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【2024/02/28版】公式ルールブック


ゲームのルール

⭐️用意するもの

事前に組んだ山札(40枚、20ルールの場合は20枚)コインやサイコロ、またはそれに準ずる物。メモとペン。(スマホのアプリがおすすめです。)

⭐︎山札のルール
山札は40枚きっちりで組みます。(20ルールの場合は20枚きっちり)同じ名前のカードは、4枚まで投入可能です。(20ルールの場合は、2枚まで)

⭐️2種類のルール

このゲームには2種類のルールがあります。

①レギュラールール
山札が40枚のルールです。同名カードは4枚まで入れることができます。

②20ルール
山札が20枚のルールです。同名カードは2枚まで入れることができます。また、独自のサンサーラというルールがあります。


⭐️ゲームの領域



①場
⇒カードを場に出して、戦わせる場所になります。5つの「スポット」と呼ばれる領域があり、各スポットに1枚ずつカードを置くことが出来ます。原則、それ以上のカードを置くことは出来ません。(LVアップによる召喚などで、あるカードが他のカードの下に置かれている場合は、そのルールを無視します。)
②トラッシュ
⇒捨て札となったカードを置く場所になります。
③手札
⇒あなたの手札です。基本的にここにあるカードを使って対戦することになります。
④デッキゾーン
⇒あなたの山札を置く場所になります。
⑤消滅領域
⇒消滅したカードを置く領域になります。
⑥フィールド・カードゾーン
フィールドカードを置く領域です。全てのプレイヤーで1つのスポットを共有さるゾーンになります。新しいフィールドカードを出す時は、それまであった古いフィールドカードはトラッシュされます。
⑦スタック
架空の領域です。全てのカードは使用、効果の発動の際に一度このスタックというところに置かれます。スタックは上に積まれる形で置かれていき、1番上(最後)のカードの使用、および効果の発動から順に処理をしていきます。

⭐️カードの情報


①LV (レベル)
②名前
③攻撃力/体力
④イラスト
⑤カード・タイプ
⑥テキスト

①LV (レベル)…そのモンスターのLVを表します。0から4まであり、LVが1以上のモンスターは場に召喚する際、そのLVより1つ数値の低い場のモンスターに重ねる形でないと場に出すことが出来ません。この方法を、LVアップと呼びます。モンスター・カード以外には存在しないステータスです。
②名前…そのカードの名前になります。
③攻撃力/体力…そのモンスターの攻撃力と体力になります。各モンスターはその攻撃力分のダメージを、攻撃によって相手プレイヤーや、相手モンスターに与えることで勝負を進めていきます。代わりに、相手の使うカードや相手モンスターの攻撃力によるダメージで、そのモンスターの体力が減らされることがあります。体力が0点以下になったモンスターは破壊されて、トラッシュに置かれます。モンスター・カード以外にはありません。
④カードのイラストです。
⑤そのカードのタイプ(モンスターorスペルorフィールド、どの属性であるか、どの種族を持つか)などが書かれている欄になります。
⑥そのカードの特殊能力が書かれている欄です。

⭐️勝利条件

・ゲーム開始前に20ある相手のライフポイントを0にする
・相手のデッキが0枚の時に、相手がカードをドローする必要がある。(40枚ルールのみ)
・相手がサンサーラを行う際に、相手のトラッシュにカードがなく、デッキにカードを加えることが出来なかった時。(20ルールのみ)

どれかを1つでも満たすと、あなたの勝利です!

