東京六大学野球ドラフト候補選手紹介①

東京六大学野球連盟に所属している大学のドラフト候補選手について紹介していきたいと思います!
1回目は早稲田大学徳山投手です。



①実績
大阪桐蔭時代は16年17年選抜、17年選手権に出場しました。U18にも選出されエース格として活躍しました。
大学入学後は1年春から登板を重ね3年春には16回無失点で最優秀防御率とベスト9を受賞しました。

②特徴と現状の印象
特徴としては150km/h近い伸びのあるストレートと鋭く曲がるスライダー、フォーク、カーブが武器です。オーソドックスな本格派右腕という印象で、突き抜けられていない感がります。現段階でも十分ドラフト1位候補と呼べる選手ですが、もうワンランク上に上がって最高の評価でプロに行ってほしい選手です。具体的には
1)ストレートの球速と質の向上。
2)曲がりの小さな変化球の取得。
この2点を改善することが大事であると僕は考えています。
1)についてですが、徳山投手は昨年の段階でもストレートで勝負することが多く、ストレートにかなり自信を持っていそうです。そのストレートを更に磨くことでアマチュアレベルでは誰も手が付けられないようなストレートを手に入れてほしいです。
2)についてですが徳山投手はスライダー、フォーク、カーブと大きい変化をするボールを武器にしています。ここにストレート系の変化球を一つでも習得できると、投球に幅ができ早稲田の一つ上の先輩早川投手に近づくことができると思います。

③1年間安定したパフォーマンスの発揮を
ドラフト1位競合クラスになるための必須条件として投球内容以外に一年間高いパフォーマンスを発揮し続けることだと僕は考えています。なぜなら、大学生でドラフト一位競合となればリーグ戦での確固たる成績は絶対に欲しいものです。昨年の早川投手も春秋で圧倒的な結果を残し競合クラスまで上り詰めました。徳山投手の場合、過去1シーズン先発でフル回転したのは19年秋のみとやや実績に乏しい部分はあります。新エースとしてチームのため、そして自分のために大学ラストイヤーは結果にこだわって高いパフォーマンスをみしてもらいたいです。

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