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お部屋をもっと心地くするための4つの方法



ORIKAGO cafeへようこそ。店長のひかるです。

今回は、インテリアコーディネーターである中西八枝佳(やえか)さんの著書『ホテルのような居心地のよい部屋の作り方』を参考に、お部屋をもっと心地よくするための4つの方法というテーマでお送りします。

みなさんは、長くなったおうち時間をいかがお過ごしですか。「子供と過ごせる時間が増えた」、「趣味に没頭する時間ができた」などポジティブに捉えている方もいる反面、「家で過ごすことにストレスを感じる」「友人と会えずに辛い」など、ネガティブな感情を抱えている方も多いのではないでしょうか。

おうち過ごす時間が長くなった分、お部屋が自分にとって居心地の良い空間になっているかどうか、ストレスを感じないリラックス空間になっているかどうかは、多くの人にとって大事なテーマになってきていると言えますね。

インテリアコーディネーターでもある著者によれば、家具や収納、カーテンや照明など、インテリアの選び方や配置のちょっとした工夫によって、お部屋をもっと快適な空間に変えられると言います。

この動画では、本書で紹介されているお部屋を心地よくする20個のアイデアのうち、特に大事だと感じた4つのアイデアを厳選してご紹介します。動画を見て他のも気になるなと感じた方は、ぜひ本書も読んでみてください。

では、早速始めましょう。


①理想と現実を把握する

まずは理想と現実を把握すること。今まで行って良かったホテルの一室、テレビや雑誌で紹介された部屋など、住んでみたいな〜と感じる空間をまずはイメージします。また、インスタグラムやPinterest(ピンタレスト)で「インテリア」「ホテル」「部屋」などで検索して、理想の空間をピックアップしながら、具体的に自分自身がどの部分に心地よさや快適さを感じているのか書き出していきます。

意外に自分自身でもどんな空間に心地よさを感じるのか把握していないもの。壁紙の色や余白スペースの大きさ、照明やソファ、観葉植物や装飾品、など、色々な空間を観ながら自問自答することが大事なポイントです。

その上で、現実の部屋を見渡して、どこの部分が大きく違うのか、どこを改善すれば少しでも理想に近づくのかを、考えていきます。もちろん、完全に同じ空間にはできませんが、改めて理想と現実をギャップを把握することで、改善点が見つかり、自分自身が過ごしやすいお部屋づくりの第一歩となります。

②物が見えないようにする

2つ目は、物が見えないようにすること。家の中が散らかっていると、ゆっくりくつろげないな〜と感じるのは、誰しも経験があるのではないでしょうか。ただ、散らかっていなくても、部屋に物が多いだけで、実は人はなかなかリラックスしにくくなってしまいます。

それは、人は目に入る情報を無意識に処理するので、物が多いと脳に負担がかかってしまうため。なので、くつろぎたい部屋では、極力アイテムを減らすこと、特に普段座っているソファや椅子からの視野は、特に気をつけることをおすすめします。

いつか使うかもと思いながらあまり使われない生活雑貨は意外とお部屋にあるもの。そうした使用頻度の少ないアイテムを優先的に、棚への収納、おしゃれなかごに入れる、別の部屋に移す、など対処が必要です。またガラス扉で中が見えるときは、ガラスフィルムを貼って隠しましょう。

物を見えないようにするメリットは、くつろぎやすくするだけでなく、片付け面でも有効です。自然と使用頻度の多いものだけがお部屋に残り、その置き場所も決まってくるので、整理整頓されたお部屋を維持しやすくなります。

③好きを飾る

3つ目の方法は、好きを飾ること。先ほどの物を見えないようにする工夫をして、お部屋をシンプルな空間にした上で、好きなもの・おしゃれなものを飾って演出をします。

ホテルに入って『良い雰囲気だな〜』感じるのは、統一されたインテリアデザインに、さりげなく飾られた装飾品やアートによって効果的に演出された空間だから。自宅でもそうした空間を目指すことで、もっと快適に過ごせるお部屋がつくれます。

飾るアイテムも、自分が子供の頃に作った作品や楽しい記憶が蘇る思い出品、美しく目が奪われるものなど、自分好みのアイテムを選んで、精神的に癒やされたり落ち着ける空間にしていきましょう。

植物や写真、絵画など飾りたいアイテムが決まったら次は置き場所。普段座る椅子から見える位置など、やはり視線が留まる場所に置くのが効果的です。

④心地よい素材を選ぶ

4つ目の方法は、心地よい素材を選ぶこと。カーテンやソファを選ぶ時に、カラーやデザインは意識するけど、素材や手触りはあまり気にしていない、という方も多いのではないでしょうか。ただ五感のうち、触覚つまり手触りが人に与える影響は非常に大きいものです。

そのため、ソファやクッション、カーテンや収納アイテムなど、普段手に触れるものが、自分にとって心地よいものかどうか、確かめて選ぶことをおすすめします。

本書によれば、身の回りのアイテムが、肌に触れる感覚が心地よければ、人に対する態度も優しく変わるといいます。自分自身がリラックスするためにも、家族と良好な関係を維持する上でも、心地よい素材選びをして、お部屋でより快適に過ごせるようにしたいですね。

以上、お部屋をもっと心地よくするための4つの方法というテーマでお送りしました。ポイントをおさらいすると、次の4点になります。

①理想と現実を把握する、②物が見えないようにする

③好きを飾る、④心地よい素材を選ぶ

おうちで過ごす時間がリラックスできないと、作業がはかどらなかったり、ストレスが溜まったり、快適な生活が困難になります。自宅だからしょうがない・・と諦めてしまうのではなく、ぜひ理想の空間に少しでも近づけていきましょう。今回の動画がくつろげる暮らしに役立てていれば嬉しく思います。

本書では、他にも過ごしやすい空間づくりのヒントや片付けに関するアイデアが載っているので、関心のある方はぜひ読んでみてください。

最後までご視聴ありがとうございました。


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