⭐️カードの種類


3種類あります。





モンスター

場に出して戦闘を行ったり、テキストに書かれた効果を使ったりします。

モンスターは使用後、場に残ります。

LV
カード名
攻撃力、守備力
属性、種族
効果テキスト

が各カードに書かれています。


スペル



使い切りのカード。
使用後はトラッシュに行きます。

スペルの中でも永続スペルというカードは、使用後トラッシュにいかず場に残って効果を発揮します。


フィールド



使用後は場に残ります。お互いのプレイヤーどちらか1枚しか場に出せず、2枚になる場合は先に出ている方がトラッシュされます。


⭐️ゲーム開始前


デッキの作成
⇒山札は40枚ぴったりで組む。同名カードは4枚までデッキに入れることが出来ます。20ルールであれば20枚ぴったりで組み、同名カードは2枚までです。

じゃんけんかコイントスで先行後攻を決めます。

互いにデッキを混ぜ、カットした後に
4枚引き、(後攻プレイヤーは5枚)引いたカードが気に入らない場合、マリガンを選択出来ます。

マリガンを選択したプレイヤーは、
手札を好きに並べ替えた上で山札の下に戻し、新たに4(後攻プレイヤーは5枚)枚引きます。

マリガンは1度しか行えません。
マリガンをしないプレイヤーはキープを宣言します。

全てのプレイヤーがキープとマリガンを完了した後、手札に【スターター】があるプレイヤーは、スターターの効果を適用します。スターターを適用された側は、カードを1枚引いても良い。スターター能力の適用は先行から行います。

※効果を持たないモンスターは、この時のみ、【スターター】を持つものとして扱うことができます‼︎

この過程を全て完了した後、先行からゲームを始めます。先行1ターン目のみ、攻撃が出来ません。また、【スターター】としてゲーム開始前から場にいるモンスターは、第1ターンは先攻後攻問わずに攻撃出来ません。

【スターター】の効果は、以下の通り。

【スターター】…ゲーム開始前にこのカードがあなたの手札にあるなら、あなたはこのカードを裏側であなたの場に出しても良い。そうした場合、ゲーム開始とともに、あなたはこのカードを表にする。

⭐️スタンドとダウン

スタンドとダウンは、各モンスターカードが場にいる時の状態になります。

スタンドは縦向き


ダウンは、横向きです。


スタンド状態のモンスターは、通常、攻撃やブロック、またはコマンド能力があればそれを使うことが出来ます。その際は、そのモンスターをダウンする必要があります。

ダウン状態のモンスターは、通常、攻撃やブロック、コマンド能力を使うことが出来ません。ターンプレイヤーのドローフェイズ時に、それの場にあるモンスターは、通常全てダウンからスタンド状態になります。

モンスターは場に出る時、基本はスタンド状態で出ます。

⭐️ターンの進行


ターンの進行は以下の通りです。



・ドローフェイズ


①ドローフェイズ開始時、ターン開始時の効果を適用
②ターンプレイヤーの場の全てのカードをダウンからスタンドにする。
③山札から1枚ドロー。出来ない場合、サンサーラを行う。

・メインフェイズ 




互いに、1ターンに1度の召喚権を取得。
(エンドフェイズまで残る。)
各プレイヤーは、召喚権を行使して、手札からモンスターを通常召喚出来る。その際、レベル1 以上のモンスターは、レベルアップが必要です。

レベルアップは、場のそのモンスターよりレベルが1低いモンスターの上に重ねる形で行います。レベルアップは、召喚行為に含まれます。

スペルフィールドの使用。
特に指定がない限り、何度でも行える。

ソウルを出す…あなたは1ターンに1度だけ、自身の手札から1枚を裏側で場に置いて、ソウルとすることが出来ます。ソウルは場のスポット1つ分を占有し、ソウルになったカードは、ソウル以外の機能を失いますが、場にある、属性や種族を持たないカードとして扱います。ソウルはソウルを用いたLV アップや、他のカードの効果に使用されます。基本的に、場から離れたソウルはオーナーのトラッシュに行きます。ソウルは、モンスターではないためブロックも攻撃も出来ません。また、自分の意思で、ソウルを場から離すことは出来ません。


・バトルフェイズ



このターンに場に出ていないスタンド状態の自分のモンスターを1体選び、ダウン状態の相手のモンスターか、相手プレイヤーを攻撃出来る。これはスタンド状態のモンスターが場に残っている限り、何度でも行える。

相手への攻撃の場合、攻撃モンスターの攻撃力分の点数のダメージを、相手に与える。ダメージを与えられたプレイヤーは自身のライフポイントをその点数分減らす。

攻撃されるプレイヤーは、自身が攻撃される場合のみ、スタンド状態の自分の場のモンスターをダウンし、ブロックを宣言することができる。宣言が成功した場合、攻撃モンスターとブロックをするモンスター同士でバトルを行う。

