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GW明けの憂鬱とGWに働く人たち

2024年のゴールデンウィークが明けた

朝ニュースサイトで
「6月は地獄」祝日なく悲痛な声
というタイトルの記事を読んだ

出典:毎日新聞 2024年5月6日

今働くことが辛く
仕事がしんどい人にとっては
地獄のように感じるかもしれない
自分にもそういう時期が何度もあったから
よくわかる

僕も休日の最終日
「あぁ、明日から仕事か・・明日も休みだったらいいのに」
と思うことがある

実際GW明けは
仕事に身が入らず、いつも以上に疲れを感じる
いわゆる“五月病”の症状が出る人も多いみたいだ。

新入社員がGW明けに退職するケースは
珍しくないようで、
最近は退職代行サービス利用者が増加するようだ。
退職代行サービスとは、
「仕事を辞めたい人」をサポートする仕事で、
その中の一社、
退職代行サービス「モームリ」では7日、
公式SNSを通じ、長期連休明けの依頼が殺到していると報告して、
大きな反響を呼んでいるそうだ。

退職代行サービス、GW明け依頼殺到 わずか1日で驚異的な予約数…ネット賛否「この国どうなるんだ」

(出典:Yahoo!ニュース 2024年5月7日)

仕事だけじゃなく
子どもも
「学校に行きたくない」
と思う子たちがいるそうだ

そういえば、数年前GW明けの通勤中に
マンションの一室から
「学校に行きたくない〜」
とワンワン泣く子どもの泣き声を聞いたことを思い出した

「毎日の仕事は辛く、休みは楽しい」

一見、当たり前のようにも思えるけど、
そうでない人たちもGW中に何人か目にした。

それは
GW中に働いていた人たちの姿だった。

成田空港から朝早い飛行機の便に乗る。
朝の5時過ぎに眠い目をこすりながら自宅を出た。
「もう朝早い便は今度からやめよう」
そう思った。
でも待てよ、
自分は飛行機に乗るだけだけど、
飛行機を飛ばす人たちは一体何時から準備しているのだろうか?
とふと思った。

空港に着くと、
朝から機内で笑顔で迎えてくれるCAさん。
離陸前に外から手を振ってくれる誘導員さん。

朝が早いはずなのに・・・
泊まり勤務かもしれないのに・・・
しんどいはずなのに、
どうしてこの人たちはこんな風に振る舞えるんだろう?
朝に弱い自分にとっては偉人でしかない

高速バス乗車で立ち寄ったサービスエリアでは
サービスエリア名物のパンを売る店員さんと話した。
僕「今日はまだGW前半だから人も少ないんですかね?このパンを買えて嬉しいです」
店員さん「ええ、そうなんですよ。明日からが地獄なんです」
地獄と言っているけれど(笑)、笑顔でにっこり笑ってくれた、
なんだか張り切っている店員さん。

ベーカリー トートルの「コーヒーランド」

(出典:食べログ https://tabelog.com/wakayama/A3001/A300101/30005703/)

この人たちはどこかで、
誰かの役に立つこと、喜ばれること、必要とされること
にやりがいや幸せを感じている。

そうでなかったら、こんな風に働けないだろうなぁ。
そんな風に思った。

多くの人にとってGW明けは憂鬱かもしれない。
でも、GW中に働いていた人たちが、
今度は休む番で、
ホッとして、楽しい時間を過ごしているかもしれない。
と思うと少しほっこりして、
今度は自分が誰かを喜ばせられたらいいなと。
GW中に働いてくれた人たちを思い浮かべる。

・始発から電車を動かしてくれた鉄道関係の人たち
・早朝から空港の売店で美味しいおにぎりを売ってくれた店員さん
・機内で笑顔で迎えてくれるCAさん
・離陸前に外から手を振ってくれる誘導員さん
・混み合う道で安全に高速バスを運転してくれたバスドライバーさん
・サービスエリア名物のパンを売る店員さん
・美味しいカツオを一本釣りしてくれた漁師さん
・美味しい食材をGW前に配送してくれたトラックドライバーさん
などなど

GW中はお世話になりました、ありがとう!
今度はゆっくり楽しく休まれてくださいね!!
と感謝の気持ちが湧いてくる

ただ、一方で、
苦しそうに働いている人たち、忙し過ぎて辛そうな人たちも見かけた。
それぞれに事情があるのだと思うけれど、
そんな人たちを見かけると自分が楽しい時間を過ごしている反面、
いたたまれない気持ちにもなった
そんな人たちもどうかゆっくり休んで、
心身の疲れを癒してもらいたいと思う。
大変おつかれさまでした。

今日から僕も働いている。
地獄のターン(笑)になってしまうかどうかは
きっと
自分の心持ちと隣り合わせなんだと思いながら

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