新しい仮面ライダー

本日１２時、次の仮面ライダーが発表されました。
タイトルは『仮面ライダー０１（ゼロワン）』です。
AIが人間をサポートする中、そのAIたちを暴走させるテロリストと戦う仮面ライダーたちの姿が描かれて行く、とのことです。

「人と人でないものたちが共存する社会」というのは、東映の特撮番組では比較的昔から語られて来たテーマの一つです。
たとえば『がんばれ！　ロボコン』では、人間の住む街に同じようにロボットたちが住んでいて、そこで彼らの繰り広げる日常が描かれて行きます。
また、『人造人間キカイダー』などでも、人造人間であるジローと人間であるエリとの恋愛がさりげなく示唆されたりしていました。
そして次の仮面ライダーでは、AIが普通に人中に混じる世界での物語が描かれようとしています。

現実の私たちの傍にあるAIはまだ肉体を持たず、スマホやパソコンの中にいて、私たちのアシストをしてくれる存在です。
ですが一方では、『ロボコン』の時代から考えると、はるかに東映が描いて来た世界に近づいて来た、とも言えるのではないかと思います。
そんな現実世界をベースに、はたして仮面ライダー０１はどんな物語を奏で、どんな世界を描いて行くのか。
すごく楽しみです。

それともう一つ。
仮面ライダーたちのデザインが、比較的シンプルなものになったのも、うれしいかなと個人的には思います。
特に、主人公の０１は、とてもシンプルでかっこいいと感じました。
色が黄色なのも、いいなと思います。

そんなわけで、９月１日を楽しみに待ちたいと思います。