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織襲戦争#6 逆悪襲の作戦

おりおり「追いかけるぞ!」

おりおりは逃げていく逆悪襲の構成員たちを追う。
しかし、そこには狂気の人物が立っていた。
赤髪で、黄色いジャケットを羽織った男が立っていた。

???「よう。やっと来たか。」
おりおり「なに?てめぇは誰だ?!」
レッド「俺はレッド。ま、仮名だけどな」

おりおり「お前は逆悪襲の幹部か?」
レッド「そうだ。俺は逆悪襲No.3の男さ。お前みたいなゴリラが勝てるか?」
おりおり「俺だけじゃねぇ!行け!クローン博士!」
クローン博士達「ユックリイィィィ!カイセツウウウウウ!!!!」

しかし。
レッド「そんな玩具がこのレッドに通じるか!はぁっ!」
そういいつつ、薬品のシャワーを完璧に回避してこちらに迫ってくる。
おりおり「まだだ!いけ!クローン助手ちゃん(?)!」
クローン助手ちゃん「ユックリイィィィ!センモンンン!!!!!」

助手ちゃん軍団が、一気に発砲する。
だがレッドは、この中でずば抜けて戦闘IQが高かった。
レッド「その弾、利用させてもらうぜ!」

レッドは、わざと博士たちの前に立ち、回避する。そうすると、
助手の弾がすべて博士に命中!博士はすべて壊れてしまった。
レッド「さぁ、玩具で遊んでる暇はねぇんだ。さっさと消えろ。」

レッドが二刀流日本刀を抜く。
そしておりおりのほうにとびかかってきた。
おりおり「ぬううう!」
死ぬ!そう思った時だった。

カキィン!

おりおり「…?!」
佐藤「ふう。。…間に合った…!構成員を全滅させて駆けつけたんだ。」
ただ、今の一撃を受けたことにより、電気自動車の左腕が切り落とされてしまったのだ。
佐藤「なんだこいつ…なんて凄まじいパワーなんだ…!」

レッド「へっ!雑魚が何人来たところで変わらん!さっさと死ね!」
レッドは、おりおりに向けて踏み込む。

しかし佐藤はそれを許さない。
佐藤「ごりゃあああ!」
あの少女にも放ったマッハ15のパンチを放つ。

だあああああああん!

しかし
レッド「面白くなってきたなあ!!」
びくともしなかった。それどころか狂気的な笑みを浮かべている。
今度は佐藤に向けて踏み込みを見せる。
気づけば、レッドは佐藤の目の前に飛び込んでいた。
レッド「まずはお前からだあああ!」
だがここで、さらなる援軍が到着する。

カンクン「おりゃああああふざけんなああああ」
カンクンは顔を真っ赤にしている。
その瞬間、カンクンの体がゴリラのような形に変形する。

カンクン怒髪天形態(ムキムキマッチョカンクン、解説バージョンカンクン)だ。

カンクンは、レッドに向けて拳を振るう。
さすがにこれはやばいと確信したレッドは、電気自動車から飛び降り、回避する。
しかしカンクンの狙いはこれではなかった。
そのまま落下の勢いを利用しておりおりドンキーを破く!
おり「おおおおおあああああ!」

さらに、そこに電気自動車とカンクンが吸収されていく。
さらに周りにあった博士達や助手ちゃんも…

この感じは…おり桐戦争の時にも……

そう、おりおりフェニックス通り越し、おりおりゼウス。

おりゼウ「お前に裁きを与えよう。」

「神のゴリラの力。受けてみろ」

おりゼウは、雷を発射する。
しかし、そんなもの、レッドの前では意味がない。

レッドはおりゼウを真っ二つに裂いてしまった。

決着はついた。

レッド「へっ!まぁまぁ楽しめたわ。じゃ、またねぇ~!」
そういいどこかに去ってしまった。

おりゼウから元に戻り、3人は元に戻った。だがやはり、部外者の博士や助手ちゃんたちは出てこなかった。

これで兵器はまた0だ。

おりおり達は、電気自動車の通常の車形態に乗っておりおり電気自動車に戻る。

そして作戦会議で、今度は大きいミサイルが飛んできたときに備えて、地下秘密基地を掘ろうと掘削屋ドンキーと採掘者ドンキーを呼んだ矢先のことだった。

ピンポーン

おりおり「ん?誰だろう…?」

そこに立っていたのは、CLだった。
しかし、前回とはずいぶん様子が違っていた。
前回のような殺気は感じられず、さらに左腕を折ったらしい。
おり「え…?なんで…生きてるんだ…?」
佐藤「ええ…?」

CL「前回はすまなかった。貴様たちはテロリストではなく、むしろ守ろうとしてくれた側だったんだな…なんと詫びれば…」

おりおり「許せるかぁああああ!!!ジャンを!ナイトを返せぇっ!!」
佐藤「あの緑のガキ連れてこい!一発ぶん殴ってやる!」

CL「申し訳ないが、それはできない、代わりに私を殴ってくれ。」

佐藤「おっしゃぁ〇してやらぁ!」
そういい、まずは右頬に殴りかかる。
CLは一切よける身振りを見せなかった。

ばこぉん!!!

おりおり族の怒りを乗せた拳を振るう。
カンクン「佐藤、やめてよ!もうそれでやめにしよう!」

佐藤「あ? お前も死ぬか?」
佐藤がドスの利いた声で脅す。
どうやら佐藤の怒りは本物のようだった。

佐藤「おりゃあ右腕も折ってやる!」

CLを突き倒し、その上に乗り、右腕に殴りかかる。

数分後

佐藤も怒りが収まったらしい。
CLはなぜか生きていた。
レッドもそうだがなんなんだこの異常なタフネスは…
そう思うおりおり。

CLは地面に頭をこすりつけ再び謝罪すると、本題に入る。

CL「今度、我々も会議に入れてくれないか?」

ここは人当たりがよく交渉上手なカンクンに入ってもらうことになった。
カンクン「ですが、我々はこれから地下秘密基地の建設に入ります。そのあとでもよろしいですか?」

CL「いつでも構わない。では、今日はお暇させていただく」

おりおり「よぉし、まずは地下基地からだ!難攻不落の要塞を築き上げるぞ!!」

一同「おー!」

次回 ハイテク秘密基地、完成。

お楽しみに!

(基本的にCLと博士の扱いは雑)


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