として持ち運ぶには最高のサイズ感。30W充電器ではトップクラスにコンパクトで軽量です。
ここまでご紹介してきた充電器よりも価格帯は少し上がってしまいますが、コンパクトさとパワーの両方を求めるならAnker 511 Charger (Nano 3, 30W)はチェック必須です。
Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)
バッテリー容量:5000 mAh
搭載ポート:USB-C x 1
USB-C出力:最大30W(モバイルバッテリーとしては最大20W)
サイズ:約78 x 44 x 31mm
重量:約185 g
「Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)」は、充電器としてもモバイルバッテリーとしても活躍してくれる2-in-1充電器です。
折りたたみ式の電源プラグを起こしコンセントに挿せば、最大30Wの充電器としてiPadを高速に充電できます。
コンセントから抜けばモバイルバッテリーとして使用できます。
その際は最大20Wと出力が下がることには注意。あとバッテリー容量は5000mAhと少なめです。iPadをフル充電するには足りませんが、ちょっとした足しにはなります。
1台2役をこなしてくれる便利な充電器。普段スマホ用にモバイルバッテリーを持ち歩いている方にとってもいいでしょう。
Anker Nano II 45W
搭載ポート:USB-C x 1
USB-C出力:最大45W
サイズ:約35 ☓ 38 ☓ 41mm
重量:約68 g
「Anker Nano II 45W」は最大45WのUSB-Cポートを搭載するパワフルな充電器です。
45WあればiPad Pro 12.9インチを含めすべてのiPadをフルスピードで充電可能。MacBook Airといった13インチクラスのノートPCの充電もカバーできるパワーです。
サイズは約35 ☓ 38 ☓ 41mmとコンパクト。パワフルさとコンパクトさの両方を備える充電器です。
CIO NovaPort SLIM 45W
搭載ポート:USB-C x 1
USB-C出力:最大45W
サイズ:約72.5 x 43.8 x 13 mm
重量:約65 g
「CIO NovaPort SLIM 45W」はUSB-Cポートを2つ搭載する充電器。単ポート使用時は最大45WでiPadを充電できます。
2ポートを同時に使用したときは、接続されたデバイスに応じて30W/15W(15W/30W)、20W/20Wと電力を「いい具合」に振り分けてくれます。
20WあればiPadもスマホも急速充電できます。2台同時に充電したい方にぴったりでしょう。
そして最大の特徴はこのスリムさですね。厚さはたったの13mmとどこにでもスッポリ収まってくれます。バッグに入れて持ち運ぶには最高の形状です。
この手のスリムな充電器は普段使いだと使いにくい場合もあります。
例えば壁のコンセントに挿したとき、USB-Cケーブルが上方向もしくは下方向に延びることになります。
CIO NovaPort SLIM 45Wは、どちらかというと持ち運びに特化した使い方におすすめです。
Anker PowerPort Atom III 65W Slim
搭載ポート:USB-C x 2、USB-A x 1
USB-C1出力:最大45W
USB-C2出力:最大20W
合計出力:最大65W
サイズ:約88 x 86 x 18 mm
重量:約162 g(本体のみ)
デスクの上に置くなら、「Anker PowerPort Atom III 65W Slim」のような据え置き型充電器が便利です。
電源ケーブル付きなのでコンセントから離れた場所に設置したい場合でも対応できます。本製品の場合、電源ケーブルの長さは1.5 mです。
2つのUSB-Cポートはそれぞれ最大45・最大20Wに対応。合計最大65WでiPadとスマホを同時に急速充電可能です。
本体はコンパクトでスリムです。このサイズなら設置場所に困りません。付属の両面テープを使ってデスクの天板の裏側や垂直面にも固定できます。
UGREEN 40W USBカーチャージャー
搭載ポート:USB-C x 2
USB-C出力:最大20W
合計出力:最大40W
12V/24V車対応
最後にご紹介するのは、車載のシガーソケットでiPadを充電できるUSBカーチャージャーです。
最大20WのUSB-Cポートを2つ搭載し、合計最大40W。車での移動中にiPadとスマホを同時に急速充電できます。
USBカーチャージャーもUSB PD対応が当たり前になりつつありますね。
まとめ
今回はiPadを急速充電する方法とおすすめの充電器をご紹介させていただきました。
ひとつおすすめを挙げるなら「UGREEN 20W充電器(CD137)」を推します。
コストパフォーマンスは抜群。安くても最大20Wとパワフルですし、私自身長く使っていますが動作も安定しています。電源プラグを折りたたむことはできませんが、外で充電することがなければさほど気になりません。
あと忘れてはいけないのは充電時に必要になるUSB-Cケーブルです。
iPadにはUSB-Cケーブルが付属されていますが、それ1本でやりくりするのは大変。できればもう1本、持ち運び用として用意しておくと便利です。おすすめを置いておきます。
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