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おり桐戦争 #3 星野 真幸、敗れる。

4人?いや違う。
おりおりドンキーが破壊されたってことは…
おりおりフェニックス。
「バガあああああああああああああああ」
ものすごい叫び声。

この叫び声を聞きつけた別地方をパトロール中だった桐野江組若手エースの飛鳥馬 矢真人が現場へ向かう。しかしまだ距離がある。
飛鳥馬「なんだか嫌な予感がする。確かあそこは…星野の兄貴のパトロール担当!何があったんだ?」

そのころ、星野はおりおり・ロオコポ連合軍に苦戦していた。
アンバルトと殴り合っているので。腕はもうふさがっている。そこで遠距離からバナナキラーの射撃とパンタインのやり。
逃げようとするとおりフェニと佐藤。さすがの星野でもすべてをよけきるのは不可能だった。星野に残された運命はもう、「死」あるのみ。
アンバルト「これでとどめじゃ!」
アンバルトの必殺、音速の拳ラッシュが飛ぶ。しかしすべてよけきった。
星野「おかえしだぁっ"!」
星野の渾身の発勁が炸裂する。
''どがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!''
アンバルト「ぐヴぁぁぁぁぁぁ!!!」
アンバルトは苦しそうにもがきながら後退する。
いまだ。星野はアンバルトの方向に向かって爆発的な踏み込みを見せる。
アンバルト「はやぁっ!」
''ジャァシン!''
そのドスはアンバルトの額を激しく切り裂いた。
そのままガードが薄くなった前方に突進する。
バナナキラー「くそっ!逃げる気か!」
その時、星野は合体が解けてぐったりと倒れこんでいたカンクンを持ち上げ、盾にして銃弾を打たれないようにした。
そうして角を曲がり切ってしまった。焦って追いかけるものの、もうそこには星野の姿はなかった。
一同「…。」
「くそっカンクンをさらいやがった!」



星野は戦いにより血が流れすぎていた。そこで倒れた。
ちょうどそこにやってきた飛鳥馬がたおれた星野を発見する。
飛鳥馬「ああああああああああ!星野の兄貴居いいいい!」
星野「騒ぐな。みみがいてぇ…。」
星野「それにしても…目の前が…暗い…。」
そこで星野は意識を失った。

話を聞き終えた俺らは、おりおり国に向けて怒りを向ける。
「星野の兄貴は何もしてないじゃないすか!」
「何をしてるんだあのゴリラどもは」
「絶対に壊滅させます。仇は取りますから!」
だが組の最高戦力を失った今、みんなは不安に駆られていた。
そこで俺らはあるものに目が行く。
兄貴のベッドの近くに転がっているあきかんのようのものだ。

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