バトル…互いのモンスターは、自身の攻撃力分のダメージを、相手方の防御力に与える。これにより防御力が0以下になったモンスターはバトル終了後に破壊される。これによるダメージは、「戦闘ダメージ」と呼ばれるダメージになる。

・エンドフェイズ

①互いの場のモンスターの体力がダメージによって減少している場合、それらを全て回復する。
②ターン終了時の効果を発動する。クイックタイミング
③このターンを終える。

以降、これを繰り返す…

⭐️サンサーラ


サンサーラ
とは、「ターンプレイヤーのドローフェイズ時、ターンプレイヤーのデッキにカードが残っておらず、カードが引けない場合、非ターンプレイヤーが、ターンプレイヤーのトラッシュからカードを1枚選んで、表向きにして置くこと」

を指します。20ルール(山札が20のルール)でのみ適用可能です。これをすることで、そのターンは通常のドローを行ったことになります。

⭐️レベル1以上のモンスターの召喚方法

LV0のモンスターは他に制約がない限り、各ターンに各プレイヤーが持つ召喚権を1つ消費するだけで召喚することが出来ます。

一方で、

LVが1以上のモンスターの召喚には、3つの方法があります。

LVアップ…

場のモンスターの中から、召喚したいモンスターよりLVが1つ低いモンスターを選んで、召喚したいモンスターをその上に重ねる形で置くことによる召喚です。これによって、重ねられたモンスターはLVアップをしたことになり、重ねたモンスターは、LVアップにより召喚されたことになります。

ソウルによるLVアップ…

あなたは、あなたの場にあるソウルを出したいモンスターのLVと同じ数分重ねて、その1番上に出したいモンスターを置く形で召喚することも出来ます。これによる召喚は、LV アップによる召喚となります。

カラーマッチによる召喚…

召喚したいモンスターと、属性が1つでも重なるモンスターがあなたの場にある場合、そのモンスターの数が、召喚したいモンスターのLVの数値以上であるなら、カラーマッチを宣言することで、召喚をすることが可能です。これによる召喚はLV アップによる召喚ではありません。

⭐️ルール効果と能力効果


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 といったテキストで上下の単語が区切られている場合、上をルール効果、下を能力効果と呼びます。

ルール効果は、そのカードを扱う上でのルール上の効果になります。基本的に無視や無効化は出来ません。【スターター】はルール効果です。

能力効果は、そのカードのメインの効果になります。他のカードの効果によって、無視や無効化される場合があります。

それぞれに書かれている内容には、以下の様なものがあります。


【条件:〇〇】…〇〇を満たしていなければ使用できません。
【使用制限:同名カード/1ターンに〇回】…1ターン中に、同名カードは〇回しか使用出来ません。
【コスト:〇〇】…〇〇を支払わなければ使用出来ません。
【エイジ〇】…ゲーム開始後、あなたのターンだけ数えて〇ターンを経過していなければ、このカードを使用することは出来ません。
クイック…通常以外に、クイックタイミングと呼ばれるタイミングでも使用が可能です。

Dトリガー:何らかの理由であなたがダメージを受けた場合、あなたが望むなら: 以降に書かれた効果を即座に処理出来る。ここにある効果はDトリガーの効果としてのみ扱い、あらゆる他のものの効果として処理しない。複数のDトリガーが同時に発生する場合、順に1つずつ解決する。

(例えばそれがレジェンドであってもレジェンド・ルールの影響を受けませんし、属性や種族も持たないものの効果として扱います。)


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【常】…常在型効果。それが場にある間、発動し続ける効果になります。
【誘】…誘発効果。特定の条件を満たした時に自動的に(任意の場合もあります)発動する効果のことを言います。
【起】…起動効果。あなたのメインフェイズに、起動を宣言することで使用可能です。
【〇〇時】〇〇の時に発動する効果です。誘発効果の一種になります。

【コマンド:〇〇】
あなたのメインフェイズにそのカードをダウンすることで使用可能です。〇〇はコマンド名と呼ばれ、特定のコマンド名を参照するカードを使う際に用いること。起動型効果の一種となります。





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