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プロット作り

先日からは、有料で請け負った作品のプロットを作っていました。
といっても、これが『プロット』と言えるものなのか、実はよくわからないのですが。

オリジナル作品を書く時は、だいたいキャラクター作りから入ります。
昔は、いつの間にか頭の中にキャラクターたちが住み着いて、その日常が頭の中に浮かんで来て、それをイラストにしたり、文章で書いて表のような形に起こしたり、というのがフツーでした。
そのあと、話のざっくりしたあらすじを作って、そのあらすじに従って章立て・パート分けをして、各章・各パートのあらすじを作るといった感じでした。
で、あとはそのあらすじに沿って書くだけです。
細かい部分は、勝手に頭の中でキャラクターたちが動いているのを書き写すだけなので、基本、私はなんにも考えずに書いていました。
ただ、ファンタジーの場合は、舞台になる世界の設定を、微に入り細に入り、がっつりやりましたけれどもね。

ともあれ、そんな感じだったので……プロットと呼ばれるものがどのあたりのことなのか、実はよくわかっていないのです。

ただ、近年はキャラクターたちの動きが頭の中に浮かばなくなって来たせいもあって、あらすじを元にして、セリフとト書きで構成されたシナリオのようなものを作って書くことをするようになりました。
で、私にとっての『プロット』は、このシナリオのことなのです。

ちなみに、このシナリオもどきは、自分が好き勝手に書くオリジナル作品よりも、有料で請け負う作品の時の方が、役に立ちます。
たとえばPBWの場合、参加PCさんたちが書いてくれたプレイングを元にリプレイ小説を書き起こすわけですが、誰と誰がどう絡んで、どこでどのセリフを言うか、どんな行動をするかをまずシナリオ方式で書いて行くと、その段階で半分、いえ、6、7割は形ができるので、とても便利です。
今回請け負っているのはPBWではないですが、一応、基本的な出来事の枠組みはあるので、シナリオ方式で書くと全体が見えやすいかな……と思いまして、そういう形でプロットを作ってみました。

執筆を始めるのは年が明けてからの予定ですが、これを元にして書いて行けば、かなり楽かな……とは思います。

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