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フェラーリはお金で買えますか?

フェラーリはお金で買えますか?
と聞かれたら、どう答えるでしょう。

「フェラーリを買えるお金を持っていれば買える」
と答えるのが普通かもしれません。

もし
「フェラーリを作る人がいなかったら」
どうでしょうか?

買うことは「できない」となってしまいます。

フェラーリだけでなく
僕たちがモノやサービスを買ったり
利用することができるのは
働く人がいるから。
ということがわかります。

働いている誰かがいるから
僕たちの社会は成り立っています。

僕たちがこの「働いている人」
のことをすっかり忘れてしまうと
「人」よりも「お金」の方にばかり
意識が向いてしまいます。

本当は、
「働いている人のおかげ」で社会が成り立っているのに
「お金」の方にばかり意識が向いてしまうのは
不思議だなと思うようになりました。

それから僕は、日常生活の中で
「働いている人のおかげ」
に意識を向けてみることにしました。

そうすると、
世の中は「誰かのおかげ」
だらけのように見えてきます。

コンビニやスーパーで買う食べ物も
誰かが作ってくれたもの。

歩いている道や信号機ですら
誰かが作ってくれたもの。

「誰かのおかげ」によって
自分たちの豊かな社会や環境があること。
それってありがたいんだなと感じるようになりました。

だから、最近は
自分が何かモノを買った時
サービスを利用した時
笑顔で「ありがとう!」と言うようなりました。

そうすると
なぜか
ほぼ100%相手も嬉しそうな反応を返してくれます。

続けていくうちに
これって法則なんだと思いました。
こちらが感謝すると相手からも返ってくるっていう。

お金を払う・もらうだけの関係性ではなくて
お互い感謝し合える瞬間は
ほっこりした幸せな気持ちになります。

「誰かのおかげさま」に対して
ありがとうを伝えるだけで
幸せな気持ちになれる機会も
日常の至るところにあるんだなーと。

新しくはないかもしれないけれど
これも一つの
「豊さと幸せのモノサシ」
なんだなと思いました。

参照:植松努「思うは招く」、田内学『きみのお金は誰のため

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