織作雨
こんにちは。鳥取で物書きをしている織作 雨(おりさく あめ)です。 2024年9月28日(土)に第6回鳥取アートフリマを開催しました! 鳥取アートフリマは「鳥取でも同人系即売会を!」という思いのもと、鳥取のクリエイター・品岡トトリと物書き・織作雨が2019年に設立したオリジナル作品オンリー同人系即売会です。本イベントは、当日出店する直接出店、ポストカードで参加するポストカード出店、冊子限定の委託出店、そして一般参加および運営が揃って成立します。 今回はイベンターを
こんにちは。鳥取で物書きをしている織作雨(おりさくあめ)です。 2023年10月8日(日)に第5回鳥取アートフリマを開催しました! 鳥取アートフリマは「鳥取でも同人系即売会を!」という思いのもと、鳥取のクリエイター・品岡トトリと物書き・織作雨が2019年に設立したオリジナル作品オンリー同人系即売会です。当日に出店する直接出店、ポストカードで参加するポストカード出店、そして一般参加、運営が揃って成立するイベントです。加えて第5回は委託出店も受け付けました。 第2〜4
こんにちは。鳥取で物書きをしている織作雨(おりさくあめ)です。 2022年7月31日(日)に第4回鳥取アートフリマを開催しました。 鳥取アートフリマは「鳥取市でも同人系即売会を!」という思いのもと、織作雨と品岡トトリで設立したオリジナル作品オンリー同人系即売会です。当日に出店していただく直接出店、ポストカードで参加していただくポストカード出店、そして一般参加、運営が揃って成立するイベントです。 第2回、第3回に引き続きコロナ禍での開催のため、感染防止対策をとりな
★前半はこちら★https://note.com/orisakuame/n/nf20a834af40c 妄想猫は一気に4倍になったのである。こんな狭い部屋で4匹全員を健康的に飼育することは難しい。だから私は引っ越しすることにした。誰かに預けるわけにはいかないほど事情が込みいっていたことや、自分で面倒を見たいという思いが大きかったからだ。 嘘をついている気持ちはなかった。ただ、引っ越しをするとなると両親や友人、恋人に言う必要があり、その時にどんな理由を言えばいいか困った。
こんにちは。織作雨(おりさくあめ)です。 2021年9月21日(月)に第3回鳥取アートフリマを開催しました。 (当日配布したパンフレット。抹茶ラテがモチーフ。デザインは品岡トトリさん) 鳥取アートフリマは「鳥取市でも同人系即売会を!」という思いのもと、織作雨と品岡トトリで設立したオリジナル作品オンリー同人即売会です。当日に出店していただく直接出店、ポストカードで参加していただくポストカード出店、そして一般参加、運営が揃って成立するイベントです。 前回に引き続きコロナ禍
織作雨の本 傘の外で 三日かけて書いた手紙は橋の上から川に放り投げられました。頬を伝うことなく涙が直接水溜まりに落ちました。毒薬を垂らされたオアシスに二羽の白鳥がやってきて、片方の体内にわたしの言葉が収められています。 挨拶も断りの言葉もなく自転車が去っていく音だけが頭に残っています。今日は土曜で学校は休みで雨が降っていて土の香りが久々に部屋の窓を開けた瞬間を思い出させて。雫の冷たさがいつも眠っているような感覚だった十四歳を抜け出した瞬間を思い出させて。 現在の自分が
12月6日(日)に第2回鳥取アートフリマを開催しました。今回は主催者から見た第2回とりマの感想を綴ります。 (当日配布したパンフレット。デザインは主催の品岡トトリさん) 開催前日、12月5日(土)の20時から会場準備を始めました。運営スタッフ、直接出店される方、心配して見に来てくださった深夜の美術展in鳥取の主催者さんが手伝ってくださいました。本当にありがとうございました。また、夜遅くにも関わらず開けてくださった会場「パレットとっとり」事務所の方に感謝です。22時にお
私がまだ学生だった頃、猫を飼いたかったが、狭いワンルームに住んでいたので諦めていた。その代わり、ラグドールの毛に似た安いポリエステル製の絨毯を買って敷いていた。黒いパンツを履いて寝転がると猫の毛のような繊維が沢山くっついた。出かける前、粘着テープで毛を掃除しながら、大学を卒業してもっと広い部屋に住んだら本物の毛でこれが毎日できる、と妄想するのが楽しかった。 私の妄想はエスカレートして、ついに餌やケージを買ったり、冬には毛糸で猫用の服や帽子を編んだ。エアコンをつけっぱなしで
第2回文学フリマ広島に参加しました!開場前から入り口に列ができ、予想以上に多くの方に来ていただきました。イベントの中止が相次ぐ中、運営していただきありがとうございました。来年の開催時は何もなければよいのですが…! (D-13でした。今回も売り子さんに手伝ってもらいました。ありがとう!) 京都や大阪と比べると、スペースが広々としていました。見本誌コーナーもじっくり立ち読みできる雰囲気でした。私は時間の都合上、早めに切り上げることになってしまいましたが、それでも多くの方が
第4回文学フリマ京都で購入した作品の感想を、簡単にではありますが書いていこうと思います。ネタバレになるかもしれないのでご注意ください。 ●詩 カニエ・ナハさんの詩集『CT』 前作『なりたての寡婦』から1年2ヶ月振りの新刊です。『演劇』、『彫刻』という二つの詩がそれぞれ見開き1つ分を使って交互に記載されています。二つの詩の関係性を想像しながら読みました。同じ言葉が少し異なる文脈で何度も使われていて、変化していく様子が、まるで詩の生を見ているような感じがして不思議でした。ま
初めまして。織作雨(おりさくあめ)といいます。noteを始めました。 最初なので簡単に自己紹介をします。私は山陰在住の物書きです。オリジナルの本を作ってイベントに参加したり、公募に応募したり、新聞や雑誌に投稿したりしています。また、鳥取アートフリマという即売会を主催しています。 どんなものを書くかというと、小説だったり、詩だったり、エッセイだったり、ゲームのシナリオだったり、歌詞だったりします。ジャンルとしては、ミステリ、ホラー、不思議系、などと言われることが多